フクシマ:補償金を奪われ帰宅を強いられる被災者たち(RFI):阿修羅♪

フクシマ:補償金を奪われ帰宅を強いられる被災者たち(RFI):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/665.html









(Fukushima: privés d'indemnités, des sinistrés poussés à rentrer: RFI)

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20170311-fukushima-six-ans-apres-catastrophe-sinistres-prives-indemnites





日本日本の地震・津波・原子力大災害





フクシマ:補償金を奪われ帰宅を強いられる被災者たち





記者 RFI





発表 2017年3月11日・更新 2017年3月11日09:16








惨劇の地に戻った被災者たち、2017年3月11日。
Kyodo/via REUTERS





2011年3月11日、強力な地震、続いて津波が日本列島の東北海岸部を襲い、最終的に18,000人を超える死者・行方不明者を出し相当な損害をもたらした。最も大きな被害を受けたインフラの中でも福島第1原発は深刻な損害を受け、その結果として数十万の人々が地域を汚した放射能汚染から逃げることを強いられた。その後、一部の人々は当局から財政支援を受けていた。主として被災者の住宅のためのその支援も今月末に終わる。





報告 RFI東京特約記者、フレデリック・シャルル





RFIは東京郊外で何人かのこのような避難民に会った。彼らは語る。福島では自分たちの村が除染作業によって再び住めるようになったと政府は言い切っており、そのため、自分たちに帰るよう促している。事実上、このような避難した家族の多くは離れ離れに住んでいる。妻と子供は福島県を離れているが、その時でも父は仕事のために留まっている。それでも、このような避難民たちは最後は帰るだろうと政府は考えているに違いないと。





山と森は除染されていない





ところが、そうはならない。避難民たちは安心していないからだ。彼らは気づいている。福島の自分の村の街路や家屋では、放射線は正しい値だ。しかし、人通りある区域から離れた場所では放射能がいなまお強いホットスポット」が数多く存在する。なぜなら、山と森は除染されていないからだ。



もし、それでもやはり家には帰らないと決めた場合、避難民たちは更に貧しくなることを受け入れなければならない。住宅のための金銭的な負担を今後は自分自身で支払わねばならなくなるからだ。





妬まれる被災者たち





更に、このような避難民たちは自分たちが生活するその地で何度か嫉妬を受けている。彼らは家が発電所に近い地域にあったことから多額の賠償金を受け取った。彼らは住宅と自分たちが受けた精神的苦痛のために、1人当たり毎月810ユーロを受け取っている。



しかし、原発事故から6年経ち政府の気前良さにも限度があるべきだと、数多くの日本国民は考えている。







福島原発の原子炉3号機が爆発の後で炎上している。2011年3月14日の衛星写真
Digital Globe/Handout /Reuters