「英・日・伊が将来戦闘機計画についての条約に署名する」(Sputnik International・RFI)

「英・日・伊が将来戦闘機計画についての条約に署名する」(Sputnik International・RFI









(UK, Japan, Italy Sign Defense Agreement to Develop Stealth Fighter: Sputnik International)

https://sputnikglobe.com/20231214/uk-japan-italy-sign-defense-agreement-to-develop-stealth-fighter-1115569572.html





英・日・伊、ステルス戦闘機開発のための防衛協定に署名する





2023年12月14日 06:45 GMT







© Flickr / mrgarethm





モスクワ(スプートニク)-イギリス・イタリア・日本は、超音速能力を持つ最先端のステルス戦闘機を開発するための軍事計画・グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)に含まれる国際協定を締結した。同機の運用は2035年迄に始まる予定だ。木曜日、英国防省が明らかにした。





「イギリスは、超音速能力を持ち最先端の技術を備えた革新的なステルス戦闘機の開発を目的とした将来の戦闘航空プログラムについて、日本・イタリアと国際条約を締結した。…この戦闘機の機体は、2035年までに空に飛び立つ予定であり、次世代技術の活用を目指している」と、同省は声明で述べた。



この超音速ステルスジェット機には、現行のシステムよりも1万倍多いデータを提供できる「強力なレーダー」が装備され、「戦闘に勝利する優位性」を提供すると声明に書かれている。



プログラムに含まれる共同開発段階は2025年に始まる予定だと、同省は付け加えた。



グラント・シャップス英国防相は、同日午前に東京で木原稔・日本防衛相やグイド・クロセット伊国防相と会談した。防衛協定の署名はGCAPプログラムの正式な発足から1年に当たり、「この次世代戦闘機の開発における前向きな展開」を強調したと、声明に書かれている。







軍事

露ロステック社が初めてSIPRI[ストックホルム国際平和研究所]の武器製造業者トップ100社に選出される

12月4日、11:59 GMT






これに先立ち、ロシアの国営企業ロステックは、ロシアが新世代PAK DA(長距離飛行のための将来航空複合体)爆撃機を試験するための検査装置の作成についての科学的作業を完了したと発表した。この新型爆撃機はツポレフが開発しており、2027年に就役する予定だ。ロステックによれば、この爆撃機の開発にはレーダーステルス技術が幅広く活用されている。





軍事 連合王国(イギリス) 日本 イタリア 英国防省 ロステック











(Royaume-Uni, Japon et Italie signent un traité sur leur programme du futur avion de combat: RFI)

https://www.rfi.fr/fr/europe/20231215-royaume-uni-japon-et-italie-signent-un-trait%C3%A9-sur-leur-programme-du-futur-avion-de-combat





英・日・伊が将来戦闘機計画についての条約に署名する





イギリス・日本・イタリアは戦闘機開発を目標とするプログラムを作成するための国際条約に署名した。これはフランス・ドイツ・スペインが開発する将来戦闘機「Scaf」に競合する事業だ。





発表 2023年12月15日 18:31







2023年12月14日、東京の防衛省で行われたグローバル戦闘航空プログラム(GCAP)の調印式後に握手するグラント・シャップス英国防相(右)、グイド・クロセット伊国防相(左)、木原稔・日本防衛相。 AFP - DAVID MAREUIL





記者 RFI






これは航空史上前例の無いことだ。イギリスが日本と協力して戦闘機を開発する。イタリアもこの冒険に参加するが、この3者提携は何よりも既に構想中の2つの事業―英「テンペスト」と日本のF-X―の融合だ。





これから各国議会は、10年後に試作機を飛ばすために2025年には開発段階を始められるよう、この条約を批准することになる。



この航空機はステルス性能を持つ第6世代のいわゆるウルトラ・コネクテッド機だ。この機体は現行のシステムの1万倍のデータを提供できるロールス・ロイス製エンジンを備えたレーダーを搭載する。またスコープ・ステートメントによれば、この機体は超音速になる予定だ。



グローバル戦闘航空プログラムと呼ばれるこのプログラムはイギリスに本部を置き、英BAEシステムズ社、欧州のミサイルメーカーMBDA社、伊レオナルド社、日本企業・三菱と提携する。



まだ不明なのは、この将来の機体が現在イタリア・日本・イギリスが主に配備している米F-35と相互運用できる能力だ。





►これも読む:日本・イギリス・イタリアが新世代戦闘機を開発へ[投稿者の和訳





同じテーマについて続けて読む

イギリス 日本 イタリア 航空 防衛









(投稿者より)



イギリスにはロンドンシティがあります。イタリアはバチカンのお膝元です。日本はDSのために円を世界にばら撒いています。



次世代戦闘機が米日の枠組みでも欧日(つまり、独仏日)の枠組みでも無く、英伊日の3国連合となったことは興味深いです。



戦闘機が就役する頃にはDSの掃討は終わっているはずなので、開発は出来ても活躍は出来ないかも知れません。世界平和のためにはその方が良いのでしょうが。