国民に向けた新年の挨拶 (President of Russia):阿修羅♪

国民に向けた新年の挨拶 (President of Russia):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/12/kokusai7/msg/837.html







(New Year’s Address to the Nation: President of Russia)

http://eng.kremlin.ru/news/6483





国民に向けた新年の挨拶





2013年12月31日19:30  ハバロフスク













ウラジミール・プーチン氏はハバロフスクで、破壊的な洪水に苦しんだ極東の住民と共に、新しい年を迎えた。大統領はハバロフスクで、国民に向けた新年の挨拶を行った。





ウラジミール・プーチン大統領友人の皆さん、



2014年の新年はすぐそこに来ています。あと少しで、私たちは過去から未来へと1歩進むことになります。



新年を迎えることは、私たち皆が一つになるために世代から世代へと受け継がれてきた、私たちの最も心のこもった、そして、心温まる伝統の一つです。



私たちは過ぎゆく年に、ボルゴグラードの残酷なテロ攻撃や、極東におけるかつてない大きな自然災害など、問題や厳しい挑戦に立ち向かわなければなりませんでした。試練の時に、ロシアは常に団結しています。



友人の皆さん、今年、私は慣例となっているモスクワ・クレムリンでなく、極東からご挨拶しています。誇りと名誉をかけて自然災害を乗り越えたものの、自分の家でこの夜を祝うことがまだできない方々と共に新年を迎えるために、私は極東に来ました。私は全ての国民の皆さんにご挨拶をし、国民の皆さんと共に極東の方々に向けてグラスを掲げて、無私の精神で洪水と闘い、慈悲の心と無私の寛容を示した、こうした方々すべての健康をお祈りしたいと思います。



親愛なる友人の皆さん、



私たちは、恐ろしいテロ行為に遭われた方々に頭を垂れます。私たちは自信を持ち、断固として、首尾一貫して、テロリストを完全に撲滅する闘いを続けていきます。私たちはテロに遭われた全ての方々を支援します。私たちは計画したこと全てを実行します。私たちは建設と再建が必要なこと全てを建設し再建します。同時に、私たちは過ぎゆく年に、話題にできるような多くのことを達成しました。私たちの国はより良く、より豊かに、より快適になりました。私たちは国際問題において国益をねばり強く促進します。ですから、今日、私たちは希望と未来への夢を持って、新年を迎えることを心から喜んでいます。



いまこの時、私たちのいる所は様々ですが、このすばらしい夜の空気は私たちの心を温かくしてくれます。私たちは未来に希望を抱き、最高の時がこれから来るのだと心から信じ、幸運と成功を信じます。こうした繁栄が自ずと来るものでないことは、私たちの誰もが理解しています。懸命な労働と個人的な行為を通して、私たちが計画したこと全てを実行する努力を通じて、それは達成されるものです。こうして達成したものが私たちの祖国を形作りますが、その一方で、その人の家族・子供・肉親を守っていくことも、ロシアにとって、私たちが生き成功と繁栄への希望を抱く国にとって、不可分の責任です。



こうした思いと志が私たちの団結を強めます。団結することによってのみ、私たちは真に強くなれ、ロシアの進歩を保証でき、私たち共通の計画やアイディアを実行できるのです。



親愛なる友人の皆さん、



私たちは来年、しなければならないことがたくさんあります。経済のこと、国民生活の向上、安全と治安の確保、そして、ほんの1ヵ月先に始まる2014年冬季オリンピックパラリンピックの運営などを、最高の水準で成し遂げなければなりません。



新年の夜は、私たち皆が本当はどれだけ近しいかを特別な形で感じることができる時です。この理解と支援に、愛と保護に、互いに感謝しましょう。日常生活の喧噪の中で、私たちはそれを十分に出来ないことが良くあります。それでも、近くにいる愛する人たちの支援や友人たちの信頼のおかげで、私たちは得るよりも多くを与えられるよう、自信や意欲を得ているのです。



私は皆さんの健康と幸せを願っています。全ての家族に喜びがありますように。全ての家に調和と繁栄がありますように。



2014年のロシアに幸あれ!

















(投稿者より)



クレムリンの英語サイトに掲載された記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。



ユーチューブのクレムリンアカウントから、動画を付しておきました。ロシア語のスピーチ原稿は、クレムリンサイトにあります。



ロシアの中心部から見てハバロフスクは遥か東の地ですが、それでも最果てではありません。プーチン氏はハバロフスクよりも早く新年を迎える、その最果ての地に住む人たちのために、別のメッセージも用意したようです。何を言っているかは分からないのですが、一般的な荒削りのイメージとは裏腹に、実は細やかな方とお見受けしました。