「安倍首相は靖国神社の祭典に参拝せず真榊を奉納した」(DW English・イランラジオ日本語・Suptnik日本):阿修羅♪

「安倍首相は靖国神社の祭典に参拝せず真榊を奉納した」(DW English・イランラジオ日本語・Suptnik日本):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/247.html











(Japanese PM sends ritual offering to Yasukuni Shrine: DW English)

http://www.dw.com/en/japanese-pm-sends-ritual-offering-to-yasukuni-shrine/a-18788269





日本





日本首相が靖国神社に祭典用の供物を送る





安倍晋三氏が論争の靖国神社に装飾となる木を送った。この神社には国の戦死者が祀られている。しかし、これまでの年と異なり、彼はその場所に参拝することで日本の隣国との関係をリスクに晒すことをしないだろう。









安倍晋三・日本首相は4日間の秋期大祭に合わせて自身の名前が記された神聖な「真榊」の木を論争の戦争神社に奉納した。

この神社は広く日本の軍国主義の歴史の象徴と考えられているが、数年来、日本と隣国との間の外交的な緊張の元となっていた。



しかし、安倍氏はこの論争の場所に参拝しないだろうと地元メディアは報じている−過去には、彼や他の日本の指導者たちは参拝するのが常だった−それは、日本・中国・韓国の関係強化を模索する今度のサミットに配慮したものだ。



安倍氏のこれまでの参拝を中国や韓国は即座に批判した。両国は第2次世界大戦前と戦時中に日本の軍事侵略の元で何年も苦しめられた。



両隣国は、日本は戦争中の敵対行為について反省していないことを示していると不満を述べている。日本政府は、日本は戦時賠償を行うなど改心していると主張している(投稿者による和訳





安倍氏のこれまでの訪問は、日本の対中韓関係を脅かした





靖国神社には日本の戦死者が祀られているが、日本が第2次世界大戦敗戦の後で重大な犯罪行為のために有罪となった一部の高級軍人や政治指導者も含まれている。



付設の博物館は、日本はアジアの怒れる解放者であり戦争の犠牲者であると色づけている。



多くの日本の国会議員を含む国家主義者たちは、神社は単に数百万人の国のために死亡した兵士たちを追悼する場であると主張している。4日間の祭典期間中、多くの人々がこの場所に参拝しようと考えている。



安倍氏は土曜日に祭典用の供物を捧げたが、この前日に李克強(Li Keqiang)中国首相や朴槿惠(Park Geun-hye)韓国大統領との2国間会談開催への期待を表明していた。



この3国地域サミットは11月1日にソウルで開催されることになっており、2012年5月以来初の首脳会談となる。



朴氏は、日本が彼女の言う植民地時代の悪行への償いが欠けているとするものに対して特に批判的だが、安倍氏といつでも対話する用意があると語った。



神社についての論争は続いているが、安倍氏と習近平(Xi Jinping)中国主席による先頃の会談以降、日本と諸隣国の関係はこの数年雪解けが進んでいる(投稿者による和訳







nm/rc (AP, AFP, dpa)








発表 2015年10月17日

関連テーマ 中華人民共和国

キーワード 日本靖国神社戦時侵略韓国中国安倍














(イランラジオ日本語)

http://japanese.irib.ir/news/commentaries/item/58991-%E5%AE%89%E5%80%8D%E9%A6%96%E7%9B%B8%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%82%84%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%81%A8%E3%81%AE%E7%B7%8A%E5%BC%B5%E5%9B%9E%E9%81%BF%E3%81%AE%E7%AC%AC%E4%B8%80%E6%AD%A9





2015/10/18(日曜) 22:00





安倍首相による中国や韓国との緊張回避の第一歩











イルナー通信





日本の安倍総理大臣が、これまでの一部の行動をやめ、中国や韓国との関係を改善しようとしています。安倍首相は、17日土曜、靖国神社の参拝を見送り、「真榊(まさかき)」と呼ばれる供え物を奉納しました。安倍首相は、来月1日、2012年以来の日中韓の3カ国首脳会談に出席する予定です。安倍首相はこの会談の傍らで、韓国のパククネ大統領と公式会談を行うことになっています。





安倍首相は、2012年12月の就任後まもなく、靖国神社に参拝しました。靖国神社は、日本の保守派や右派にとって、国民としての尊厳のシンボルとなっており、日本の政治家による参拝は、常に、中国や韓国、北朝鮮をはじめとする地域諸国の批判を受けてきました。これらの国は、1945年以前の日本の軍国主義に苦しめられたからです。このため、当時の安倍首相の靖国参拝により、韓国や中国との関係が悪化しました。その関係悪化のマイナスの影響は今も明らかです。



しかし、安倍首相は就任以来初めて、17日からの秋の例大祭期間中の靖国参拝を見送る意向を固めました。これは、常に日本の政治家の靖国参拝の停止を求めてきた、中国や韓国との関係改善に向けた措置と見なすことができます。



さらに、ジャパントゥデイは、「安倍首相は少し前から、世論の支持率を回復するために経済と外交に力を注いでいる」と報じました。自衛隊の海外での活動範囲を拡大する安全保障関連法の成立後、安倍首相の支持率は、55%から39%に低下しました。



こうした中、安倍首相は、日中韓3カ国による首脳会談の傍らで、韓国のパククネ大統領と首脳会談を行う予定です。これは、両者の就任以来、初めての首脳会談となります。今月14日には中国の楊けつち国務委員と会談した安倍首相は、フィリピンで11月に開催されるAPECアジア太平洋経済協力会議の傍らで、中国の習近平国家主席と会談を行おうとしています。



こうした中、安倍首相は、韓国と中国を怒らせないこと、両国との関係を改善することに全力を注いでいるようです。中国の国営メディアは、「常に日本の強硬な首相の目的を疑うべきだ」としていますが、現在、日本、中国、韓国は、協議に向かっています。特に安倍首相は、東京での楊国務委員との会談で、「日本は歴史から学び、中国との関係を改善したいと考えている」と強調しました。もし、日中の首脳会談が実現すれば、2012年の安倍首相の就任以来、政治的な対立や領土問題を理由に多くの問題を抱えてきた両国の関係にとって、転換点となるでしょう。













(Suptnik日本)

http://jp.sputniknews.com/opinion/20151019/1049884.html





靖国の英霊たちが日本を軍国主義の過去へと退行させる





© 写真: Marko Kudjerski





オピニオン





2015年10月19日 19:03(アップデート 2015年10月20日 00:43)





先日日本政府の高官複数が靖国神社を参拝した。安倍首相は参拝こそ控えたが、供え物を行なった。日本のために戦って死んだ人たちの魂をまつったこの神社をめぐる行動が、韓国や中国から批判を呼んでいる。





口先では隣国との関係改善の必要性を訴えながらそれを台無しにするために色々なことをする日本の政治エリートの奇矯な振る舞いについて、モスクワ国立国際関係大学国際研究所主任研究員アンドレイ・イワノフ氏が語った。



「祖国防衛のためには身命を顧みずというのはあらゆる男子の義務である。日本人の観点からは、日本と天皇のために死んだ者は紛れも無く英雄であり、その記憶は守られねばならない。たとえば、靖国神社の名簿に名が刻まれることによって。



しかし日本の外で暮らす人々には日本人の日本の英雄たちに対するこのような尊敬あふれる態度は共有されない。彼らは首相をはじめとする高官が靖国を参拝するたびに憤慨する。小泉元首相がデモンストレーションするがごとくに靖国を訪問したとして中国が日本とのハイレベル交流を停止したこともあった。おそらく日本人からは、アジアの諸隣国がそうした反応を示すことこそ奇妙で、憤慨さえ禁じえないようなことなのかもしれない。しかし、そこにはそれなりの道理というものがあるのである。



第一に、天皇と日本のために死んだ者たち、というものを、改めて見直してみよう。彼らは日本に攻め入ってきた外敵から日本を守るために死んだのか?否。彼らのほぼ全員が、日本から遠く離れたところで戦った。満州であり、中国であり、朝鮮半島であり、東南アジア諸国であり、太平洋の島々であり。そこで彼らは何をした?もしかしたら日本の誰かはこう言うかもしれない、彼らは日本の国益のために戦ったのだと。または、欧米の植民者からアジアの民衆を解放するために戦ったのだと。しかし、そのアジア諸国の民衆の視点からは、日本兵がもたらしたのは自由でなく、新たな支配である、ということになる。日本は白人たちから植民地を戦い取り、解放者としてでなく、占領者として振舞った。せめて南京大虐殺のことを思い出そう。一部の日本の研究者が言うように、たとえ犠牲者の数がプロパガンダ目的により中国側でいささか誇張されていたとしても、それが犯罪であることには変わりはない。



第二に、以前、靖国戦没者名簿には、東京裁判で太平洋戦争開戦について有責とされた閣僚らの名も記されていた。今はそれが別の場所に移されたということであるが、軍国主義日本に誰より苦しめられた中国および朝鮮人の意識では、靖国は依然として、日本軍国主義のシンボルである。中韓その他東アジア諸国にとって、日本の高官がこの神社を参拝し、または供え物をすることは、日本政府は再び軍国主義を復活させるのではなか、との危惧を呼ぶこととして受け止められる。いま現在そうした動きはなくとも、非常に間近く、そうした動きが出るのではないか、との危惧を。政治家が靖国を参拝することは、彼らが支持を当てにしている極右、民族主義団体へのアピールであることは明白だ。そうした勢力への支持を非常に頼みにしている一部政治家の一人が、どうやら安倍晋三氏であるらしい。しかしそうした支持の見返りは、遅かれ早かれ支払わねばならない。そして、それは中国相手の強硬な発言によってばかりではなく、日本の軍事力増大によっても支払われる。



日本が自分自身を守る権利、またそのために自衛隊の力を強める権利を有していることには疑いが無い。残念なのは、日本の政治家らが、そうした取り組みに、靖国参拝のようなイベントを伴わせることだ。そのことによって日本でナショナリズムが高まり、そのことへの危惧が国外で高まってしまう。日本がこのように振舞えば、中国がますます軍事力を強大化させるという形でそれに答えることは明白だ。それでアジアがより安全になるのか。おそらくは、否。そうなることの責めは誰にあるか?中国か?もしかしたら、日本自身ではないのか?」







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