「宮古島沖で陸自ヘリが事故、師団長など10人が死亡・行方不明」(Sputnik日本・BBC NEWS JAPAN)
(Sputnik日本)
https://sputniknews.jp/20230406/15578783.html
日本 沖縄・宮古島周辺で陸自ヘリが行方不明 部品や多数の破片が見つかる ヘリには陸自第8師団長が搭乗か
2023年4月6日, 18:21
© 写真 : Public domain/Los688
日本では6日午後、沖縄県の宮古島周辺で飛行していた陸上自衛隊のヘリコプターが行方不明になったことが分かった。日本メディアが防衛省関係者の話を引用して報じている。
行方不明のヘリは「UH60」。同機には隊員約10人が搭乗していた。海上保安庁によると、同日午後4時40分ごろ、宮古島市の宮古島空港から北西に約18キロの海上で、同機の機影がレーダーから消えたという。
同省関係者によると、そのヘリは熊本県の高遊原分屯地所属のもので、当時、航空偵察を行っていたという。
海上保安庁によると、午後6時10分頃に現場海域で複数の巡視船で捜索を開始したが、現在のところ、手がかりはみつかっていない。岸田文雄首相は午後6時45分頃、記者団に対し「状況は防衛省で確認中だ。いずれにせよ人命救助最優先で取り組んでいく」と述べた。
その後、海上保安庁の巡視船がヘリのローターのようなものを回収したことがわかった。また同庁は、行方不明のヘリのものとみられる部品や多数の破片を発見。現場周辺の海域では油が浮遊しているという。
ヘリには陸上自衛隊の坂本雄一第8師団長も搭乗していたとみられている。坂本師団長は3月末に熊本・宮崎・鹿児島の3県を管轄する第8師団の新しい師団長に着任したばかり。
災害・事故・事件 国内 自衛隊
(BBC NEWS JAPAN)
https://www.bbc.com/japanese/65210202
10人搭乗の陸自ヘリ、宮古島沖で消息不明 機体の一部など発見
2023年4月7日
EPA
消息不明となった陸自ヘリコプターと同型の機体(資料写真)
沖縄県・宮古島周辺で6日午後、陸上自衛隊の隊員ら10人を乗せたヘリコプターが消息を絶った。防衛省が同日、明らかにした。海上に墜落した可能性がある。
同省などによると、捜索活動中の6日、ヘリの一部と思われる浮遊物が見つかった。
陸自トップの森下泰臣陸上幕僚長は同日、「航空事故と概定した」と東京での記者会見で述べた。
消息不明になったのは、「ブラックホーク」として知られる多用途ヘリ「UH60JA」。プロペラの羽根は4枚で、エンジンを二つ搭載している。
未使用の救命ボートなど発見
防衛省などによると、ヘリは宮古島周辺を調査目的で飛行中、午後3時55分ごろに同島付近のレーダーから航跡が消えたという。
共同通信によると、付近の海域を捜索していた海上保安庁の巡視船が午後6時50分ごろ、「陸上自衛隊」と書かれた救命用ボートを発見、回収した。折り畳まれたままだったという。
また、油や回転翼の一部とみられる物体なども見つけたという。
宮古島は台湾の東約400キロメートルに位置し、陸上自衛隊のミサイル部隊などが駐屯している。
Reuters
消息不明の陸自ヘリの一部とみられる物体が海上で発見された(6日)
(英語記事 Debris found in hunt for missing Japanese helicopter)
関連トピックス 航空事故・異変 軍隊 日本 アジア
(BBC NEWS JAPAN)
https://www.bbc.com/japanese/65295744
陸自ヘリ事故、海底で機体と5人発見 うち2人の死亡確認
2023年4月17日
EPA
消息不明となった陸自ヘリコプターと同様の機体(資料写真)
沖縄県・宮古島周辺で陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶った事故で、捜索活動に当たっているダイバーらが16日、現場周辺の海中で機体の一部と、乗っていた10人のうち5人とみられる姿を発見した。うち2人が引き揚げられ、死亡が確認されたと国内メディアは報じた。
「ブラックホーク」として知られる多用途ヘリ「UH60」は6日午後4時前、宮古島周辺を飛行中、レーダーから機影が消えた。周辺状況を調査中だったとされる。
直後から現場海域では捜索・救助活動が続けられており、これまでにヘリコプターの機体の一部と思われる浮遊物などが見つかっている。
ヘリコプターは回転翼の羽根が4枚で、エンジンを二つ搭載していた。
海中に落下した正確な原因は不明。偶発的な事故とみられると、国内メディアは報じている。
同機には、陸上自衛隊の坂本雄一・第8師団長(陸将)などが搭乗していた。
(英語記事 Bodies from missing Japanese army helicopter found)
関連トピックス 航空事故・異変 軍隊 日本 アジア
―参考―
- 陸自ヘリ事故 機体の一部と隊員とみられる5人を発見(Sputnik日本)[2023.4.16]
- 陸自ヘリ事故、隊員とみられる1人が新たに発見(Sputnik日本)[2023.4.19]
(投稿者より)
第8師団長が現地視察中のヘリで事故は発生しました。第8師団は熊本に司令部を置きますが、琉球諸島に有事があった際には那覇の第15旅団などと共に部隊を展開する役割を担っています。今回は、新任の師団長が現場を把握するための視察だったようです。
丁度これに前後して中国海軍が台湾島を取り囲むように演習を実施し、その一部は宮古海峡を通過して沖縄東方沖の公海に展開していました。演習は、今月上旬に台湾総統が中米歴訪の後に立ち寄った米国本土で米下院議長と会ったことへの対抗措置でした。
ウクライナの国を乗っ取りロシアを挑発して紛争を起こした戦争屋の勢力が台湾海峡でも戦端を開こうとしている。去年8月のペロシ氏訪台はその一環だった。そのような話は以前からありました。
今回の件は中国側がヘリを撃墜したという説があります。その一方で、自衛隊が自らの手でヘリを沈めたのだという声も聞きました。米国のように(中国も同じかも知れませんが)、日本でも私たちの見えない所で戦争屋と反戦争屋の勢力が暗闘を繰り広げているのかも知れません。
戊辰戦争や西南戦争の時もそうでしたが、時代が動くときには多くの方の命が不意に失われるようです。亡くなられた方々の御冥福をお祈り致します。