日本政府は消費税増税法案に合意する(BBC):阿修羅♪

(日本政府は消費税増税法案に合意する(BBC):阿修羅♪)

http://www.asyura2.com/12/hasan75/msg/506.html





(Japan government agrees sales tax hike bill: BBC)

http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-17558479





2012年3月30日金曜日最終更新03:53GMT



日本政府は消費税増税法案に合意する





諸計画に基づいて、政府は税収を増やすために、2015年までに消費税を2倍にする。





日本政府は、債務を削減し、高齢化に伴って上昇する福祉財源を確保するために、2015年までに消費税を2倍にする法案を承認した。



野田佳彦首相は、日本で消費税と呼ばれる税の税率を、5%から10%に上げたいと考えている。



同首相は、この措置が日本の困難な財政に取り組む鍵だと語る。



しかし、法案は国会の決議を得る必要があり、国会では、野党が主導する参議院と与党内部という、双方との対決に直面している。



過去にも何人かの首相が消費税増税の考えを提示したが、この構想への有権者の評価はかなり悪い。



内閣は2月に法案の概要を承認したが、それ以降の交渉は難航していた。



与党・民主党と連立を組む小政党・国民新党は、この問題の棚上げを強く求め、野田氏も自党内の会派からかなりの反対を受けている。



しかし、首相は、6月に終わる今会期内で法案を成立させたいと語る。



法案には全閣僚が署名し、まもなく国会に提出されると、NHKは報じている。



「前途は非常に多難だが、確実な社会保障と政府財政の立て直しのために、速やかな法案成立に向け一層の努力をしたい」と、安住淳財務相は語った。



政府の計画では、消費税は2014年4月には8%に、2015年10月には10%に上がる。



日本では、2060年までに人口の40%が退職者世代となることが予測されている。つまり、わずかな数の勤労者でかなり数の退職者を支えるようになる、ということだ。



政府は、急増する社会保障費用の財源確保を今から始めなければならないと語る。





(投稿者より)



BBCサイトに掲載された記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。



消費税増税については、先日の郵政改革についての動きと絡めて、次のようなコメントがBBCの別の動画記事にありました。「増税は必要だが、財政赤字の問題も大きいので、復興財源は消費増税で賄うべきだ。橋本元首相の考え通り、サービスを高め、財務基盤を強化するために、郵政は完全民営化すべきだ。直面する財政破綻を回避するために、財政状況の立て直しが必要なのだ。」



(Tokyo may sell Japan Post shares: BBC)

http://www.bbc.co.uk/news/17558358



その一方で、BBCは数カ月前に、国民に負担を強いる前に、まず政府自らが身を切るべきだとの、日本国民の考えを伝えた上で、「消費増税は不可能」とのコメントを紹介しています。



(日本は、反対が強まる中、消費税増税を遅らせる(BBC):阿修羅♪)

http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/551.html



私個人の見方としては、消費増税は無理と見ます。菅政権以降、民主党政権は何一つ、具体的なことを成し得ていません。今回も同じと思います。



何よりも、2060年の話を持ち出すところに作為を感じます。国の形が変わるのです。国民の生活様式も、当然変わるでしょう。その変化に対応すべきです。4割を残りで支えることなど、不可能です。これは、ちょっと考えれば分かることです。思考の枠組みから変える必要があるはずです。



しかし、政府は、あくまでも現状をいつまでも維持することしか考えていないようです。思考が硬直しているのか、国民を騙そうとしているかのいずれかだろうという見方を、私はしています。うがった見方でしょうが。