中国、日本に抗議された、石油・ガス田の開発を再開(RFI):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/09/china02/msg/493.html









(La Chine reprend l'exploitation d'un champ d'hydrocarbure contesté par le Japon: RFI)

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20100917-chine-reprend-exploitation-champ-hydrocarbure-conteste-le-japon





中国/日本

記事発表:2010年9月17日金曜日

最終更新:2010年9月17日金曜日






中国、日本に抗議された、ガス田の開発を再開





RFI











言ったことは、やる。2010年9月17日、中国政府は東シナ海海上の、日本が白樺と呼び、中国が春暁(Chunxiao)と呼ぶ、係争中の水域内にある、石油・ガス田の開発を再開した。この決定は、今月上旬、日中両国が領有権を主張する諸島の近海で、日本当局が中国のトロール船を立入検査したことに端を発する。中国船の船長は、まだ日本で拘留されている。悪化が続く危機的な外交状況の中で、さらに強い決意を示したものだ。





RFIペキン駐在記者ステファン・ラガルドの報告





厳しさを増した、かつてないほど断固とした反応だ。ちょうど一週間前、この海洋ガス田の共同開発をめぐる交渉が延期されたが、中国は単独で開発を再開することを決定した。



7月27日、両国代表が最初の交渉を行った。しかし、トロール船「Ming Jing Yu 5179」の事件がおこり船長が拘留されたために、それ以降は、話し合いで協定を結ぶことが、もはや論外となった。



春暁(Chunxiao)(日本名・白樺)ガス田は、中国の排他的経済水域内に位置するが、そこは日本が主張する排他的経済水域のたった4キロ先だ。深海に位置するガスと石油の鉱床は、両国にまたがるという理由から、現在まで開発されなかった。中国当局は、外交交渉の後は、使えるだけの圧力の手段をすべて行使することに決めたようだ。





三菱系の2社を告訴





2010年9月17日午前、約10名の中国人労働者が日本の三菱系の2社を訴えた。今回の山東省高級人民法院の案件が、中国の法廷に訴状が直接提出された最初となる。



2007年、同じような民事訴訟が日本であった。今回の原告は、日本占領時(1943〜45)に強制労働に従事した、4万人の中国人労働者の一部だ。弁護士は原告1人当たり10万元の賠償金を要求している。原告が勝訴すれば、総額12万ユーロを超える賠償が行われることになる。



ついに、最後のカードが出された。船長が釈放されなければ、中国政府もまた、ナショナリズムの弦をかき鳴らして、世論を動かすも知れない。他でも、明日の土曜日(9月18日)に向けて、反日デモに結集することを呼びかけるメッセージが、ツイッターのネットワークで発せられた。この情報は、中国では「民間保釣連合会」が即座に否認している。











(投稿者より)



尖閣沖のガス田を、中国が単独で開発する決定を行ったことを伝える、フランスRFIサイトに掲載された記事です。誤訳があるかもしれません。ご容赦下さい。



2007年の事件とは、強制労働を受けた中国人労働者が西松建設を告訴した裁判で、最高裁が原告敗訴の判決を出したものと思われます。





(戦時個人補償―扉を閉ざした最高裁 [朝日新聞・社説]:阿修羅♪)

http://www.asyura2.com/07/senkyo33/msg/1101.html





ただ、この問題は、2009年、西松側が補償のための基金を設立し、和解しています。





西松建設基金設立で和解 中国人強制労働、謝罪も (Kyodo)-いいニュースだなあ:阿修羅♪)

http://www.asyura2.com/09/senkyo73/msg/680.html





中国単独の開発再開とそれに対する日本の反応、中国で三菱マテリアルの中国法人が告訴されたことは、この掲示板に投稿があります。





(前原外相 「掘削なら対抗措置」明言 中国の東シナ海ガス田機材搬入:阿修羅♪)

http://www.asyura2.com/10/senkyo95/msg/361.html





(強制連行 中国で元労働者提訴:阿修羅♪)

http://www.asyura2.com/09/china02/msg/487.html





1931年9月18日、満州事変が始まった日とされ、今年は79年目です。





満州事変:ウィキペディア

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%80%E5%B7%9E%E4%BA%8B%E5%A4%89







※ 2017.7.22 訳文を見直しました。