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フクシマから6年−女性と子どもがいまなお最も苦しんでいる(DW English):阿修羅♪

フクシマから6年−女性と子どもがいまなお最も苦しんでいる(DW English):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/664.html











(Six years after Fukushima - women and children still suffer most: DW English)

http://www.dw.com/en/six-years-after-fukushima-women-and-children-still-suffer-most/a-37871135





フクシマ





フクシマから6年−女性と子どもがいまなお最も苦しんでいる





日本政府は福島の原子力大災害の後の正常さを取り戻そうと努めているが、女性や子どもにとって危機は終わりに程遠いとグリーンピースは語る。数千人の母親が当局を訴えた。











6年前、この三重災害−地震津波福島第1原発メルトダウン−のためにほぼ20,000人の命が奪われ、160,000を超える人々が自宅から立ち退かされた。80,000を超える人々はいなまお仮設住宅で生活している。



この大災害は被災地域の住民全てに計り知れない影響を与えたが、今日まで「この結果である人権侵害の重荷に耐えてきた」のは女性と子どもだったと、グリーンピースの報告は述べている。



女性と子どもが直面した不正の一部は大災害直後の政策の失敗によってもたらされ、その一方で、女性や子どもに対する他の人権侵害は、「福島の重度に汚染された区域」に住民を再び住まわせる現政権の計画による直接的な結果だと、グリーンピースは語る。



出来るだけ速やかに正常さを取り戻す取り組みとして、日本政府は3月末に避難命令を解除し避難した住民が福島原発に近い区域に帰れるようにしている。







職員たちが福島の小学校を清掃している。学校は4月に再開する予定だ





しかし、グリーンピース放射線レベルが危険な高さだ(投稿者による和訳と警告しており、政府に対して財政支援を失うと脅して汚染された自宅に帰るよう住民に「圧力をかける」ことのないよう呼びかけている。ある地域が安全と宣言されて一年経つと政府は避難民への補償金の支払いを止めることになっている。



また、日本は3月に政府の避難命令によらずに転出を決めた人々の住宅手当を打ち切ることにしている。



自主避難者への住宅支援打ち切りは10,000を超える世帯に脅威を与え、可能性として多くの人々に自らの意志に反して汚染区域に帰るよう強いるものだ」と、グリーンピース日本のグローバル・エネルギー活動家ケンドラ・ウルリッヒ氏は語る。「多くの区域で放射線レベルが長期目標を遥かに上回っているにも係わらず」補償金の支払いを打ち切るのは、「経済的な抑圧に等しく法と被災者の人権を故意に侵害している。」





原発離婚』





再定住計画はかつての家に帰ることを拒否しているが経済支援に依存しているという人々、特にシングルマザーたちにジレンマを生んでいる。大災害の後、多くの女性が仕事のために汚染地域に留まることを選んだ夫と別居や離婚までして、子供と一緒に避難した。



大災害の結果どれだけの家族が別離したかについての公式な数字はない。しかし、この現象は一般化し「原発離婚」と呼ばれるまでになっている。







この母親たちが福島県から子供と一緒に避難した





母親たちは住宅支援を失うか安全でない区域に帰るかの選択に直面している。避難民たちの帰宅を加速するために、政府は区域全体ではなく道路一帯と生活区域を除染して事実上の「市民が帰るための目に見えない戸外の刑務所」を作り上げたと、グリーンピースは語る。



除染区域は道路に沿った幅20mの細長い一帯と家屋・農地の周囲であることが多い。このため帰宅者たちは汚染に囲まれることになり健康面での脅威となっている。



母親たちは、自分たちの健康と子供たちの成長を心配している。「安全地帯」で生活することは長期に亘る負の影響を子供たちに与えるかも知れないと、いわき明星大学の窪田文子(くぼたのりこ)・臨床心理学教授は考える。



「子供たちが屋内に留まる必要があり屋外を自由に走り回ることができなければ、それが子供たちの心の成長に影響するだろう。これは他者と交流したり他者の中で自分の感情を制御することについて更に明確だ」と、窪田氏はDWに語った。





母親たちが政府を訴える





それでも、母親たちはこの大災害の声なき被害者に過ぎないわけでない。数千の母親たちは共同で日本政府を相手どり訴訟を起こし、住宅支援の継続と公平な補償のために闘うことにした。また、彼女たちは政府と福島第1原発の運営企業である東京電力(TEPCO)に対して大災害についての説明責任を求めている。







ホリエさんは公平な補償を求めて政府を訴えている





「私は自分が原告になるとは思っても見なかった。私はいま子供たちと次の世代のために裁判に向かっている」と、ホリエさんはグリーンピースに語った。彼女は子供と一緒に福島から京都に移り、そこで他の母親たちと集団訴訟を起こした。「その当時、彼らはテレビで事故が私たちの健康に直ちに影響を及ぼすことはないと語っていたが、私の子供が将来その影響を受けるかも知れない。だから、私は避難することにした。」



汚染区域を離れた女性たちは「ノイローゼ、あるいは、合理性がない、とのレッテルを貼られ」てきたと、グリーンピースは語る。夫たちも政府も彼女たちの不安を省みなかった。この訴訟では金銭の補償だけでなく道義の充足も争われている。



「子供を避難させるのは正しいことだと分かっているので、私は法廷に立ちたい」と、子供と一緒に福島からイングランドに移ったソノダさんは語る。「私たちは正しい。」







ウェブリンク



不公平に関するグリーンピースの報告[英文]







発表 2017年3月10日

記者 Katharina Wecker

関連テーマ グリーンピース福島環境日本

キーワード 環境福島女性原子力原子エネルギー日本グリーンピース放射線津波









−参考−



格差ある被害 − 女性と子どもの原発事故(2017.3.7 グリーンピース日本)



6年目の3.11 - たたかいは続いている(2017.3.11 グリーンピース日本)