2020年東京五輪:カウントダウンが始まった(RFI):阿修羅♪

2020年東京五輪:カウントダウンが始まった(RFI):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/525.html









(Jeux Olympiques de Tokyo 2020: le compte à rebours a commencé: RFI)

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20170724-japon-tokyo-2020-jeux-olympiques-compte-rebours





日本2020年五輪財政





2020年東京五輪:カウントダウンが始まった





記者 フレデリック・シャルル





発表 2017年7月24日・更新 2017年7月24日11:31








2020年東京五輪は丁度3年後の2020年7月24日に開幕する
REUTERS/Issei Kato






7月24日月曜日、2020年東京五輪のカウントダウンが始まった。丁度この7月24日に開会式が行われ競技が開始する。しかし、その準備は混沌としている。待望の五輪に掛かる経費の高騰について東京は論争の最中だ。





記者はRFI東京特約記者





東京は50〜60億ユーロの適正な経費で、節度ある大会、賢く節約するローコストな大会を約束していた。現在、東京は経費が280億ユーロに達するかも知れないと気づいた。これは当初見積もりの4倍であり、2012年ロンドン大会に使われた総額の3倍だ。国際オリンピック委員会はこれを警告していたのだ!ロシア・ソチの冬季大会では380ユーロが使われたと考えられるが、それ以来IOCは高すぎる経費を懸念している。大会に立候補する都市がますます尻込みするからだ。



東京とIOCは協力して経費削減に取り組むことにした。「予算の上限を定める権限を持つ指導者がいない」と東京都が作らせた報告は非難している。それは社長も財務管理者も不在のまま前進する企業にいくらか似ている。選手村を建設する民間の諸企業、一部のインフラ事業を行う都、新五輪スタジアムを建設する国には単一でなく複数の予算が関係している。





2020年東京五輪スタジアム





このスタジアムは、2016年3月に死去した建築家ザハ・ハディド氏の設計物が高価すぎるとの判断から却下された後、殆ど形が現れていない。それには20億ユーロ近く掛かりそうだった。建築家・隈研吾氏の設計による新たなプランはまだ高価で少なくとも12億ユーロ掛かり、聖火の置き場所が考慮されていなかった。この忘れ物について東京は改善を約束した。この新たな構造物では木材がふんだんに使われる計画だ。ザハ・ハディド氏の事務所は彼女の重要な要素を横取りしたと隈研吾氏を非難している。結局、スタジアム建設は強行軍で進められ、そのために酷使された23歳の作業員が自殺を強いられた。





失敗が連鎖する





東京は「安全で安心」な大会を約束していた。そのため、期日まであと3年にして主催者たちは失敗を積み重ねている。特に、彼らはロゴの変更を強いられ、選ばれたデザイナーは一連の盗作のために名望を失った。



さらに、マドリードイスタンブールに対する2013年の都市・東京の勝利は賄賂疑惑によって汚された。なお、この件はフランス司法当局が捜査を行っている。



競技者たちには別の不安の種がある。非常に高い気温が夏を支配する(日陰で30〜35度、湿度は80%)。その上、大会期間中の東京を大地震が襲いそうだという不安がいまなお消えない。