「南京事件をめぐる河村市長の発言を中国が非難する」(BBC・RFIの記事より):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/12/china3/msg/115.html









(China complains over Japanese mayor's Nanjing comments: BBC NEWS ASIA)

http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-17125934





2012年2月22日最終更新14:38GMT





南京をめぐる日本の市長の発言に、中国が苦情を述べる





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河村氏は2009年4月、名古屋市長となった。





南京大虐殺はなかったと政治家が主張したことを受けて、中国外務省は日本に対し、公式に苦情を申し立てた。



南京もまた、発言を行った河村たかし氏が市長を務める、姉妹都市・名古屋との関係を中断した。



朝日新聞によれば、同氏は「一般的な戦闘はあったが、南京事件のようなことは何もなかったと信じている」と語った。



1937〜1938年の冬に、この虐殺で最大300,000人が殺されている。



この残虐な行為は、いまだに両国間のしこりとなっている。今年、両国は外交関係の再開40周年を記念する。



河村氏の発言は、名古屋から南京を訪れた代表団へのものだった。



同氏は、1945年に南京に駐留していた父親が、中国人住民によくしてもらったと語った。



朝日新聞は、2009年9月の会合でも、河村氏は同様の発言をしたと報じた。



日中関係は、第二次世界大戦終結し、日本が中国の一部への占領を終えて以降、大荒れとなっている。



南京大虐殺は、領土紛争・戦争賠償とともに、日中関係を妨げる障害であり続けた。



事件の犠牲者数は資料によって異なり、300,000人を上限とするあらゆる数字が挙げられている。













(La Chine accuse le Japon de minimiser le massacre de Nankin: RFI)

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20120222-La%20Chine%20accuse%20le%20Japon%20de%20minimiser%20le%20massacre%20de%20Nankin





中国/日本−記事発表:2012年2月22日水曜日−最終更新:2012年2月22日水曜日




日本は南京大虐殺を過小評価していると、中国が非難している





記者 RFI






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南京大虐殺記念館。1937年の南京の戦いでは、中国の人々が日本軍によって殺害・暴行された。

Getty Images

中国江蘇省南京市





名古屋市長の発言を受け、日中二国間の緊張を再び強める論争が起きている。スピーチの中で、市長は、南京大虐殺の規模について、中国側と相反する見解を示した。南京大虐殺は、日中関係史の陰鬱なエピソードだ。1937年、日本軍によって200〜300,000人が虐殺された。この中華帝国の国内では、このドラマの記憶はいまだに生々しく、そのため、中国当局は厳しい反応を示した。





また、中国はすでに、隣国日本に厳重な抗議を伝えている!中国を怒らせたのは、名古屋市長が使った「通常の戦闘行為」という表現だ。この一言で、虐殺の本質は否定できる。市長がこの見解を表明したのは、南京からわざわざやってきた代表団の前だった。



激怒した代表団は、今日、「史実を否定したもの」と語っている。結果として、南京市は名古屋との関係を終わらせることにした。南京市と名古屋市は、1978年から姉妹都市だった。



さらに、中国の中央政府もこれに加わった。中国政府は外務省の発言として、南京市の決定を「理解し支援する」と語っている。中国メディアもやはり、一般国民の怒りの声を中継している。



南京大虐殺」の否定をテーマとして、この数年、日中両国間で論争が繰り返されている。日本の学者たちの間では、死者の数と虐殺の背景について、活発な議論が行われている。



いずれにせよ、すでにかなり複雑となっている日中両国の関係に、この論争は毒を盛る形となった。今年、日中両国は関係正常化40周年を記念するとしてもだ。









(投稿者より)



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