日本の津波復興資金が「間違って使われた」(BBC):阿修羅♪

日本の津波復興資金が「間違って使われた」(BBC):阿修羅♪
http://www.asyura2.com/12/senkyo138/msg/210.html





(Japan tsunami reconstruction money 'misspent': BBC NEWS Asia)

http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-20150364





2012年10月31日最終更新14:53GMT



日本の津波復興資金が「間違って使われた」





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地震の片づけ作業に当たられた資金の少なくとも4分の1が、全く関係のない事業に使われた

(写真が動画記事のリンクになっています。クリックするとご覧になれます。:投稿者)






日本では、2011年の地震津波の復興に当てられる予定だった予算が、関係のない事業に使われたことが、会計検査院の検査で見つかった。



沖縄の道路、日本で最も高い建築物の広告キャンペーン、調査捕鯨支援などの事業資金に、1500億ドル(930億ポンド)の予算が使われた。



この大災害のために、325,000人ほどの人々が18カ月も住居を追われたままだ。



一部の地域では、復興作業が実施中にあると報じられている。



2011年3月に東北地方を襲った津波地震のために、19,000ほどの人々が死亡・行方不明となっている。



政府は、被災地の復興目的の予算として、数次にわたる補正予算を承認してきた。



しかし、報道によれば、日本経済の再生を促進しうるなどの点に基づき、関係ない事業に資金が使われていることを、会計検査院は示した。



日本の復興の取り組みの早さについて問題が提起されたとき、この検査結果が出された。



半数近くの家屋が破壊された漁港の街、陸前高田氏の久保田崇・副市長は、破壊された市街地では「新しいビルはまだ1軒も」建っていないと、AP通信社に語った。



「この19カ月、基本的には主だった変化はない」と、同副市長は語った。



月曜日、野田佳彦首相は国会で、諸問題に取り組むことを約束した。



「復興予算の使途について、様々な批判がなされている」と、同首相は語った。



「私たちは、被災地の復興に合致したものを最優先にせよと求める声に、真摯に耳を傾けなければならない。この大災害により被害を受けた地域が真に必要とする予算項目に、適切に資金を供給し、他の項目は厳格に絞り込んでいきたい。」」





分析



ルーパート・ウイングフィールド・ヘイズ

BBCニュース・東京





外部の人間から見て、この話で最も驚くべきことに、恐らく、日本ではこの問題で騒動が発生していない。先週、会計検査院から発表があったとき、日本メディアはこれをほとんど報道しなかった。



このような非難の検査結果が、もし米国やイギリスで発表されたなら、メディアや野党が怒号を上げることは想像できる。



日本の野党指導者は、これは「無責任だ」と言っただけだ。国民の大部分は肩をすぼめているようだ。



人々は長い経験から、政治指導者にほとんど期待しないことを学んでおり、指導者たちへの失望はほとんどない。この数十年、日本の政治は「補助金」で動いてきた−政治的な支援の見返りに、政府の資金が配分された。津波の予算の間違った使用はこのパターンに当てはまる。



勿論、自分の町の復興が始まることをじっと待っている、津波によって荒廃した沿岸の人々は、これに安らぐことはほとんどない。











(Japan tsunami reconstruction money 'misspent': BBC NEWS Asia)

http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-20150778





2012年10月31日最終更新16:06GMT



日本の津波復興資金が「間違って使われた」





http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-20150778

(リンクをクリックすると、動画記事がご覧になれます。:投稿者)





日本では、2011年の地震津波の復興に当てられる予定だった予算が関係のない事業に使われたことが、会計検査院の検査で判明した。



沖縄の道路、受刑者の職業訓練コンタクトレンズ工場の補助金に、1500億ドル(930億ポンド)の予算から資金が使われた。



ルーパート・ウイングフィールド・ヘイズが東京から報告する。











(投稿者より)



BBCサイトに掲載された記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。



イギリス政府がチャーター機を香港と往復させて、在日イギリス人を次々と逃がしている間、BBCは世界中の記者を日本に集めてチームを作り、被災地の状況や避難民の暮らしを追い続けました。記者もその一人でした。



被災地に寄り添う姿勢を、記事は明確に示しています。



記事は「間違って」"mis-"と伝えており、「不正」の文字は出てきません。しかし、このお金は、復興のために増税までして国民から集めたお金です。



「被災地から3000キロ離れた沖縄の道路建設、東京の官庁庁舎の改修、東京スカイツリーの観光PR、論争となっている捕鯨の支援」などの事業にお金が使われたと、動画記事で記者は伝えています。国民は、怒りを通り越して呆れているのです。どれだけ呆れているかは、次の選挙で分かるでしょう。