「オスプレイが岩国基地に搬入された」(BBC・RFIの記事):阿修羅♪

オスプレイ岩国基地に搬入された」(BBCRFIの記事):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/741.html







(US military Osprey aircraft arrive in Japan amid protests: BBC NEWS ASIA)

http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-18950093





2012年7月23日最終更新05:51GMT



抗議の中、米軍のオスプレイ航空機が到着する





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オスプレイは、ヘリコプターのような離陸が可能なハイブリッド航空機だ





安全性についての住民の抗議の中、沖縄に向かう米軍機12機が日本に到着した。



オスプレイ航空機は、年内に沖縄に配置されるのに先立ち、貨物船で西日本の米軍・岩国基地に到着した。



オスプレイ普天間飛行場を拠点とする予定だが、普天間は沖縄でも人口が密集する地域で、住民たちは基地の閉鎖を望んでいる。



米国は普天間の閉鎖に同意したが、提案された移転先のことで行き詰まっている。



米国は声明の中で、オスプレイ−ローターを持ち、ヘリコプターのように離陸できる−の配置は「日本に防衛を供給する米国の責務を果たすために、不可欠な要素だ」と述べた。



しかし、沖縄と岩国の地元首長は、今年のモロッコとフロリダでの墜落事故を引き合いに出し、この航空機は安全でないと語っている。



抗議者たちは岩国に集まり、その一部はボートに乗り、オスプレーが積まれた船の到着に合わせてデモを行った。



福田良彦・岩国市長は、日本政府に抗議するつもりだと語った。



「安全性が確認されるまで、オスプレイを港内に入れないで貰いたいと、私たちは説得を続けてきた」と、共同通信は同市長の言葉を伝えた。「(私たちのメッセージが)国に届かなかったことに、私たちは不信と憤慨の念を抱いている。」



森本敏・日本防衛相は、航空機が「安全に届けられた」ことに安堵していると語った。



日本政府は、米軍の存在をめぐり−特に沖縄で−増大する圧力に直面しており、この主要な同盟国との関係で難しい立場に押しやられている。



多くの沖縄住民は、普天間基地が、人口希薄な沖縄北部の新施設に移転するよりも、島外へ全面移転することを望んでいる。











(Japon : inquiétudes sur les avions hybrides américains «Osprey»: RFI)

http://www.rfi.fr/ameriques/20120804-japon-inquietudes-avions-hybrides-americains-osprey





米国/日本/防衛−記事発表:2012年8月4日土曜日−最終更新:2012年8月4日土曜日



日本:米国製ハイブリッド航空機「オスプレイ」への懸念



記者 RFI





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フロリダ上空を飛行中の、V22「オスプレイ」航空機

Photo: US Air Force






レオン・パネッタ米国防長官と森本敏・日本防衛相は、日本に到着した米国のV22オスプレイ・ハイブリッド航空機を、短期間地上にとどめておくことで合意した。同機の安全性についての日本側の懸念が考慮された。それでも、半分ヘリコプターで半分航空機の、この強襲用兵器が、米軍基地の近くで生活する沖縄地元住民の前に出されることは確かだ。





報告 RFI東京特約記者フレデリック・シャルル



ヘリコプターのように離陸し航空機のように飛行する、V22オスプレイ12機は、2012年10月から沖縄に配置されることになっている。



このハイブリッド航空機オスプレイは、一連の事故が知られている。最近では、4月にモロッコで、6月にフロリダで、事故があった。米国でも、これが使用された基地の近隣住民が、オスプレイは安全でないと訴え、その退役を求めた。



また、オスプレイ航空機は非常にうるさいが、同機が配置されることになる沖縄・普天間基地の近隣住民は、都市の真ん中に存在する米軍ヘリに関連した、騒音の公害と事故の危険性について、既に不満を表明している。



日本政府は、石油・ガス類が豊富な、沖縄南方に位置する島々・尖閣諸島をめぐる中国との領土紛争を背景に、V22オスプレイ・ハイブリッド航空機を沖縄に配置することを承認した。





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論争の的となっている航空機。  ボーイング社とベル社が製造したV22オスプレイは、ヘリコプターと航空機の飛行技術を融合させた輸送機だ。同型はローターが傾斜して垂直な離着陸が可能となっている。このタイプでは初めての航空機で、この機型で一連の機種が生産されている。合計458機が米軍に配備される計画だ。1991年から2012年にかけて、数件の重大事故のため計画に危機が生じたが、製造プロセスが中断することはなかった。離着陸の際、垂直に立てたエンジンから高い熱が排出されるため、空母でのV22の運用は慎重に行われている。









(投稿者より)



BBCRFI各サイトに掲載された記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。



いずれも少し古い記事ですが、今後も一波乱あると思うので、海外はどう伝えているかを残そうと思いました。特に、BBCの記事は、地元を馬鹿にしたような日本政府のスタンスをそれとなく伝えてくれています。