電力不足に脅かされる日本(RFI):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/12/genpatu21/msg/287.html






 




(Le Japon menacé par une pénurie d'électricité : RFI)

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20120220-le-japon-menace-une-penurie-electricite





日本/原子力−記事発表:2012年2月20日月曜日−最終更新:2012年2月20日月曜日





電力不足に脅かされる日本





記者 RFI







福島の事故から1年(写真)、日本は電力不足に脅かされている。

REUTERS/Issei Kato






2012年2月20日月曜日、大阪地方に電力を供給する西日本の電力会社・関西電力は、営業運転中の最後の原子炉を、保守のために間もなく停止することを確認している。その原子炉は、少なくとも4ヶ月間止まることになる。日本にある54基の原子炉のうち、活動を続けているのはもはや2基だけだ。夏の消費ピークに、電力が不足するリスクは高まっている。





報告 RFI東京駐在記者、フレデリック・シャルル





2012年の夏に活動している原子炉は、もはや日本にないかも知れないと、日本の枝野幸男経産相は認めている。



日本の原子炉は13カ月ごとに点検停止するが、福島の事故があってから、政府は国内の原子炉に地震津波のストレステストを課すと決定したために、原子炉の運転再開は遅れている。さらに、福島の事故以降、発電所の周辺住民は原子炉の再開に反対している。



電力不足を避けるために−日本のエネルギー生産全体の30%を原子力が占める−電力業界は火力発電所を再起動させている。このため、電力業界は大量の石油・ガスの輸入を強いられているが、その結果、世界中で原油価格が上昇している。日本の石油代金は、年間300億ユーロ以上、値上がりするかも知れない。



日本は2011年、1980年以来初の貿易赤字を計上したが、これは石油の輸入が増えたからだ。日本企業は生産の海外移転を進めているが、日本の電気料金は韓国の3倍で、また、福島の事故に対する請求書を支払うために、今年さらに17%値上げされることになっており、この判断の根拠はより確かなものとなっている。











(投稿者より)



RFIサイトに掲載された記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。



関電・高浜3号機が2月20日を以て、点検停止に入りました。残りは、東電・柏崎刈羽6号機と、北海電・泊3号機です。枝野氏は原子炉の全停止を想定に入れた発言を確かにしています。



(<枝野経産相>今夏、電力制限令せず 原発稼働ゼロでも(毎日新聞):阿修羅♪)
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/527.html



原発に厳しい論陣を張っていた、東洋経済の編集長が逮捕されていますが、石橋湛山の弟子たちがこれに怯むことはないでしょう。ただ、他のマスコミが動じるかどうか、様子を見たいです。