「『中国新型政党制度』について」(中国国際放送局)

「『中国新型政党制度』について」(中国国際放送局









http://japanese.cri.cn/20210625/c192f376-3363-1b31-bea8-6e68b14f18de.html





国務院、『中国新型政党制度』白書を発表





2021-06-25 15:10 CRI











国務院報道弁公室は25日、『中国新型政党制度』白書を発表しました。白書は、「中国の新型政党制度は新たな政党政治モデルを確立し、国の政治・社会生活に深く反映されることになる。中国は、他国が自国の国情に合った政党制度を堅持することを尊重しており、平等と相互尊重の原則に基づいて交流と学び合いを強化し、世界の民主政治の発展を促し、人類運命共同体の構築を推し進めたい」と述べています。



白書は、「中国共産党が主導する多政党協力・政治協商制度は、中国の基本的な政治制度で、新たな形の政党制度だ。制度は中国共産党、八つの民主党派および無党派人士で形成されている。民主党派は野党や反対党ではなく、中国共産党指導の下、国家ガバナンスに参画する参政党だ。民主党派は重要方針や政策の制定、指導者選出の協議に加わり、国家事務管理・方針・政策・法律法規の制定および執行に直接関わる」と明記しました。



また、「民主党派と無党派人士が民主的な立場から中国共産党の行動を監督するのは、中国の新型政党制度の優位性を発揮する重要な方式だ。監督の分野は国家憲法と法律法規の実施状況、重要方針・政策の制定と執行情況、党委員と党員幹部が責任を果たし、清廉公正に仕事をこなす情況などが含まれる」と記しました。(怡康、浅野)











http://japanese.cri.cn/20210626/c6894774-48c0-eb32-c359-f9b954d861db.html





【CRI時評】中国の新型政党制度のどこが新しいのか





2021-06-26 11:17 CRI











中国共産党創立100周年を目前に控えた25日、中国政府は『中国新型政党制度』白書を発表し、諸外国が中国の政党制度と政治体制を全面的に理解するきっかけを提供した。



中国の新型政党制度の「新」はどこにあるのか。



まずは、異なる政党間の特別な関係にある。



役割の面から見ると、中国の新型政党制度には中国共産党と八つの民主党派および無党派人士が含まれている。そのなかで、中国共産党は指導的地位、執政党の地位にあり、民主諸党派は西側の政治でいう野党、反対党ではなく、中国共産党の指導のもとで国家統治に参与する参政党だ。国家政権への参加から重要な方針・政策、重要指導者の選出に関する協議への参与、国の事務管理への参与から国の方針・政策、法律・法規の制定と執行への参与に至るまで、民主諸党派は中国の政治生活に幅広く参与している。中国共産党と民主諸党派の間には親密な協力パートナーシップが形成された。



次に、中国の新型政党制度の新しい点は政策決定過程と統治手段における独自性にある。



中国共産党と八つの民主党派、無党派人士はそれぞれ各業界の代表を結集している。これにより、中国の新型政党制度は多くの人の意思を尊重するとともに、少数の人の合理的要求に配慮し、異なる階層、異なる社会集団の利益的要求をよりよく代表できるようになった。このほか、中国の新型政党制度は政党協議、参政・議政(政治に参加し、政治を論じる)、民主監督などの制度化設計を通じて、各方面の意見と提案を集中し、政策決定の科学化・民主化を推進し、党派の利益、階級の利益、集団の利益の弊害、否決する政治、議論しても決定せず、決定しても実現できないという問題を効果的に回避し、国の政策の連続性と安定性を確保した。



70年余りの発展を経て、中国の新型政党制度は中国の政治と社会生活の中で独自の優位性と強大な生命力を示し、国家ガバナンス体系・ガバナンス能力の現代化を力強く推進し、現代世界の政党政治の発展のための「中国の提案」に貢献した。それはまた、世界には各国に普遍的に適用される政党制度がなく、自国の国情に合って、ガバナンスの機能を体現する政党制度こそ、良い政党制度であることを示している。(CRI論説員)











http://japanese.cri.cn/20210626/4f8b438e-6c4b-d4cb-e19e-a2e338feef0d.html





「中国新型政党制度」が民主的監督を実現させる





2021-06-26 18:17 CRI





国務院報道弁公室は25日、『中国新型政党制度』白書を発表しました。この白書は、「中国共産党は各民主党派と無党派人士が民主的な立場から中国共産党の行動を監督することを支持する。これは、中国の新型政党制度の優位性を発揮するための重要な方式であり、国家ガバナンスシステムと管理能力現代化の実現へ向けて通るべき道だ」と記しました。



監督対象には、国家憲法と法律法規の実施状況、重要方針・政策の制定と執行状況、そして、党委員と党員幹部が責任を果たし、清廉潔白に公正に仕事をこなしているかといった内容が含まれます。



その形式については、「民主党派と無党派人士が政治協議、調査・研究・考察、国家ガバナンスに関する重要方針や政策の制定、指導者選出の協議に加わり、国家事務管理・方針・政策・法律法規の制定および執行に直接関わる」と明記されました。



具体的には、主に民主党派と無党派人士が政治協議、調査研究・考察、国の重大な方針・政策、政策決定・配置の実行と実施状況の監督・検査に参与するという形式が用いられます。また、中国共産党委員会の委託の下、関連の重大な問題について特別監督を行う中で、意見、批判、建議が提出されます。行政機関、監察機関、裁判機関、検察機関は党外代表人士を特約員として招聘し、関連業務を監督します。現在1万2700人余りの党外者が特約者を務めているということです。(怡康、謙)