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フクシマ:原子力大災害の汚染水は放出することに (RFI)

フクシマ:原子力大災害の汚染水は放出することに (RFI)











(Fukushima: vers un rejet de l'eau contaminée lors de la catastrophe nucléaire: RFI)

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20191225-japon-vers-rejet-eau-contaminee-lors-catastrophe-nucleaire-fukushima-3





日本福島原子力





フクシマ:原子力大災害の汚染水は放出することに





記者 フレデリック・シャルル





発表 2019年12月25日・更新 2019年12月25日13:12








東電従業員が福島の汚染水の貯蔵場所の前にいる、2017年2月23日。

Tomohiro Ohsumi / AFP






日本政府は12月24日火曜日、福島原発の汚染水は環境中に、つまり、海か大気に放出することになると発表した。この原発敷地の貯蔵能力は間もなく限界に達する。





日本政府が拠り所とする専門家たちの報告書では長期に亘る貯蔵が排除されている。なぜなら、福島原発の汚染水管理は甚だしく厄介な問題だからだ。100万トンを超える汚染水が1000台のタンクに貯蔵されている。そして、タンクはこれからも敷地を埋めていく。穴の空いた原子炉はダナイデスの穴の空いた樽に似ている。





►これも読む:日本:海洋に放出されるフクシマの汚染水





炉心を冷却するために毎日300トンを超える真水が注入される。原子炉格納容器には穴が開いており、この水が溶融した燃料に接触して放射性元素が混ざり込む。その水が地下水の浸透する原子炉建屋の地下部分に流れ込むので、今度は地下水が汚染される。





水密性に限界あり





理論上、この放射能汚染水は全て原子炉冷却回路に再導入される前に汲み上げられ処理される。しかし実際には、処理済みの水の全てがこれらの回路に再注入されるわけではない。一部は延々と連なるタンクに保管される。



時が経つ毎に貯蔵水は増える。グリーンピースは敷地での持続可能な貯蔵を勧めるが、日本政府によればそれはもう出来ない。2022年には全てのタンクが満杯になる。そして、それらの水密性は無限でない。水漏れはこれからも発生する。太平洋への流出を食い止めるために、全長900mの遮水壁が海洋に沿って建設された。





海で希釈するか水蒸気にして大気中に出すか?





福島の敷地での水の持続可能な貯蔵が不可能な場合の選択肢は3つあるようだ。海で希釈する、水蒸気にして大気中に出す、または、この2つの組み合わせだ。国際原子力機関は海での希釈を推す。しかし、発電所を運営する東電は、水浄化システムが全ての放射性核種を除去し切れないことを認識している。システムにはトリチウムを抽出する工程がない―そのため、水の一部は食物連鎖にとって危険だ。



水を環境中に放出する決定について、政府は2020年東京五輪の後まで先送りにする。しかし、福島の漁師や韓国からの反対はいまなお強い。それでも現実問題として、最終的に水は放出されるだろう。







(投稿者より)



「ダナイデスの穴の空いた樽」"le tonneau percé des Danaïdes" ウィキに説明があります。