「大災害から間もなく10周年の福島で再び大地震、原発と産業に影響。」(RFI・Sputnik日本・Pars Today)
(Japon: une centaine de blessés après un séisme au large de Fukushima: RFI)
https://www.rfi.fr/fr/asie-pacifique/20210214-japon-une-centaine-de-bless%C3%A9s-apr%C3%A8s-un-s%C3%A9isme-au-large-de-fukushima
日本:福島沖の地震で約100人が負傷
発表 2021年2月14日11:45
日本の東海岸沖で発生したマグニチュード7.3の地震による地滑り。2021年2月13日、福島県二本松市。AFP - STR
文 RFI
福島の大災害からほぼ10年、日本では大地震により100人を超える人々が負傷した。
この地域の発電所に大規模な原発事故を引き起こした津波からほぼ10年、日本では東北部の福島沖でマグニチュード7.3の海底地震が発生したため、土曜日から日曜日に掛けて恐怖の一夜を過ごした。
地震は土曜日の午後11時過ぎに発生し、この地域や強い揺れを感じた東京周辺で約100人の負傷者を出した。数回の余震がこれに続いたが、地震による津波の発生はなかった。
悪い記憶
2011年3月11日、巨大な津波を伴うマグニチュード9の地震により、18,000人が死亡・行方不明となり、福島第一原子力発電所に深刻な被害を与えていた。
2021年2月13日の地震のために、福島県・いわき図書館の床に本が散乱した。REUTERS - ISSEI KATO
日本の気象庁(JMA)によると、土曜日のマグニチュード7.3の地震は、2011年の地震による年月を経た余震と考えられる。JMAによると、震源地は福島の海岸から約60kmの太平洋の深さ60kmの場所だった。
現時点で見られる主な物的被害は、福島県の高速道路を破壊した地滑りだ。また、テレビの空中映像では、離れた場所にある自動車レース場で発生した別の地滑りが映し出された。
余震のリスク
現時点で見られる主な物的被害は、福島県の高速道路を破壊した地滑りだ。また、テレビの空中映像では、離れた場所にある自動車レース場で発生した別の地滑りが映し出された。
日本北部の高速鉄道(新幹線)は施設の状態を点検する時間を取るために、日曜日に運行を止めた。
日本当局は国民に対し、今後数日以内に再び大きな余震が発生する可能性があると警告し、「最大の注意を払う」よう促した。加藤勝信官房長官は、「特に今後2・3日間」の注意を呼び掛けた。月曜日には降雨が予想されるが、これが地滑りのリスクを高めることは言うまでもない。
(参考 AFP)
日本 自然災害 福島
―参考―
福島、宮城で震度6強の地震 10年前の東日本大震災の余震と (BBC NEWS JAPAN)[21.2.14]
(Sputnik日本)
https://jp.sputniknews.com/japan/202102148154177/
福島第一・第二原発 使用済み核燃料プールから溢水 地震の影響で
© Sputnik
日本
2021年02月14日 16:23
福島県沖を震源とする13日夜の最大震度6強の地震の影響で、福島第一原子力発電所の5号機と6号機の使用済み燃料プールから水があふれた。日本のマスコミが14日、東京電力を引用して報じた。
報道によると、14日、福島第一原発の5号機と6号機の原子炉建屋にある使用済み核燃料プールの近くに水たまりが見つかった。13日の地震でプールからあふれ出たとみられている。
また、福島第二原子力発電所の1号機でも、使用済燃料プールからの溢水が確認されたという。
東電によると、いずれも建屋外への流出はなく、外部への影響はない。
■お知らせ■「2021年2月13日地震情報(福島第一・福島第二原子力発電所関連)(続報6)」当社HPをご確認ください。 → https://t.co/3G3QkmejnT
— 東京電力 (原子力) (@TEPCO_Nuclear) February 14, 2021
関連ニュース
タグ 日本
―参考―
福島第一原発、地震後に続々とトラブル発覚!汚染水タンクの20基前後で位置ズレ 水漏れなどは無し 格納容器の水位低下は止まらずhttps://t.co/OofsQUC4Tj
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) February 20, 2021
(Pars Today)
https://parstoday.com/ja/news/japan-i72040
福島県沖地震が自動車業界に打撃、トヨタと日産が生産調整、日立系部品工場が被災
2月 17, 2021 21:02 Asia/Tokyo
トヨタ自動車製造業
最近発生した福島県沖を震源とする地震の影響が、自動車業界に大きな打撃を与えています。
ロイター通信が17日水曜、東京から複数の関係筋の話として報じたところによりますと、 福島県沖を震源とする地震の影響で、被災した一部部品メーカーの納入遅延を背景に、既に生産調整の方針を発表したトヨタ自動車に加え、日産自動車も生産調整に踏み切っているということです。
また、 両社とも一部の車種で日立製作所子会社の自動車部品メーカー「日立Astemo(アステモ)」製の部品を採用しています。
日立アステモの福島工場(福島県桑折町)は、地震発生後、15日から操業・出荷を停止しています。
漏電の有無など電源関連を中心に工場内の設備点検に時間を要しており、操業再開の時期は明らかにされていません。
関係筋によりますと、トヨタは日立アステモの部品を採用する車種を生産している田原工場(愛知県田原市)の一部ラインなどで稼働を一時停止したほか、16日火曜には一部取引先が被災して部品供給が遅れるため、地震の影響で完成車を生産する国内9工場14ラインの稼働の一時停止を発表しています。
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タグ 自動車 自動車製造業 トヨタ 日産社