2世紀続いた米国のラテンアメリカ政策は終わったと、ケリー氏が語った(AFP - Youtube):阿修羅♪

2世紀続いた米国のラテンアメリカ政策は終わったと、ケリー氏が語った(AFP - Youtube):阿修羅♪



http://www.asyura2.com/12/kokusai7/msg/780.html







(Kerry says two century US LatAm policy over: AFP - Youtube )

http://www.youtube.com/watch?v=JJIYa9yYhQM









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2世紀続いた米国のラテンアメリカ政策は終わったと、ケリー氏が語った



AFP news agancy



公開日: 2013/11/18



ジョン・ケリー国務長官は月曜日、ラテンアメリカとの関係でワシントンが基準としていた200年近く続いた政策が完全に終わったと明言した。継続時間:1分22秒









(発言の書き起こし−参考:米国国務省サイト





The doctrine that bears his name asserted our authority to step in and oppose the influence of European powers in Latin America. And throughout our nation’s history, successive presidents have reinforced that doctrine and made a similar choice.



Today, however, we have made a different choice. The era of the Monroe Doctrine is over. The relationship that we seek and that we have worked hard to foster is not about a United States declaration about how and when it will intervene in the affairs of other American states. It’s about all of our countries viewing one another as equals, sharing responsibilities, cooperating on security issues, and adhering not to doctrine, but to the decisions that we make as partners to advance the values and the interests that we share.









(その日本語)



彼の名を冠したこの基本政策に基づき、私たちの諸当局はラテンアメリカで介入を行ったり欧州勢力の影響に反対したりしてきた。そして、わが国の歴史を通じて、歴代の大統領はこの基本政策を強化し、似たような選択を行ってきた。



しかし今日、私たちは違った選択を行った。モンロー主義の時代は終わった。私たちが育もうと探求し、取り組んでいるものは、他の米州諸国の問題にいつどのような形で介入するかについて米国が宣言するかに関することではない。私たちの全ての国が互いに対等とみなし、責任を共有し、安全保障の問題で協力し、主義主張を固守するのではなく、私たちが共有している価値と利益を促進する決定を、私たちがパートナーとして守っていくことに関することだ。









(投稿者より)



AFP通信が配信した記事です。テキストは国務省サイトを参考にしました。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。



このスピーチを伝える日本メディアはなかったようです。私がよく見る欧州メディアのサイトにもありませんでした。私は飯山一郎氏のブログで記事を見つけました。



これまで地域でやりたい放題を尽くした米国ですが、この数年は、地域の各地にできた反米政権が結束して力をつけ、米国はむしろ孤立していたようにも見えました。



この発表が米州諸国にどのように受け取られ、今後の米州大陸の情勢にどのように影響するかはよく分かりませんが、米国の国内情勢や米国と中東の関係の変化などと合わせて考えるとき、米国自体が大きく変化しつつあることの表れかも知れません。



200年来の政策変更です。国務省サイトにスピーチ原稿がありますが、スピーチではタフト氏やケネディ氏といった歴代の大統領に言及し、これが伝統的な米国の対外政策の根幹だったことを示しつつ、今後は方針を変え、今後の世代のために関係を見直し、対等な立場に立ち返り、教育や環境などの分野で協力していくことを表明しています。スピーチ全体の映像は、別にユーチューブの投稿があります。