日本:フクシマの水は海底トンネル経由で海中放出へ (RFI)

日本:フクシマの水は海底トンネル経由で海中放出へ (RFI)









(Japon: l'eau de Fukushima sera déversée dans l'océan via un tunnel sous-marin: RFI)

https://www.rfi.fr/fr/asie-pacifique/20210826-japon-l-eau-de-fukushima-sera-d%C3%A9vers%C3%A9e-dans-l-oc%C3%A9an-via-un-tunnel-sous-marin





日本:フクシマの水は海底トンネル経由で海中放出へ





発表 2021年8月26日 11:36・更新 2021年8月26日 11:38







この日本人たちは福島の大事故による立入禁止区域内で再会した。2021年8月2日、大熊町にて。© Yasuyoshi Chiba, AFP





RFI






8月25日水曜日、事故に遭った福島原発を運営する東電は、2011年に日本を襲った地震と巨大津波に被災した原子炉の冷却作業により発生した、100万トンを超える汚染水を海洋に放出する意向を表明した。東京では既に4月、これらの水を2023年から少しずつ海に放出することを決めていたが、今回の新しい発表は福島の漁民や近隣諸国の怒りを招いている。





報告 RFI東京特約記者、フレデリック・シャルル



福島原発の水は、トンネルのような幅2.5mの海底配管により太平洋に放出される[投稿者の和訳。長さは約1kmで、汚染水が海岸に戻らないようにするのに十分だ。



福島の漁師たち[投稿者の和訳はこの放出案に反対だ。彼らは既に自分たちの魚の評判を貶められている。東京の市場では、彼らの魚は他県の魚よりも3割安く売られている。



さらに、中国とロシアはこの日本の決定を批判し、また、韓国は国際海洋法裁判所に不服を申し立てることを検討している。



福島の1000基の貯水タンクの貯蔵能力は2022年の夏までに限界に達しそうだ。国際原子力機関IAEA)の監督下で、数回濾過された発電所の水の放出が2023年に始まることになっており、これには少なくとも30年掛かる予定だ。



水処理システムでは全ての放射性核種が除去できるが、トリチウムだけが現在の技術では除去できない。しかし、ウッズホール海洋研究所の米国人科学者ケン・ビュッセラー氏によると福島の水には炭素14も含まれており、この別の放射性同位元素は海底堆積物の一部になる。





原子力産業は世界中で、トリチウムを含んだ水も海に放出している。





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―参考―