東電は、放射能レベルが低いと見なされる水を海に放出することを検討している(RFI):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/11/genpatu19/msg/210.html













(Tepco étudie le rejet en mer d'eau estimée peu radioactive : RFI)

http://www.rfi.fr/science/20111208-tepco-etudie-le-rejet-mer-eau-estimee-peu-radioactive





日本/放射能汚染−記事発表:2011年12月8日木曜日−最終更新:2011年12月8日木曜日





東電は、放射能レベルが低いと見なされる水を海に放出することを検討している





記者 RFI







東電は汚染水貯蔵タンクを少しずつ増設しているが、2012年3月にはそれも満杯になると予測している。

ロイター/共同






事故を起こした福島原発を運営する東京電力(TEPCO)は、現在貯水タンクに蓄えられている「低レベル放射能」水を、太平洋に放出するのを検討中であることを認めた。同社は、放射性物質の濃度が法定限界値を下回る水しか流さないと約束している。漁民たちはこれに反対している。



漁民たちは、海洋環境の汚染が拡大することと、消費者の不安が激増することを危惧している。



貯水タンクは、貯蔵水を入れる容量が十分でない。3月11日の地震津波を原因とする核事故が発生してから、大規模な放水作業が数週間行なわれたために、数万トンの水が福島第一発電所構内に溜まっている。



この汚染水は発電所内の特別な装置で処理されている。そこで処理された水の一部は、激しく損傷した原子炉を冷却する循環型装置に供給され、利用される。貯水タンクに蓄えられるのは、その余った水だ。それでも、貯水タンクは数カ月のうちに満杯になるおそれがあると、東電側は漁民たちに説明している。



貯水タンクは少しずつ増設されているが、東電の責任者たちは、貯水タンクの能力は急速に限界を超えつつあり、放射能汚染水は海洋投棄「しなければならない」と考えている。



全国漁業協同組合連合会は、魚類の消費を減らし、漁業に対してさらに深刻な影響を及ぼしかねない、このような行為は容認できないと述べている。



1986年のチェルノブイリ事故以来、世界最悪の原子力事故が突如発生してから数週間のあいだに、東電は既に1万トン以上の「低レベル放射能」水を太平洋に流している。



その後の報告によれば、放射能は広範囲に拡散したが、現在のところ、ヒトや動物の生命を脅かしていない。しかし、このような故意の行為に対して、いくつかの団体が抗議を行った。



他にも、東電は今週初め、発電所建屋内に生じた亀裂のために、約150リットルの汚染水が海洋に流れる事故があったことを認めている。








4月初め、東京から約250km北西の太平洋岸に位置する、福島第一発電所の配管用立て坑の割れ目から、約520トンの高濃度汚染水が海に流出した。



それから程なくして、発電所を運営する東電は、発電所内の事故を起こした諸施設に溜まっていた、約1万トンの低レベル放射能汚染水を海に放出した。












(投稿者より)



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