政治危機の中にある日本で、年末に解散総選挙(RFI):阿修羅♪

政治危機の中にある日本で、年末に解散総選挙(RFI):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/12/senkyo138/msg/841.html





(Le Japon dans la crise politique, des élections législatives anticipées en fin d'année : RFI)

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20121114-le-japon-crise-politique-elections-legislatives-anticipees-fin-annee





日本−記事発表:2012年11月14日水曜日−最終更新:2012年11月14日水曜日



政治危機の中にある日本で、年末に解散総選挙



記者 RFI





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野田佳彦・日本首相。

REUTERS/Yuriko Nakao






予想されたように、首相がこの金曜日に衆議院を解散した場合、日本で12月16日に解散総選挙が実施されることになる。この発表は与党幹事長からあった。この解散総選挙の戦いは、与党民主党(PJD)に、ということは、野田佳彦首相に手痛い敗北をもたらすに違いない。





報告 RFI東京特約記者、フレデリック・シャルル



日本の政界は完全に麻痺している。福島の事故以降、国民は政治家や全能の官僚を全く信用しなくなった。原発事故の深刻さについて、国民はまんまと騙された。



首相を次々と変えることで、国民は仕返しをしている。野田佳彦氏は、この6年で6人目だ。国会の解散を決めたことにより、野田氏は自分の死刑判決に署名した。野田氏の中道左派政党は、半世紀以上にわたる保守政党の支配を終わらせるだろう。それだけが功績だ。



しかし3年間、何も変わらなかった。必要とされていた、日本の経済・社会の構造改革を押し通す能力は、野田首相の政党になかった。政治家・官僚・大企業・既製メディア・福島の事故の主たる責任者たちから成る共謀のシステムのために、日本の他の経済・社会の部門は壊死が進んでいる。



そして、今のところ、四半世紀続く日本の衰退を止めるための政治的な意思は、何一つない。







(投稿者より)



RFIサイトに掲載された記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。



「政治は麻痺」「経済・社会は壊死が進んでいる」、いまの日本の情勢をクリアな目で見たとき、記者が伝えるような寒々とした景観が広がっているのでしょうか。3年前、2009年マニフェストを引っ提げた民主党が勝利したとき、世の中は良くなると思いましたが、あの高揚した期待感は何だったんでしょうか?



国民は見事に裏切られたわけです。



ただ、「四半世紀続く日本の衰退を止めるための政治的な意思」はあるのですから、その価値を信じ、育て、実らせる努力をすべきなのでしょう。それが12月に間に合うことを祈るばかりです。