「2018年10月、インド首相の日本訪問」(DW・中国網・Sputnik):阿修羅♪

「2018年10月、インド首相の日本訪問」(DW・中国網・Sputnik):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/17/asia23/msg/758.html








(India-Japan summit: Modi, Abe to discuss free trade amid Trump's protectionism: DW English)

https://www.dw.com/en/india-japan-summit-modi-abe-to-discuss-free-trade-amid-trumps-protectionism/a-46063585





ニュース





印日首脳会談:トランプ氏の保護主義の中、モディ氏と安倍氏自由貿易の話し合いへ





ナレンドラ・モディ印首相はアジア第2の経済大国・日本との「特別な戦略的グローバル・パートナーシップ」を讃えてきた。米国の保護主義的政策の中、日本は自由貿易関係の拡大を狙っている。











インドの指導者は土曜日に2日間の公式訪問のために日本に到着し、安倍晋三・日本首相と対話を行う予定だ。



日曜日、安倍氏は富士山近くのリゾート地でナレンドラ・モディ氏のために昼食会を催す予定だ。



モディ氏は2014年に首相になってから12回安倍氏に会っているが、彼は10月28・29日に毎年恒例の13回目の印日首脳会談に出席する。月曜日、それらの後に彼は安倍氏と公式の会合を持ち、続いて2人の指導者は共同声明を出すことになっている。



貿易と安全保障が首脳会談の重要な議題であり、安倍氏とモディ氏の間の諸対話でも重点的に話し合われる。



「インドと日本のパートナーシップは根本から変容し、『特別な戦略的グローバル・パートナーシップ』として強化された」と、モディ氏は日本の共同通信に語った。



「この関係では機会だけが待ち構えており、消極的なものは何1つない」と、彼は付け加えた。

















保護貿易主義に対抗する





先日、安倍首相は習近平・中国主席に会った。中国と日本は「米国第一」の標語を掲げたドナルド・トランプ米大統領保護貿易主義に対抗する仕組みを作り出そうとしている。



中国は米国との貿易紛争に縛り付けられており、両国は相互に関税を課している。トランプ氏は米国の貿易赤字を削減する取り組みとして、日本からの輸出品をも標的にしている。



また、モディ印首相は自由貿易を強く提唱し、アジア諸国との経済協力強化を求めている。



日本の外務省は土曜日、安倍氏とモディ氏が日曜日に東京の西・山梨県のホテルで昼食を取り、インド太平洋地域の「自由で開かれた」貿易を維持するための方法を話し合うと述べた。



また、安倍氏は中国首脳との話し合いについてモディ氏に説明した。





さらに読む:意見:中国と日本の便利な友好





中国の積極性





また、日本での2日間の首脳会談では安全保障問題と地域における中国の影響力拡大が考慮される。



日本は中国との貿易拡大を望んでいるものの、東・南シナ海における中国の軍事的積極性には用心している。





さらに読む:中国の攻撃型潜水艦が係争水域近くを潜行して日本を怒らせる





日本メディアによれば、安倍氏は「インド太平洋地域の平和と繁栄のために協力関係を深める」方法について、モディ氏と意見を交換したいと述べた。



インドは長年中国と競合関係にあり、両国は数十年来の領土紛争に縛り付けられている。



来月、インドと日本は初の合同軍事訓練を行う。





さらに読む:豪米印日、「中国を競合するためのインフラ計画」を検討





shs/jlw (AP, dpa)





この話題の音声・動画



日中、2国間関係の強化を約束する



日本、インドで弾丸列車計画を公表する





発表 2018年10月28日

関連テーマ:貿易, 中華人民共和国, インド, 日本












(チャイナネット)

http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2018-10/29/content_68868298.htm





安倍氏がモディ氏を厚遇 大国間で「バランス外交」を推進





タグ:インド モディ 議題 貿易 太平洋





発信時間:2018-10-29 14:44:36 | チャイナネット






中国訪問を終えた日本の安倍晋三首相は28日、国内で「古い友人」であるインドのモディ首相を迎えた。両首脳は29日に正式に首脳会談を開き、安全・貿易協力と「インド太平洋戦略」の共同推進などで合意する見通しだ。



安倍氏はモディ氏を厚遇し、日印首脳の「親密ぶり」をアピールした。日本は中国との関係改善を求めると同時に、積極的にインドに働きかけ日印戦略協力を強化することで、大国間で「バランス外交」を推進しようとしているという見方もある。



新世紀を迎えると、日印関係が迅速に強化された。両国首脳は2005年以降、毎年相互訪問している。モディ氏は2016年に首相に就任してから、今回で3回目の訪日となる。報道によると、モディ氏の今回の訪問は2日間で、28日の活動のほか29日に安倍氏と正式に首脳会議を開く。これは今回の訪問の「見せ場」とされている。



インドの関係者によると、今回の印日首脳会談は双方が共に関心を寄せる地域・世界的な問題に焦点を絞る。これにはインド太平洋地域での協力方法の掘り下げ、防衛・安全協力の強化、第三国における協力枠組み内(「印日+」モデル)のアジア・アフリカのインフラ整備の推進などが含まれる。日本メディアは、両国首脳が日印戦略的パートナーシップの「格上げ」を共に宣言すると報じた。政治・安全の議題のほか、両国首脳はデリー・ムンバイ産業回廊、ムンバイ〜アーメダバード間高速鉄道、チェンナイメトロなどにさらに注力することになる。IoT時代を着眼点とし、企業・技術・人材など各方面の協力関係を構築する。



日本経済新聞は、今回の日印首脳会談の多くの議題が、中国と関連すると分析した。安倍氏はモディ氏に先ほどの訪中に関する具体的な状況を伝え、かつ戦略的連携により中国に「共同対処」する態度を示す。日本メディアは、安倍氏はインド首脳との関係強化を通じ、大国間での「バランス外交」をさらに推進すると分析した。モディ氏も先ほどNHKの独占インタビューに応じた際に、印日は相手国の発展において不可欠なパートナーであり、両国の協力関係のさらなる強化に期待すると表明した。



中国社会科学院日本研究所の盧昊副研究員は28日、環球時報のインタビューに応じた際に次のように述べた。インドはすでに日本の「戦略的外交」の重要なPR対象となっている。インドにも日本を通じ、外交の戦略的空間を拡大する需要がある。アジア太平洋地域では現在、大国の駆け引きが激化し、関係が複雑化している。日本はこの状況下、インドという「戦略的足がかり」をしっかり把握し、インドとインド太平戦略を共同推進しようとしている。地政学的競争と地域秩序の主導権を把握するほか、中国をけん制し、中国の地域で拡大する影響力を相殺する狙いがある。安倍氏は大国との外交で各方面に手を出しているが、その重要な目標は日本自身の戦略的自主性の強化、戦略的リスクと不確実性の相殺、立ち回るための余地の拡大だ。語るのは「友好関係」だが、実際には現実主義と利益という鮮明な方向性がある。





「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年10月29日













(India, Japan Sign Maritime Pact to Monitor Chinese Warships in Asia-Pacific: Sputnik International)

https://sputniknews.com/asia/201810291069320003-india-japan-maritime-pact/





印日、アジア太平洋における中国艦船監視のために海洋協定に署名する







© AFP 2018 /





アジア・太平洋





2018年10月29日17:51 (更新 2018年10月29日17:52)








両国それぞれの水域における中国艦艇の存在増大を背景に、この協定は両国の監視手段を強化する。また、両国は印米両国で取り決められたものと同様な形の外務・防衛閣僚対話(2+2)を創設した。





ニューデリー(Sputnik):インドと日本は月曜日の両国首脳会談の際に、安全保障面の協力水準を強化するものとして海洋状況把握(MDA)についての実施協定に署名した。ナレンドラ・モディ印首相は、東京での安倍晋三首相との共同声明の際にこの協定に署名したことを表明した。





さらに読む:中国との貿易戦争の最中に米国艦艇が台湾海峡を航行する





両国は海洋状況把握(MDA)を広げるための交流の強化が地域の平和と繁栄に貢献することを認識し、インド海軍と日本・海上自衛隊(JMSDF)との協力を深めるための実施協定に署名することを歓迎する」と、会談の後で公表されたビジョン声明書に述べられている。









© AFP 2018 / MONEY SHARMA /

印日、アジア太平洋における中国艦艇監視のために海洋協定を署名へ






両国海軍がインド洋における中国の艦艇・潜水艦の動きなど、互いに関心のある重要な情報をより容易に共有できるようにすることがこの協定の狙いだと、10月23日にスプートニクが報じた。



また両国は、年次防衛閣僚対話・防衛政策対話・国家安全保障顧問対話・陸海空軍幕僚級対話を含めた既存の仕組みを支えるものとして、外務・防衛閣僚対話(2+2)を創設した。





さらに読む:中国とASEAN諸国、来週に新海上演習を行い地域の緊張緩和へ





また予想された通りに、両国は2国間の安全保障・防衛協力を強化するために物品役務相互提供協定(ACSA)の交渉を開始した。同協定は両国海軍が相互の軍事基地へのアクセスを可能にするための相互兵站支援協定だ。インドは同様の兵站支援協定を米国・フランス・シンガポールと結んでいる。





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タグ 地域同盟, 情報共有, 海洋ドクトリン, 国家安全保障, ナレンドラ・モディ, 安倍晋三, インド, 中国, 日本











(投稿者)



13回目の会談ですから、こちらには「歴史的転換点」と言えるような見方はなかったようです。



ただ、翻訳はしませんでしたが、米国AP通信が書いたVOAサイトの記事が興味深かったです。印日双方とも安全保障の面では米国の側です。ただ、経済面では中国・インド・EU自由貿易の推進に向かう日本の姿を複雑な思いで眺めている様子も窺えます。



(Japan, India Leaders Build Ties Amid Trade, Security Worries: AP - VOA)

https://www.voanews.com/a/japan-india-leaders-build-ties-amid-trade-security-worries/4632548.html



(Japan, India Leaders Agree to Step Up Defense, Economic Ties: AP - VOA)

https://www.voanews.com/a/japan-india-leaders-agree-to-step-up-defense-economic-ties/4633562.html






日本、石垣島の陸上自衛隊駐屯地の建設を開始する計画(Sputnik日本):阿修羅♪

日本、石垣島陸上自衛隊駐屯地の建設を開始する計画(Sputnik日本):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/391.html









https://jp.sputniknews.com/japan/201810295513699/





日本、石垣島陸上自衛隊駐屯地の建設を開始する計画







CC0 / USIO Design Project / 20140117-6





日本





2018年10月29日 14:36






日本当局は今年度中に、沖縄県石垣島への500~600人規模の陸上自衛隊警備隊、ならびに「地対空」及び「地対艦」ミサイル部隊の配備に関する作業を開始する予定。共同通信が29日、政府関係者の話をもとに報じた。





スプートニク日本





先に、石垣市の中山義隆市長は、中国に対抗するために石垣島にミサイル部隊を配備するという中央政府の計画を支持していると報じられた。



日中領土紛争の対象である石垣島は、尖閣諸島(中国名: ジャオユイダオ)から南にわずか110キロに位置している。



日本は1895年から尖閣諸島を統治していると主張し、中国は1783年と1785年の日本の地図ではジャオユイダオが中国領として記載されていると言及している。



第二次世界大戦後、尖閣諸島は米国の管理下にあったが、1972年に日本に返還された。



台湾及び中国本土では、日本が尖閣諸島を不法に占領していると考えられている。一方、日本側は、中国と台湾は尖閣諸島周辺の海域に鉱物資源が豊富にあることがわかった1970年代に領有権を主張し始めたと考えている。





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タグ 日本










「2018年10月、安倍首相の中国訪問」(RFI・人民網日本語版):阿修羅♪

「2018年10月、安倍首相の中国訪問」(RFI人民網日本語版):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/17/china12/msg/796.html







(Le Japon et la Chine se rapprochent à l'ère de la guerre commerciale américaine: RFI)

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20181024-visite-shinzo-abe-pekin-retour-relations-japon-chine-analyse





日本中国





米国による貿易戦争の時代に日本と中国が接近する





記者 RFI 発表 2018年10月24日・更新 2018年10月24日22:46







2014年APECの傍らで開催された安倍晋三・日本首相(左)と習近平・中国主席の会談により、気弱な雪解けが始まった。

REUTERS/Kim Kyung-Hoon






安倍晋三氏が3日間の北京訪問を始める。日本首相による中国公式訪問は7年ぶりだ。2012年、中国が釣魚と呼び支配を望む尖閣諸島を日本が国有化したために、両国の緊張は著しく増大した。今回の訪問の目的は緊張発生を受けた「正常な関係の回復」だ。





ドナルド・トランプ氏の政権就任以来、両国の状況はかなり変化した。中国は日本と同様に両国の関係改善に強い関心を抱いている。中国は米国の課した非常に多くの関税に反撃するための支援を模索している。規模は小さいが日本も同じ問題を抱えている。日本は地域における米国の主要な同盟国(投稿者による和訳なのに、鉄鋼とアルミニウムの課税に従わねばならなかった。



安倍晋三氏は習近平氏と同様に、経済改善のためには政治的関係の改善が必要なことを確りと理解している」と、東京・慶応大学の細谷雄一・国際関係論教授は強調する。「2010~2011年、尖閣のために両国の関係は非常に緊張した。そこで、中国は政治問題を経済関係と切り離そうとしたが上手くいかなかった。安倍晋三氏には習近平氏と同様に、目的の第一は自国経済だ。緊張の種は相変わらず多いが、2人は現実的であり続ける限りより良好な関係を築き続けるだろう。」



安倍晋三氏が500人以上の実業家を中国に同行させたのはそのためだ。中国は日本にとって最大の貿易相手国だが、日本企業は中国市場へのアクセス改善を強く望んでいる。そして、中国は日本の技術と日本企業のノウハウに関心がある。





アジアの連携





両国は、フィリピンなど第三国への共同投資を表明するかも知れない。また、日本首相は新シルクロードへの関心を表明していたと、千葉・アジア経済研究所の江藤名保子研究員は述べる。





「日本は第三国で中国と協力したがっている。中国のシルクロード政策の内容には現在問題が多そうだからだ。日本政府はその問題を緩和しつつ同時に経済協力から利益を得ることを考えている。例えばタイで、あるいは、中国から欧州まで延びる鉄道を利用することでだ。元々、政治的リスクを低減しながら経済関係を改善することを求めていたのは日本の民間部門だったと、私は考える。」



中国と日本は緊張の克服に強い関心を抱いていると、江藤名保子氏は語る。「両国は、関係の改善が北東アジアに恩恵をもたらすと考えている。両国は領土紛争に考慮が必要なことは承知しているが、協力が可能でその姿を世界に示すことの出来る領域を探している。」





緊張を避ける





そのため、安倍晋三氏は習近平氏と同様に相手を怒らせるテーマを避ける必要がありそうだ。例えば南シナ海での中国の野心だ。更には、中国艦艇が尖閣諸島の近海に再び侵入したことに日本が先週に抗議したこともだ。



しかし、とにかく今回の訪問の目的は正常な関係の回復だ。安倍晋三氏は習近平氏を日本に招待するためにこの訪問を利用することになりそうだ。中国主席の方も、ジャイアントパンダを速やかに日本に貸し出すかも知れない。











(En visite à Pékin, le Premier ministre japonais évoque un «tournant historique»: RFI)

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20181026-visite-pekin-japon-shinzo-abe-li-keqiang-tournant-historique





中国日本李克強安倍晋三外交歴史習近平





日本首相が中国訪問で「歴史の転換点」と述べた





記者 RFI 発表 2018年10月26日・更新 2018年10月26日14:40







李克強・中国首相と安倍晋三・日本首相。2018年10月26日、北京・人民大会堂にて。

REUTERS/Thomas Peter






2018年10月26日金曜日、安倍晋三氏の北京訪問は2日目となり、あと1日を残している。日本の首相が中国の地を踏むことは7年間なかったが、米国による貿易の脅威に直面して、両国は今や「協力」の時代。一連の経済協定を署名した後に、日本首相は習近平主席のテーブルに招かれている。





報告 RFI北京特約記者、ステファン・ラガルド





南北朝鮮の雪解けではないがこの「転換点」は「歴史的」だと、安倍晋三首相は金曜日に記者たちを前に言い切った。ただ、特に中国人出席者の中には、李克強氏のそばに日本の行政の長がいるのを見て目を疑う人たちもいた。中国首相はその日の午前に人民大会堂に日本首相を迎えたのだ。



赤い絨毯、人民解放軍の儀仗兵、天安門・毛広場の脇に翻る日本の国旗。ほんの数ヶ月前には考えられなかった光景だ。トヨタなどの500人を超える実業家たちは日本首相の足取りに待ち切れない様子だ。



2011年以来、東シナ海における両国の主権をめぐる紛争は日本企業の中国への展望を暗くした。金曜日、推計総額180億ドルの500件近い協定が両国の間で署名された。2013年に中止された通貨のスワップ協定もだ。



また、両国は大学生の交換留学再開も約束した。今後5年間に中国と日本の若者30,000人が互いの国に行く。中国はドナルド・トランプ氏のために孤立することを望まない(投稿者による和訳。だから、日本が必要なのだ。



今回の関係回復をネットは歓迎した。木曜日、安倍晋三氏の飛行機が霧の中を到着した時の空は泣いていたが今日の空は青いと、あるネットユーザーは書いている。風は汚染を払ったが、道はそこにある。競争の後は協力だと安倍晋三氏は述べた。李克強氏の方も、「これ以上互いに脅威を与えないことで両国の考えは一致した」と述べている。











(人民網日本語版)

http://j.people.com.cn/n3/2018/1027/c94474-9512408.html





習近平国家主席が日本の安倍晋三首相と会談





人民網日本語版 2018年10月27日13:43







10月26日、習近平国家主席は北京の釣魚台国賓館で中国を公式訪問中の日本の安倍晋三首相と会談した。(撮影:李涛)





習近平国家主席は26日に北京の釣魚台国賓館で、中国を公式訪問中の日本の安倍晋三首相と会談した。新華社が伝えた。



習主席は安倍首相の訪中を歓迎し、安倍首相が最近、中日関係の改善発展に積極的な意思をたびたび表明していることを賞賛した。習主席は、「中国と日本は隣国であり、両国の利益は高度に融合している。世界の主要エコノミーとして、また重要な影響力をもつ国家として、中日関係の長期的で健全かつ安定的な発展は、両国国民の根本的利益に合致するものであり、アジア地域と国際社会がともに期待するところでもある。今年は中日平和友好条約締結40周年にあたる。1978年に、両国の前の世代の指導者たちが平和友好条約を締結し、法律の形式で両国の恒久的平和友好という大きな方向性を確定させ、双方が相互利益の協力を展開し、共同発展を追求し、歴史や台湾地区など敏感な問題を適切に処理するために、着実なよりどころと保障を提供した。双方の共同の努力の下で、目下の中日関係は正常な軌道に戻りつつあり、積極的な流れが再びみられるようになった。これは双方がともに大切にする価値のあることだ。双方は中日間の4つの基本文書で確立された各種の原則に従い、平和友好の大きな方向性を堅持し、相互利益の協力を引き続き深化させ、中日関係が正常な軌道に戻るとの基礎の上に新たな発展を遂げるよう推進しなければならない」と述べた。



また習主席は、「新たな情勢の下、中日両国は二国間分野での相互依存性が日に日に深まり、多国間分野でもより幅広く多元的な共同利益と共同の関心を有する。双方はより掘り下げた戦略的コミュニケーションを展開し、両国の多層的で多チャンネルの対話メカニズムの役割をしっかりと発揮させ、相手の発展の意図、戦略の意図を正確に把握し、『互いに協力パートナーとなり、互いに脅威とならない』との政治的共通認識を着実に貫徹し実践し、プラスの相互交流を強化し、政治的相互信頼を増進しなければならない。よりハイレベルの実務協力を展開し、協力の潜在力を十分に発揮させなければならない。中国の改革は絶えず深化しており、開放のドアはますます大きく開かれていく。これは中国と日本を含む世界各国との協力展開により多くのチャンスをもたらすことになる。『一帯一路』(the Belt and Road)の共同建設は中日が相互利益の協力を深化する上で新たなプラットフォームと実験田を提供した。中国は日本が新時代の中国の発展プロセスにより積極的に参加し、両国のよりハイレベルの互恵・ウィンウィンを実現することを歓迎する。より広範囲の人的・文化的交流を展開し、相互理解を増進し、両国各界が、とりわけ若い世代が中日友好事業に身を投じるよう奨励しなければならない。より積極的な安全保障の相互交流を展開し、建設的な二国間の安全保障システムを構築し、平和発展の道を共同で歩み、地域の平和安定を守らなければならない。より緊密な国際協力を展開し、共同の利益を開拓し、地域経済の一体化を推進し、グローバルな課題に共同で対応し、多国間主義を守り、自由貿易を堅持し、開放型世界経済の建設を推進しなければならない。信頼を重視し約束を守り、中日間の4つの基本文書と双方がこれまでに到達した共通認識に基づいて行動し、矛盾や溝を建設的に処理し、中日関係の健全な発展のための政治的基礎をしっかりと守らなければならない」と強調した。



安倍首相は、「日中平和友好条約締結40周年という重要な節目に中国を公式訪問できたことをうれしく思う。今回の訪問を通じて、双方が競争から協調に変わった日中関係の新たな時代を切り開くことを願う。日中は互いに隣国であり、互恵協力、互いに脅威とならないとの精神に基づき、両国間の4つの基本文書で確認された共通認識を踏まえて二国間関係を推進するとともに、世界と地域の平和、自由貿易の保護に寄与しなければならない。これは国際社会とアジア地域諸国がそろって期待することでもある。日本は中国が対外開放をさらに拡大することを歓迎し、支持するとともに、中国の発展プロセスに引き続き積極的に参加していきたい。日本は中国とともに、ハイレベル交流や各レベルの交流を密接に行い、両国の友好に向けた世論の基礎を引き続き改善し、双方の溝を適切に管理コントロールし、日中の戦略的互恵関係の深い発展を推進し、地域の安定・繁栄に向けて共同の努力をしていきたい。『一帯一路』は潜在力のある構想であり、日本は中国と広い範囲で協力を強化したいと考えており、これには第三国市場の共同開拓が含まれる」と述べた。(編集KS)



人民網日本語版」2018年10月27日









*2018.10.30 訳文を見直しました。