「2020年東京五輪をめぐる汚職疑惑」(RFI):阿修羅♪

2020年東京五輪をめぐる汚職疑惑」(RFI):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/364.html













(JO 2020 Tokyo: la justice se penche sur des versements pour l'obtention des Jeux: RFI)

http://www.rfi.fr/sports/20160512-tokyo-jeux-olympiques-virements-suspects-pot-vin-comite-justice





五輪大会汚職司法スポーツ





2020年東京五輪:司法当局は大会招致のための支払いについて検討する





記者 RFI





発表 2016年5月12日・更新 2016年5月12日23:42








芸術家・野老朝雄(Asao Tokolo)氏が2020年の東京五輪大会と日本パラリンピック大会に採用されたデザインを手にポーズを取る。2016年4月25日。
REUTERS/Thomas Peter






サッカーワールドカップの2018年ロシア大会・2022年カタール大会、そして、今夏のブラジル五輪大会、さらに、今度は2020年東京五輪の招致について汚職疑惑が持ち上がっている。





スポーツの世界に新たなスキャンダルが出てきたのか?ザ・ガーディアン紙の調査結果は疑念をかき立てる。このイギリス日刊紙によれば、日本は2020年五輪の開催を得るために賄賂を支払ったかも知れない。



その問題だが、合計100万ユーロを超える資金の移動が疑われている。これらの資金は日本が大会招致を得た年である2013年の日付で、全て「2020年五輪候補・東京」とだけ表示されている。



これらの資金は日本の同一の銀行から送金されている。前の世界陸上界の主ラミーヌ・ディアック氏の息子に関連するシンガポールの口座に入金されている。ラミーヌ氏は当時国際オリンピック委員会(IOC)委員で、その後に別の汚職事件で捜査を受けた。





→(再び)読む:2020年五輪大会:組織委員会は汚職の嫌疑を否認する





捜査が進行中であることは知られていた。さらにパリの国家金融検察庁は、去年12月に東京の招致活動に関連した汚職や資金洗浄の疑いがある行為についての司法情報を公開したことを、5月12日に確認している。



また、汚職疑惑を裏付ける根拠となる疑わしい資金の流れについて、検察庁はザ・ガーディアン紙の調査結果を確認した。



この嫌疑が日本の当局者たちを揺り動かすことはなさそうだ。国の招致活動は「不正のない」形で行われたと、政府の官房長官は確言している。これを理由に五輪組織委員会に捜査が入ることは考えられない。













(Organisation des JO de 2020 par Tokyo: le Japon se défend de toute malversation: RFI)

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20160513-japon-jo-olympique-2020-tokyo-dement-malversation





日本五輪大会スポーツ汚職安倍晋三





2020年東京五輪開催:日本は全ての汚職を否定する





記者 RFI





発表 2016年5月13日・更新 2016年5月13日09:20








東京の2020年五輪招致運動に「不正はなかった」と菅義偉氏は確言した。
AFP PHOTO / KAZUHIRO NOGI






英ザ・ガーディアン紙の発表によれば、2020年五輪大会の東京開催を得るために内密の金銭の支払いがあった可能性が考えられる新たな情報が現れた。日本は招致運動に不正はなかったと確言している。フランス司法当局は12月から、今夏のリオと2020年の東京の五輪大会に関わる汚職疑惑について調査している。





報告 RFI東京特約記者、フレデリック・シャルル





日本の権力中枢の中では、この東京五輪に関わる大きな汚職疑惑安倍晋三首相の官邸にまで不安を引き起こしている。たとえ菅義偉官房長官がこの疑惑について何も表に出さなくても。



「私が理解する事実(投稿者による和訳によれば」日本政府は招致を「不正のない」やり方で行ったと同長官は語る。菅義偉氏には2020年の東京五輪組織委員会に問題を提示する考えがない。フランス司法当局側の新たな要望は彼が代わって全てに対応するだろう。



招致運動では日本の巨大広告会社・電通がカギとなる役割を果たした。同社は国際陸上競技連盟の主要なスポンサーの1つだ。



ラミーヌ・ディアック前会長の子供によれば、前会長は東京に競合する候補都市・イスタンブールを支持しなかった。トルコは電通と違い、4〜500万ドルの後援費を連盟にもトップアスリートたちのツアー戦であるダイヤモンドリーグにも支払わなかったからだ。



日本政府は東京が2020年五輪を得るために全ての準備を整えていた。日本の国民に米と気晴らしを与えるために。他の大災害の中でも巨大津波福島原発の事故・30年間の失われた経済成長を国民に忘れさせるために。











(投稿者より)



スキャンダルだらけ東京五輪です。また出てきました。



フランス24にも仏文英文で記事が掲載されています。RFIサイトには御紹介した2本以外にもいくつか記事が掲載され、扱いはかなり大きいです。ただ、日仏間には犯罪者の引き渡し条約がないので、今後どれだけ事件が騒がれても連座した人たちが裁判を受けることはないでしょう。



福島原発事故が五輪に及ぼす影響について、「フクシマについて、お案じの向きには、私から保証をいたします。状況は、統御されています。」という安倍氏の見え透いた嘘ブエノスアイレスで堂々と罷り通ったのは裏で金銭の授受があったからのようです。それでも、世界の方も日本をATMとして利用する必要があったので、その時は問題にならなかったのでしょう。



しかし、今このタイミングでこの問題が現れたということは、つまりは、ATMとして日本の利用価値がなくなったということかも知れません。この2年余りの間にロシアが米国に代わって覇権を握りました。また、人民元が米ドルに代わって信用を集めつつあります。海と陸のシルクロードを活用して実体経済のハブを中国に置く構想にも目鼻がつきました。



となると、世界に嘘をついた安倍氏オバマ氏の広島訪問を花道にして今後はゆっくりと静養なさればよろしいのではないのでしょうか。日本は日本で新しい時代に対応する必要があるのです。景気回復も自衛隊の諸問題も他の方がおやりになればいい。人権とは何かを理解している方に、近代国家の憲法としてもう少しまともな草案を改めて考えて頂きたいものです。



"du riz et des jeux" 「米と気晴らし」、復興事業でも五輪準備でも一般国民が斉しく享受できるような特需は発生していませんので少なくとも「米」は当たっていませんが、東京五輪をめぐる動きには至る所で劣化した指導者たちによる権力の私物化が見られ、これは確かに亡国の兆しです。



今回も勝手な思いつきを書きました。失礼しました。