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「安倍首相のインド訪問」(BBC、DW English, THE TIMES OF INDIAの記事):阿修羅♪

「安倍首相のインド訪問」(BBC、DW English, THE TIMES OF INDIAの記事):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/12/asia14/msg/728.html






(Abe seeks to boost Japan's business ties with India: BBC NEWS BUSINESS)

http://www.bbc.co.uk/news/business-25907917











安倍氏はインドとの経済関係強化を求めている





2014年1月27日最終更新02:34 GMT





安倍晋三・日本首相は3日間のインド旅行で、同国との経済・政治関係の強化を求めている。



日曜日に行われるインドの共和国記念日パレードの主賓となった安倍氏には、日本から大規模な財界代表団が同行している。



安倍氏マンモハン・シン印首相は週末にわたり、電気通信とエネルギーの分野で協力協定を結んだ。



何が両国を近づけているのか、BBCのシルパ・カナンが説明する。





このリンクをクリックすればBBCサイトの動画記事がご覧になれますが、環境によってはアドオンを解除する必要があります。個人の方が動画をキャプチャしてYoutubeに投稿なさっているようですので、貼り付けておきます。:投稿者)















(India-Japan ties 'increasingly important': DW English)

http://www.dw.de/india-japan-ties-increasingly-important/a-17393489





国際関係





印日関係は「重要性を増している」





中国がアジア太平洋の至る所に影響力と領土支配を拡げようとしている中、安倍晋三・日本首相とマンモハン・シン印首相は、2国間の同盟にさらに力を注ぎつつある。









1月26日日曜日、1950年にインドが共和国となった日を記念する例年の式典で、安倍晋三・日本首相は主賓となった。安倍氏マンモハン・シン首相やプラナブ・ムカルジー大統領と並んで座り、これまでこの行事に出席した初の日本の指導者として、インド陸軍部隊の分列行進に見入っていた。



主賓の立場が日本の指導者に拡げられたことは、貿易からエネルギー、交通リンク、新規投資、観光に至る広範な分野で、日印両国が相互の関係をますます重要視していることを明確に示している。しかし、両国にとって最も重要なことは、中国に対して共同戦線を展開していくことだ。





日曜日、安倍氏はこれまでに記念式典に参加した初の日本の首相となった






その前日、両国の指導者は民生用原子力の開発を協議したが、インドは日本の技術と原発建設のノウハウに興味を示していた。



安倍氏はまた訪問中に、ニューデリーの地下鉄システム開発のために、約20億米ドルの借款を供与することに同意した。さらに、日本のUS-2水陸両用航空機をインドで共同生産することも話し合われ、科学・工学分野の交流強化や医療施設の提供、インド西部のムンバイとアーメダバードを結ぶ高速鉄道路線−日本の新幹線技術を土台にする−の導入可能性について共同調査を始めることが討議された。





「主要な経済パートナー」



シン首相は日本を「主要なパートナー」と述べ、「強力で経済が復活しつつある日本と、変化の途上にあり急速に成長しているインドのパートナーシップは、地域にとって永遠に有効な勢力と成りうる」と記者たちに語った。





インドはヒマラヤの国境をめぐり中国と未解決の紛争状態にある





安倍氏が訪問した主な動機は、安全保障と防衛問題をめぐる懸念について理解と合意を得ることだったと、アナリストたちは語る。「安倍氏はインドとこの関係を強化することを強く欲しており、彼が中国との来るべき対立に備えていることは明らかだ」と、日印関係の専門家である金子熊夫・東海大学教授はDWに語った。



「両国とも中国による脅威を感じており、両国は共通点も多いため、今回調印されるこうした協定は相互支援の観点から非常に重要だ」と、彼は語った。



インドは数年前からヒマラヤの国境をめぐり中国と未解決の紛争状態にあり、一方でインド政府は、中国がパキスタンに軍事・経済・技術の面で支援を行っていることを憂慮している。インドはパキスタンともいくつかの国境紛争を抱えている。



日本の方は、南日本近くの沖合にある無人の島々をめぐり、対立したままのにらみ合いが続いている。日本政府は、日本では尖閣、中国では釣魚として知られるこの島々が、日本の一部であると主張している。しかし、島々周辺の海底の地中から天然資源が発見されて以来、中国も島々の主権を主張するようになった。





同盟の構築



この紛争で日本は米国から幅広い支援を得ているが、安倍氏は、地域においてより多くの支援国を得ることを意識して、同様に中国に警戒の目を向ける他の国々に接触を図ってきた。安倍氏は2月のソチ冬季五輪開会式に合わせて、ウラジミール・プーチン露大統領に会う予定だ。会談では、防衛交流が主要な議題となることが予想されている。



11月、安倍氏カンボジアラオスを訪問した。この2カ国を最後に、安倍氏東南アジア諸国連合(ASEAN)を構成する10カ国を、首相就任後11カ月で旅行したことになる。



地域の他の国々の指導者との会談で、安倍首相はあからさまに、南シナ海の島々と広大な区域の主権をめぐり、中国と紛争状態にある各国の立場を支持すると表明した。





インドは安定を確実にできるか?



こうした取り決めの一部は中国の封じ込めを直接の目的としていないが、この2国を日本と支持国の陣営により密接に結びつけるという点で重要だ。「これを中国の『封じ込め』と呼ぶにはためらいがあるが、地域の安定への中国の脅威に対応するために、日本が同じ考えを持った国々とグループを作ろうとしていることは明らかだ」と、金子教授は語った。





東シナ海の島々をめぐり、日本と中国の緊張は高まっている





東京・明治大学伊藤剛・国際関係学教授は、指導者たちが、両国海軍や米海軍との間で数次にわたる海上演習を行う協定を結んだことを、「海上安全保障の分業」と見なしている。



「インドは、中国を抑止するための十分に大きな軍事力を持つ、地域で唯一の国だ」と、彼は語った。「他の国々は軍事費を縮小しつつあり、そのため、日印両国の関係は重要性を増しつつある。」



「インドは大国であり、安定を確実にするための役割を果たしている」と、このアナリストは付け加えた。「中国が南シナ海を越えてインド洋に勢力を拡げ、インドの国益と直接衝突しつつあることに、インドは神経質になっている。」





発表 2014年1月29日

記者 Julian Ryall, Tokyo

編集 Gabriel Domínguez












(New Delhi must capitalise on opportunities created by Shinzo Abe's visit: THE TIMES OF INDIA)

http://articles.timesofindia.indiatimes.com/2014-01-28/edit-page/46685585_1_shinzo-abe-india-japan-defence-minister







安倍晋三氏の訪問により創設された機会をインド政府は活用すべきだ



2014年1月28日12.09AM IST





日本の安倍晋三首相が先週インドを訪問し、その間にニューデリーの共和国記念日パレードの主賓となったが、これはインドはこの機会を活用した方がいいとの意思表示だ。安倍氏の訪問は、日本の天皇・皇后の訪問−2人とも外国に行くことは殆どない−や、日本防衛相による別の訪問から2カ月も経っていない。コブラガデ事件の間に明らかになった−実際、最近のインドの外交政策は殆ど上手くいっていない−ように、米国が興味を失っているだけに、日本が示す興味は一層歓迎だ。



インド政府は、北西部のインフラ建設のために日本の投資を招請することで、正しいジェスチャーを示した。そこは、中国人の立入が認められていないデリケートな区域だ。しかし、ムンバイ−デリー産業回廊について全速力で全ての障壁を除去する方がより重要だ。同回廊は、インド産業の衰退を反転させるために主要な役割を果たすだろう。中国は日本の支援と投資を利用して工業化を進め、主要な大国となった。しかし、社会政治的な緊張と歴史的な障害のために、中国は日本にとって最大の難敵へと転向した。幸運にも、印日関係ではこうした緊張や障害は除去されているので、これはインドにとって、中国が果たしたような工業化を成し遂げる好機である。



安倍氏は、長年瀕死の状態にあった日本経済の再活性化に一定の成功を収めた。 彼は今、日本の外交と対外関係でも同様の成果を欲しており、この礎石がインドとの関係構築だ。インドでの安倍氏の信念は、戦略的な理由からインドを主要国にしようとしたブッシュ政権の欲求とある程度類似している−オバマ政権が印米関係を純粋な貿易の事柄に転換したので、この機会は潰えてしまった。統一進歩同盟やインドの政治階層には反米主義の後遺症があり、どちらの手助けもしなかった。



しかし、印日関係にこうした重荷となるような障害はない。そのため、安倍氏の大胆さがインドからの大胆な回答を引き出すのに、障害はないはずだ。インドに現代的な産業の根拠地が必要なだけでなく、力と強引さを増しつつある中国に対するヘッジも印日両国には必要なのだ。中国は陸と海で隣国に対して圧力を強めつつある。アジアで最も豊かな民主主義国家と最も大きな民主主義国家−両国は図らずも地域第2・第3の経済大国だが−の強力な関係が、地域のパワーバランスに根本的な変化をもたらす可能性がある、ということに、安倍氏の洞察の中心がある。この洞察は正しく、インドもこれに基づき、国益に沿って行動すべきだ。











(投稿者より)



BBCドイチェヴェレの英語サイト、タイムズ・オブ・インディアの各サイトに掲載された記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。



安倍氏訪印の意味について、記事を3本集めてみました。具体的な行動・日程・成果などは外務省サイトに報告がありますので、そちらをご覧下さい。



"alliance"、「同盟」という訳語をつけています。"partnership"「連携」よりも緊密な関係です。「日本の同盟国は米国だけだ」という建前論は、ここでは脇に置いていただければ有り難いです。



「北西部のインフラ建設のために日本の投資を招請することで、正しいジェスチャーを示した。そこは、中国人の立入が認められていないデリケートな区域だ。」"New Delhi made the right gesture by inviting Japanese investment for building infrastructure in the northeast, a sensitive area it doesn't allow the Chinese to enter." 興味がありましたら、 タイムズ・オブ・インディアにもう少し詳しい記事がありますので、ご覧になってみて下さい。他の事業も含めて、日本に対するインドの期待の大きさが分かります。