「露日外相会談、アデン湾で海賊対処共同訓練実施へ」(Sputnik日本)

「露日外相会談、アデン湾で海賊対処共同訓練実施へ」(Sputnik日本)











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露日外相会談の結果







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政治





2019年12月20日 00:05






19日、2日間に及ぶ露日外相会談が終了した。ラブロフ外相と日本の茂木外相は平和条約締結、南クリル諸島における両国の共同経済活動、国際政治における相互の行動など、二国関係の総合的な問題を話し合った。





会談の結果、露日は12月最後の週にアデン湾で海賊対策の合同演習を実施することで合意した。







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プーチン大統領 クリル諸島について「70年間探し続けてきた解決策、まだ見つかっていない」






「我々は、朝鮮半島の核問題、イラン核プログラムの合同の包括的行動計画の遂行状況、中東情勢、北アフリカ情勢といった他の問題についても日本側と定期的な意見交換を行うことに関心がある。」ラブロフ外相はこう語った。



ラブロフ外相は日本に対し、海洋資源についての合意の順守を続け、割り当て量の引上げを行わないよう呼び掛けた。



「我々は日本側に、日本の漁民がこの合意に厳格に則って行動し、申請を出し、許可された漁獲量に違反しないよう、国家および政府の管轄機関の路線が策を講じることを求めた。」



外相会談はさらに、平和条約問題にも言及した。「我々はロシア大統領および日本の総理大臣から1956年の宣言をベースに平和条約の作業を急ぐよう明確に指示されている。この宣言は周知のように、第2次世界大戦の結果を国際法的に強化する上で切り離せない部分となっている。」ラブロフ外相は会談をこのように総括した。



会談の結果、次回の交渉は2020年の第1四半期に行うことが決まっている。





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    露日、海賊対処共同訓練実施へ







    © 写真 : Courtesy of Russia's Northern Fleet press-service





    国際





    2019年12月20日 17:26(アップデート 2019年12月20日 22:53)






    ロシアのラブロフ外相は19日、日本の茂木外相との会談を総括し、アデン湾における露日の海賊対処共同訓練が年末に行われることを明らかにした。





    ラブロフ外相は「12月末の今月最後の週の数日間、アデン湾で露日の海賊対処共同訓練が予定されている」と述べた。



    またラブロフ外相は、茂木外相との会談について、建設的であり、露日間の集中的な政治対話を継続する中身の濃い会談となったと指摘した。







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    ラブロフ外相はまた「両国の国境警備機関同士の交流が促進されている」ことにも注目した。





    「日露地域・姉妹都市交流年」(日露地域交流年)





    ラブロフ外相は、茂木外相との会談では地域協力の枠組みにおける人道交流の強化についても議論したと指摘した。ラブロフ外相は、プーチン大統領と安倍首相が2020年から2021年にかけて「日露地域・姉妹都市交流年」(日露地域交流年)を実施することを発表したことに言及した。またラブロフ外相は、日本の外相との次回の会談が2020年第1四半期に予定されていることも明らかにした。





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