福島の放射能汚染水を環境中に放出することを考えている日本―報告 (Sputnik International)
(Japan Thinking of Releasing Fukushima's Radioactive Water Into Environment - Reports: Sputnik International)
https://sputniknews.com/asia/201912241077766847-japan-thinking-of-releasing-fukushimas-radioactive-water-into-environment---reports/
福島の放射能汚染水を環境中に放出することを考えている日本―報告
© REUTERS / Maxar Technologies/Handout
アジア・太平洋
18:52 24.12.2019
今年に入ってから、台湾の行政院原子能委員会(AEC)は日本政府に対し、福島第一原子力発電所から太平洋に大量の放射能汚染水を投棄すると決定することがもしあれば、苦情を申し立てると言明した。
月曜日、日本政府の資源エネルギー庁は福島原子力発電所の汚染水を処理する方法を3つ提案した―海への放出、蒸発による大気への放出、または、双方の同時実施だ。
「単純に長期間水を貯蔵するという選択肢は(もう)ない」と、火曜日、ある同庁高官がAFPに語った。
この発電所には毎日発生する大量の汚染水を処理するための揚水濾過システムが備えられているが、その組成の中でトリチウムだけは残る―大量に飲用した場合にのみ人に危険をもたらすと言われる成分だ。
現在、汚染水は発電所の1000個の大きなタンクに貯蔵されているが、タンクを更に建設しようという事業者・東電の取り組みを余所に、それらは全て2022年夏までに満杯になる。
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月曜日の会議では何も決まらなかったが、議論の中で誰も反対を表明しなかった。それでも、地元の漁師・農民や近隣諸国から抗議が聞かれるかも知れない。
台湾は今年に入ってから、日本政府が放射能汚染水を太平洋に投棄すると決めることがもしあれば、苦情を申し立てると言明した。
福島第一原発の大災害は2011年に発生したが、その時はマグニチュード9.0の地震とその後の津波が発電所を襲い、その結果として原子炉3基がメルトダウンを起こし、放射性物質が大気中に漏出した。
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