日本:首相官邸前に約2万人の反原発派(AFP-France24):阿修羅♪

日本:首相官邸前に約2万人の反原発派(AFP-France24):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/201.html





(Japon: quelque 20.000 antinucléaires devant la résidence du Premier ministre : AFP-France24)

http://www.france24.com/fr/20120622-japon-quelque-20000-antinucleaires-devant-residence-premier-ministre




2012年6月22日 15:34



日本:首相官邸前に約2万人の反原発








AFP - 原子力エネルギーの利用に反対する、少なくとも2万人が、金曜日の夜、東京・首相官邸前をデモ行進し気勢を上げた。首相はこの前の週に、国内50基の原子炉が停止している中、2基の運転再開を承認する決定をしている。



「再稼働反対」と声を上げる参加者の中には、社会の不正義を告発してきたジャーナリストの鎌田慧氏や、文学者の立場から「さよなら原子力エネルギー」運動をリードしてきたノーベル賞作家の大江健三郎氏がいる。大江氏が始めた請願は、現在750万筆以上の署名を集めている。



6月16日土曜日、野田佳彦首相は、西日本にある2基の原子炉、大飯3・4号機 の営業再開にゴーサインを出した。3月11日の地震津波によって福島の原子力災害が引き起こされてから、初の再始動が可能となった。



地元自治体と政府の判断は、安全上の特別な措置をとると確約しながらも、以前のように、全てを差し置いて専ら経済面を考慮したもので、同意を得られるものとは程遠く、また、野田氏がその前に、「地元の理解が得られるまでは」判断しないと約束していたことにも反している。



原子炉の営業に依存する職種の人々と産業界は喜んでいるが、反対派は、国内の原子炉は全て海岸にあり、地震地帯の上にもあるとして、原子炉が受ける危険を主張する。



基本的には原子炉の運転再開に賛成する人たちも、同様に、政府の手法に少しばかりの拙速さと強引さを見て取った。



大飯発電所を管理する関西電力の計画では、多様な安全強化策が施設に施されることになっているが、2015年までに全てが終了することはない。



義務となっていたストレステストの結果は、原子力安全・保安院の検査では妥当とされたが、同院は、過去の度重なる過失と、原子力業界との直接的・間接的双方の共謀を非難され、数週間以内に現在の形が消滅する動きにある。



金曜日の集会は成功したと判断されるが、その後、さらに別のデモが来週予定されている。



「これは、始めるしかない闘いだ」と、やはりこの運動のリーダーである、人気作曲家の坂本龍一氏は、インターネット上で主張している。







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原子力エネルギーの利用に反対する、少なくとも2万人が、金曜日の夜、

東京・首相官邸前を大声を上げてデモ行進した。首相はこの前の週に、国内50

基の原子炉が停止している中、2基の運転再開を承認する決定をしている。






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6月16日土曜日、野田佳彦首相は、西日本にある2基の原子炉、大飯

3・4号機 の営業再開にゴーサインを出した。3月11日の地震津波によって

福島の原子力災害が引き起こされてから、初の再始動が可能となった。










(投稿者より)



AFP通信が配信し、フランス24サイトに掲載された記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。



「2万人ではない。4万5000人だ」というコメントは、今回はご遠慮下さい。主催者発表よりもかなり抑えた数字ですが、記事そのものも、かなり抑えたトーンで書かれています。それでも、問題の要点を事実に沿って簡潔にまとめた、いい記事だと思います。



30年間原発のあり方を問い続けてきた鎌田慧氏や、世界的な評価が確立している大江健三郎氏・坂本龍一氏の名前を挙げるところなど、日本でも反原発の動きが大きなうねりとなりつつあることを、記事は示しています。



つまり、この動きは不可逆である、ということを、記事は示唆しているように、私には読めました。



日本以外では、事実はきちんと伝えられている、ということの実例になると思い、投稿しました。



「金曜日の集会は成功したと判断されるが、その後、さらに別のデモが来週予定されている。」"Après le rassemblement jugé réussi de vendredi, une autre manifestation est prévue la semaine prochaine."、先週に発表された記事ですので、「先週」とは今週のことです。私は行けませんが、この運動がさらに前進することを期待しています。