中国:日本人の北京マラソン応募が最終的に認められた(RFI):阿修羅♪

中国:日本人の北京マラソン応募が最終的に認められた(RFI):阿修羅♪
http://www.asyura2.com/12/china3/msg/334.html





(Chine: les Japonais finalement autorisés à participer au marathon de Pékin : RFI)

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20121111-chine-japonais-finalement-autorises-participer-marathon-pekin





中国/日本−記事発表:2012年11月11日日曜日−最終更新:2012年11月12日月曜日



中国:日本人の北京マラソン応募が最終的に認められた



記者 RFI





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参加者は北京マラソンのウェブサイトから申し込みが可能だ。

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北京マラソンへの日本人の申し込みは、最終的に可能となるだろう。日刊紙・朝日新聞によれば、申し込みフォームに日本の国籍が再び挿入された。かくして、主催者は前言を撤回した。来る11月25日の競技に日本人アスリートが参加することは、昨日11月10日土曜日現在まだ禁止されていたが、その理由は、東シナ海上の領土をめぐる日中両政府間の紛争だ。





報告 RFI北京特約記者、ステファン・ラガルド



11月10日〜11日の夜間、「日本国籍」のボックスが北京マラソンのオンライン申し込みフォームに復活した。日本列島から来るランナーたちは、この木曜日から既に申し込みを済ませた26000人に加わることが可能になる…少なくとも、書類上は。というのは、これは表面上のことで、日本のランナーたちは、脚を震わす事態になるリスクを背負っている。



いずれにせよ、大会当局が仄めかしたところでは、表向きは、この禁止措置は保安上の理由から決められた。この9月以降、中国を支持するデモはかなり沈静化したが、両国が主権を主張する釣魚/尖閣諸島をめぐる紛争のために、日本人に敵対する中国の姿勢は続いている。



中国自動車工業協会は金曜日、日本車の販売台数が59.4%落ち込んだと報告した。中国の首都で開催されるこのフルマラソンに、例年スポンサーとなってきた、キヤノンなどの日本企業は参加を見合わせている。



同じことは他にも、先月のツール・ド・北京のスポンサーにあった。その時は、主催者はペダルを逆に漕ぐことをせず、シマノチームのサイクリストたちがスタートラインに出ることはなかった。自転車はダメだったが、スケートは良かった。11月の初め、日本人スケーターたちは厳重な護衛の下、フィギュアスケート中国杯に参加できた。







(投稿者より)



RFIサイトに掲載された記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。



日本を排斥する動きが中国各地で見られるようです。詳細なあれこれは経済誌などが伝えていますが、これは第三国人から見た端的なレポートということで、お読みいただければと思います。



現在の日中関係を1920〜30年代とダブらせる指摘を、どこかで読みました。確かに、日本企業が中国市場に活路を見いだそうとする点も似ています。ドイツが中国に持っていた権益を日本が引き継いだことが、中国人のプライドを傷つけたことを、中国は前面に押し出しました。一方、中国は日本を侮り馬鹿にしているとの認識が、日本国内で広まっていました。軍閥が割拠し、共産党勢力の勃興も見られた不安定な中国情勢の中で、日本が上海に滞留する居留民を保護する目的で大陸に派兵したことが、日中戦争の泥沼の直接の始まりでした。



伝わってくる動きが一時的なものならばいいのですが、今後の情勢によっては、日本は中国から退くことを考えた方がいいのかもしれません。