イギリスと日本は、EU協定と同水準の「野心的な」貿易協定の成立に向け作業することに合意する(Sputnik International)

イギリスと日本は、EU協定と同水準の「野心的な」貿易協定の成立に向け作業することに合意する(Sputnik International)









(UK and Japan Agree to Work Towards Trade Deal 'Just as Ambitious' as EU Arrangement: Sputnik International)

https://sputniknews.com/world/202002081078260848-uk-and-japan-agree-to-work-towards-trade-deal-just-as-ambitious-as-eu-arrangement/





イギリスと日本は、EU協定と同水準の「野心的な」貿易協定の成立に向け作業することで合意する







© REUTERS / ISSEI KATO





世界





2020年2月8日13:15 GMT






木曜日、ドミニク・ラーブ氏は太平洋貿易使節として先ず豪州に旅行し、そこでイギリスは「自由貿易の精力的なチャンピオン」になると述べた。彼の旅行は、1月にEUを脱退したイギリスが豪州・ニュージーランド・日本・米国との貿易協定の早期成立を模索するものだ。





土曜日、日英両外相は「少なくとも」日本と欧州連合の現在の協定と同水準の「野心的な」2国間貿易協定の交渉を始めることで合意した。



1月31日にイギリスがEUから正式に離脱してから初めて、茂木敏充・日本外相とドミニク・ラーブ英外相は東京で会談した。




「新たな2国間経済パートナーシップを築くための予備交渉が始まっている。交渉が出来るだけ早く始まり成立することを望む」と、茂木氏は会談後の共同記者会見で述べた。



ラーブ氏は議論された協定ついて、2019年2月に発効した日本とEUの協定「よりも高水準でなくても同程度の高い水準で、更に少なくとも野心的な」ものと述べた。



これは、「自由で規則に基づいた貿易への私たちの共通の責務について非常に強力なメッセージを送るものだ」と、彼は付け加えた。



また、茂木氏は、豪州・カナダ・メキシコを含む11加盟国による自由貿易協定・環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定に、イギリスが署名する決定を支持した。



同氏はイギリスを自由で開かれたインド太平洋を実現する上で「不可欠なパートナー」として歓迎し、また、両国は双方の防衛担当閣僚も同席した「2プラス2」会議を開催することで合意した。



また、2人は地域の安全保障について議論し、今後も北朝鮮の完全な非核化に取り組むとともに、同国に対する制裁を維持することで合意した。



さらに、緊張する中東情勢も取り上げられ、イランはその核計画の制限を意図した2015年の画期的な核合意に留まることが重要であるとして、双方の意見が一致した。



この同じ日、ラーブ氏はこの後で小泉進次郎環境相と会談する考えだ。



この会議は、このイギリスの大臣がアジア太平洋地域の4か国歴訪に旅立ち、オーストラリア訪問を既に済ませた後に行われた。同氏はこの後シンガポールとマレーシアの両国を訪問する予定だ。



この旅行は、イギリスが豪州・日本・ニュージーランド・米国と貿易協定を結ぶ追求を始めたことを象徴するものだ。



ボリス・ジョンソン氏の離脱協定には11か月の移行期間が含まれる。この期間中、イギリスはEUの関税同盟や単一市場の中に留まりつつ、独自に世界の他の国々と貿易協定の成立を目指す。





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