福島の問題で、複雑な国際連携(RFI):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/534.html







(Une coordination internationale compliquée à Fukushima: RFI)

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20110403-une-coordination-internationale-compliquee-fukushima





日本/原子力

記事発表:2011年4月3日日曜日

最終更新:2011年4月3日日曜日






福島の問題で、複雑な国際連携





RFI











2011年4月3日日曜日の時点で、日本の福島原発の第2原子炉にできた割れ目はなおも塞がれなかった。それでも、全世界から来る数多くの専門家が共同でこれに貢献することを実際に行うのは非常に難しい。国際原子力機関(IAEA)は、日本政府のやる気のなさを批判した。





RFI東京駐在記者フレデリック・シャルルの報告





日本の菅直人首相と彼の政権は、服装を危機対応の作業服から普段のスーツに替えた。あたかも、福島原発内の混沌が終結したかのように。



何人かの外国の原子力専門家が東京に来ている。その大部分は自国政府から派遣されている。アレバ社長のアンヌ・ロベルジョン氏も、福島原発の技術者が最悪の事態を回避するのを助けるために、来日している。



日本人の天野行弥氏が率いるIAEAもまた、内部の専門家を急派することを決めた。というのは、同機関は、日本当局から欲しい情報が得られないことが不満なのだ。





IAEAには、国際的な危機対策室を創設する権限がない





日本政府には福島原発の状況を解決するための国際的な危機対策室がない。外国の専門家たちは不満を言う。日本の官僚は分かっていない。今なお自分たちだけで事態を解決できると考えていると。



ウィーンのIAEAによれば発電所内では深刻な状況が続いているが、同機関は史上2番目に深刻な原発事故の収束を担当する危機対策室の創設を日本に強制するためのいかなる権限も持っていない。











(投稿者より)



フランスRFIサイトの記事を投稿いたします。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。



事態が収束していないのに、官僚たちは平時モードに切り替わっている。外国の専門家たちが、日本の状況を憂慮して駆けつけているのに、日本の当局は強力を求める姿勢を見せない、ということに対する苛立ちが伝えられています。



福島の放射能は、すでに全世界で観測されています。放射能は、一人一人の生命を脅かす危険があります。当局の頑迷な姿勢が、国際社会から反発を買い、日本の孤立を招くことを恐れます。



もっとも、国内の事態にすらまともな対処ができていない現政権に、外国との共同作業の段取りなどできるはずがない、という見方が妥当かもしれません。





※2017.4.8 訳文を見直しました。