米海兵隊は「日本の沖縄から移されるだろう」(BBC):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/12/senkyo125/msg/873.html











(US Marines 'will be moved from Japan's Okinawa': BBC NEWS ASIA)

http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-16954599





2012年2月8日最終更新20:31GMT



海兵隊は「日本の沖縄から移されるだろう」





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日米関係は、沖縄の基地と部隊の未来をめぐって、緊張が続いている。





日米両国は、数千人の米海兵隊を沖縄島から移動させるという、論争の的となっている合意を復活させた。



日本は、島の航空基地移設後に部隊を移転するものとする、2006年に調印された、当初の合意の条件を履行できなくなっている。



しかし、新たな交渉日程に入る前に、日米双方はこの2つの問題を「分離する」ことで合意していると、声明で述べている。



那覇市に近い普天間基地は、両同盟国の関係を不愉快なものにしている。



地元住民たちは、あまりに基地に近い軍事施設は危険でうるさいと語っており、島外への全面移転を望んでいる。



広く知られるように、米軍軍人の素行の悪さと犯罪的な性質による事件が時折発生し、住民の不安に火を注いできた。



鳩山友紀夫元首相は、普天間基地の島外移設を約束したが、2010年、移転先についての合意を得られず辞職した。





「それでも容認できない」





米国は、総員約5万人の日本駐留部隊のうち、1万8千人程の海兵隊員を沖縄に置いている。



米国は2006年の合意に基づき、普天間閉鎖後すぐに8千人の海兵隊員を移動させ、1万人を沖縄に残すと語った。



この合意は、基地移設候補地の地元住民による抗議の中、実施が先延ばしされている。



交渉が始まった水曜日に米国務省が発表した声明の中で、日米双方は、軍人の移動は普天間基地の移設と「分離される」だろうと語った。



声明では、撤退する海兵隊の具体的な数は示されなかったが、全体的な規模は2006年の合意と同じになることが示唆されている。



日本の新聞報道では、4700人程の海兵隊員がグアムに移転し、3300人が太平洋地域の他基地を持ち回りで移転することが、示唆されている。



声明の中で、日米双方は、2006年の合意にある通り、那覇からかなり離れた人口希薄な地区である、キャンプ・シュワブ普天間を移設するべきであるとの考えに変更はないと、語った。



日本の玄葉光一郎外相は、記者会見で、「進展のない選択肢を選ぶより、私はむしろ、野田(佳彦)首相の指導の下で、沖縄の人々の負担を軽減することをまず実現すべく、一歩前進したい」と語った。



しかし、仲井真弘多沖縄県知事は、基地を閉鎖し、残りの米軍軍人を新たな場所に配置する計画にさえも、容認はできないと語った。



同知事は、「地元の同意なしの移設はあり得ない。私たちの望みは、普天間の県外移転だ」と語ったと、AP通信は報じた。





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(投稿者より)



BBCサイトに掲載された記事です。発言部分はテキストから直接日本語に直しています。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。