営業運転中の原子炉は1基しかなく、日本当局は電力不足を怖れている(RFI):阿修羅♪

営業運転中の原子炉は1基しかなく、日本当局は電力不足を怖れている(RFI):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/111.html





(Avec un seul réacteur en service, les autorités nippones craignent une pénurie d’électricité : RFI)

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20120416-seul-reacteur-service-autorites-nippones-craignent-une-penurie-electricite





日本−記事発表:2012年4月16日月曜日−最終更新:2012年4月16日月曜日



営業運転中の原子炉は1基しかなく、日本当局は電力不足を怖れている



記者 RFI





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野田佳彦政権は、停電を回避するため、福井県にある関西電力大飯原発(2012年1月撮影)の2基の原子炉を運転再開したいと望んでいる。

REUTERS/Issei Kato






日本では、1年前の福島の事故から、原子力発電所稼働率は低下を続け、史上最低水準となっている。この12カ月間では、日本の原子炉の大部分が停止したため、原発の施設の能力の23.7%しか使用されなかった。福島原発の事故前は67.3%だった。いま、日本当局は怖れているのは、国内で、特に東京で、電力消費量が記録的な水準となる、むせぶような湿った夏の暑さの間に、電力が不足することだ。





報告 RFI東京駐在記者、フレデリック・シャルル



もはや日本で営業運転中の原子炉は、最北にある人口のわずかな島・北海道に、1基あるだけだ。事故を起こした福島原発を運営する東電の原子炉で、営業運転を行っているものは、1基もない。



東京とその都市圏で生活する3800万人の住民にとって、これは悪いニュースだ。東京は東電に電力を依存しているのだ。東京は他の会社を当てにすることはできないし、できてもわずかだ。原発からの電力の不足を補うために、東電は火力発電所の運転を再開した。しかし、東電の火力発電所は、この夏の記録的な電力需要に応えるには十分でないだろう。日本人はエアコンなしで過ごせないのだ。



野田佳彦政権は、夏期の送電停止や停電を回避するために、停止しているいくつかの原子炉を運転再開しようと模索している。原発が立地する府県は、原子炉で目下実施中である、地震津波に対するストレステストが、フクシマのような事故が再び起こることを予測しているとも受け取れるとして、説得に応じていない。日本の原発は、全て海に面して建設されているのだ。









(投稿者より)



RFIサイトに掲載された記事です。誤訳があるかもしれません。ご容赦下さい。