page contents

地域における中国との膠着状態の最中に、米国が遠く離れた太平洋の軍事基地を拡大する:報道(Sputnik International)

地域における中国との膠着状態の最中に、米国が遠く離れた太平洋の軍事基地を拡大する:報道(Sputnik International)









(US Expands Remote Pacific Military Base Amid Regional Standoff With China: Report: Sputnik International)

https://sputniknews.com/military/202007051079799393-us-expands-remote-pacific-military-base-amid-regional-standoff-with-china-report/





地域における中国との膠着状態の最中に、米国が遠く離れた太平洋の軍事基地を拡大する:報道







Seaman Dylan Lavin





軍事・情報





2020年7月5日09:38 GMT








6月下旬、中国政府のシンクタンクが、米軍がアジア太平洋地域に「前例のない」配備を行ったために軍事紛争の可能性が生じたと警告した。





ウォーゾーン・ウェブサイトは、「太平洋の奥深くの遠く離れた米国の前哨基地」と同メディアが表現する、ウェイク島の秘密めいた米軍基地の「大幅な改善」について報道した。

「[ウェーク島]飛行場への大規模な拡張は今年初めに始まり、現在も進行中だ」と、米民間映像関連企業プラネット・ラブズ社から入手した新しい衛星画像に触れながら、ウォーゾーンは述べた。


この改善には、飛行場東側のエプロンの大規模な拡張や、その北側の駐機場における建設工事、滑走路の完全な再建が含まれる。



ウォーゾーンの編集者タイラー・ロゴウェイ氏は、中国との武力紛争が起きた場合におけるウェイク島の「代替地としての重要な位置」について指摘した。紛争が起きればグアム島の主要な米海軍基地が襲撃を受けるのはほぼ確実だと、彼は述べた。





太平洋における米中の膠着状態



報告されたウェイク島基地の拡張は、アジア太平洋地域においてワシントンと北京との間の膠着状態が続く最中に行われている。いま、双方の側は海軍の演習のためにこの水域に軍艦を送り続けている。



米空母打撃群司令官のジョージ・M.・ウィコフ少将は、米海軍がUSSニミッツとUSSロナルド・レーガンの空母2隻を軍事演習参加のために南シナ海に派遣していると述べた。土曜日、ウォール・ストリート・ジャーナル紙がこれを伝えた


今回の派遣は、中国が南シナ海で実施した演習に対する米国防総省の批判を中国外務省が拒絶したことを受けたものだ。中国側は、演習は国の主権に合致して実施されていると述べた。







©Photo : Petty Officer 3rd Class Zachary / US Navy

2020年6月17日、第142電子攻撃飛行隊(VAQ)「グレイ・ウルブス」に所属するE/A-18Gグラウラー1機が、空母USSセオドア・ルーズベルト(CVN-71)の飛行甲板から飛び立つ。セオドア・ルーズベルト空母打撃群はインド太平洋地域に展開する予定だ。






マイク・ポンペオ米国務長官はこの演習を「非常に挑発的」だと非難し、ワシントンは「北京の[南シナ海に対する]不法な領有権の主張に反対する」と付け加えた。この領域は中国の他に、フィリピン、ベトナムブルネイ、マレーシア、台湾が領有権を主張している。米国は対抗策として、この水域で「航海の自由」作戦を実施することにより北京に異議を唱えているが、これに怒る中国はかかる行動を「挑発」として拒絶している。



6月下旬、中国政府のシンクタンク・中国南海研究院の呉士存[Wu Shicun]院長は、アジア太平洋地域における今回の米軍の配備を「前例のない」ものと呼んだ。



彼はAFP通信社とのインタビューで、「[この地域での]軍事事件や偶発的な発砲の可能性が高まりつつある」と主張した。






©AFP 2020 / Guang Niu

米国は太平洋で起こり得る中国との戦争において「重大な損失に苦しむ」かも知れない






呉氏によると、米国は約375,000人の兵士と軍艦の約60%をこの地域に配備している。これには3隻の空母が含まれる。



彼は、中国は「米国との新たな冷戦や熱戦を想定していない」と強調するが、「軍事関係が悪化すれば危険な事件、紛争、さらには危機の可能性がかなり大きくなる」と警告した。



一方、米海軍インド太平洋軍作戦指揮官のスティーブン・ケーラー少将は、空母と空母打撃群を「目を見張るべき米国海軍力の象徴」と讃えた。



米国がインド太平洋地域に常備的な展開を維持することは不可能だが、「私たちは自分たちが望むときにそれが出来る」と、彼は付け加えた。


2019年後半、中国海軍の規模が米国海軍よりも約300隻上回ると伝えられたことから、ワシントンは太平洋における人民解放軍海軍(PLAN)の能力増大に懸念を表明した。



国防総省は、新たな型式の対艦ミサイルの発注や、ミニ空母の艦種の導入、打撃群の縮小の提案により、力のバランスの変化に対応した。





関連:





タグ 基地, 領土, 空母, 南シナ海, 膠着状態, 中国, 米国