9月の雇用統計は米国国民の気概を示すものだ(米国大統領府)[2020.10.2]

9月の雇用統計は米国国民の気概を示すものだ(米国大統領府)[2020.10.2]









(September Jobs Report Shows American Grit: The White House)

https://www.whitehouse.gov/articles/september-jobs-report-shows-american-grit/





9月の雇用統計は米国国民の気概を示すものだ





2020年10月2日  読了時間3分











経済諮問委員会





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今朝、労働統計局は月次雇用状況報告を発表した。9月、米国は661,000人の雇用を増やし、失業率は7.9%に低下した。



過去5か月間にパンデミックによる失業の52%が回復し、米国は7月と8月の上方修正分の合計145,000人を含めて1,140万人を上回る雇用を獲得した。今年は気の休まる時期がなかったものの、米国労働者の気概に動揺はなく、私たちは米国史上最速の景気回復の最中にある。



5月に回復が始まって以来、雇用の増加は低所得産業に集中している。これらは小売業や娯楽・ホスピタリティ産業などで、マイノリティや大学を卒業していない人々の大部分を雇用している。これらの業界では雇用の喪失が最も急激だったが、労働者とその雇用者の接触を保つための迅速かつ対象を絞った行動が回復を促した。9月、民間の全業種の産業が雇用の増加を記録し、娯楽・ホスピタリティ産業と小売業はそれぞれ318,000人と142,000人増加し、最大の増加となった。



実際に2月から4月までの全失業の51%は、娯楽・ホスピタリティ産業と小売業のいずれかで発生した。これらの業界では平均時給が全国平均を下回っている。その後、450万人を上回る雇用が娯楽・ホスピタリティ産業に戻っており、190万人近くの雇用が小売業界に戻ってきた。9月に40,000人の雇用を増やした教育・医療サービス産業と合わせると、これらは4月以降の雇用の増加の68%を占める。



ブルーカラー労働者は、製造業と建設業において拡大が続いており、この数ヵ月間に力強い回復を経験している。4月までの雇用喪失から製造業はその半分以上を回復し、建設業は3分の2にまで立ち直り、合計で140万人を上回る雇用を増やした。本政権は引き続き、これまでに底辺に置かれた労働者の雇用に取り組んでいる。











製造業における生産職や非管理職の従業員賃金はトランプ大統領の拡大期間中(2.8%)に、オバマ前大統領の拡大期間中(1.7%)よりも1.6倍を上回る速さで上昇した。これらの労働者がパンデミックによる都市封鎖の影響を受けたことに伴い、給与保護プログラムなどのトランプ政権の政策は、約430万人の製造業の雇用と238,000社の製造業者を支援し、現在の力強い回復への道を開いた。



全てのマイノリティと歴史的に不利な立場にある米国国民の失業率は、依然として高水準だが低下は示している。4月以降、ヒスパニック系の失業率は8.6ポイント、アジア系米国人の失業率は5.6ポイント、黒人米国人の失業率は4.6ポイント低下した。同様に、高校を卒業していない人の失業率は10.6ポイント減少した一方で、高校を卒業したが大学教育を受けていない人の失業率は5ヵ月間に8.3ポイント低下した。



この回復は歴史的に前例のないものだった。過去5ヵ月間で、失業率は6.8ポイント低下した。失業率が最高に達した後にこれほど大きく低下したのは、世界的な石油危機の後の1982年から1999年の間以来だが、これはほぼ18年掛かり、5回の大統領任期と3度の政権を必要とした。米国が現在目撃しているこの回復は、それよりもほぼ41倍速い。実際、ほんの数ヵ月前、予測者の誰もが2020年は7.9%を遥かに上回る失業率で終わると予想していた。議会予算局(CBO)は7月に12月の失業率が10.5%になると予測する一方、ブルーチップ調査によるコンセンサスやFRB連邦公開市場委員会FOMC)は9.3%と予測した。トランプ大統領の下の経済は米国国民に不可能を達成するよう何度も後押しする。