党の百年奮闘の重要な成果と歴史的経験に関する中共中央の決議(理論中国)[『歴史決議』です。本文約55,000字、少し長いです。]

党の百年奮闘の重要な成果と歴史的経験に関する中共中央の決議(理論中国)[『歴史決議』です。本文54,726字、少し長いです。]









http://jp.theorychina.org/c/2021-11-16/1424154.shtml





党の百年奮闘の重要な成果と歴史的経験に関する中共中央の決議





出所:jp.news.cn2021-11-16 | | 発表時間:2021-11-16





新華社北京11月16日】中国共産党第19期中央委員会第6回全体会議で採択された「党の百年奮闘の重要な成果と歴史的経験に関する中共中央の決議」の全文は以下の通り。





序言



中国共産党1921年の創立以来、終始一貫して中国人民の幸福の追求、中華民族の復興の追求を自らの初心・使命とし、終始一貫して共産主義の理想と社会主義の信念を堅持し、全国各民族人民を団結させ率いて民族の独立と人民の解放をかち取り、国家の富強と人民の幸福を実現するためにたゆまず奮闘し、百年にわたる輝かしい道を歩んできた。



この百年の間、党は人民を指導して不撓不屈の精神で血みどろの奮戦を繰り広げ、新民主主義革命の偉大な成果を収め、自力更生して富強化に努め、社会主義革命と社会主義建設の偉大な成果を収めた。また、思想を解放し鋭意邁進し、改革開放と社会主義現代化建設の偉大な成果を収め、自信をもって奮励し、正道と革新を重んじ、新時代の中国の特色ある社会主義の偉大な成果を収めた。党と人民の百年にわたる奮闘は、数千年に及ぶ中華民族史上の最も壮大な叙事詩を書き綴った。



党の百年奮闘の重要な成果と歴史的経験を総括することは、建党百周年という歴史的条件の下、社会主義現代化国家の全面的建設の新たな征途につき、新時代に中国の特色ある社会主義を堅持し発展させるために必要なことであり、政治意識・大局意識・核心意識・一致意識(「四つの意識」)を強化し、道・理論・制度・文化への自信(「四つの自信」)を固め、習近平同志の党中央・全党の核心としての地位を断固として擁護し、党中央の権威と集中的・統一的指導を断固として擁護し(「二つの擁護」)、全党が足並みをそろえて前へ進むために必要なことである。そして、党の自己革命を推進し、全党の闘争能力とリスクや課題への対応能力を高め、党の生命力と活力を永遠に保ち、全国各民族人民を団結させ率いて中華民族の偉大な復興という中国の夢の実現に向けて奮闘を続けていくために必要なことである。全党は唯物史観と正しい党史観を堅持し、党の百年にわたる奮闘から、これまでわれわれが成功できた理由を見つけ出し、今後われわれが成功し続ける方途を明らかにすることにより、いっそう確固たる決意と自覚をもって初心を貫き使命を全うし、新時代の中国の特色ある社会主義をよりよく堅持し発展させていく必要がある。



1945年の党の6期7中全会で採択された「若干の歴史問題に関する決議」および1981年の党の11期6中全会で採択された「建国以来の党の若干の歴史問題に関する決議」は、党の歴史上の重大な出来事と重要な経験・教訓を実事求是の態度で総括したものである。これらの「決議」は重大な歴史的瀬戸際に全党の思想と行動を統一し、党と人民の事業を推進する上で重要な指導的役割を果たして、その基本的論述と結論はいまなお通用するものである。





Ⅰ 新民主主義革命の偉大な勝利をかち取る



新民主主義革命の時期において、党が直面していた主要任務は、帝国主義、封建主義、官僚資本主義に反対し、民族の独立と人民の解放をかち取り、中華民族の偉大な復興を実現するために基礎となる社会的条件をつくり出すことであった。



世界の古き偉大な民族である中華民族は、5000年以上の長きにわたる輝かしい文明を創出し、人類文明の進歩に不滅の貢献をした。1840年アヘン戦争以降、西側列強の侵入と封建的支配の腐敗によって、中国は次第に半植民地・半封建社会となり、国が恥辱を、人民が苦難を、文明が埋没をこうむり、中華民族はかつてない災禍に見舞われた。民族を存亡の危機から救うため、中国人民は奮起して抵抗し、愛国の志士たちが奔走して喊声をあげ、称賛と感動の戦いを進めた。太平天国運動、洋務運動、戊戌変法、義和団運動が相次いで起こり、さまざまな救国策が代わる代わるうち出されたが、いずれも失敗に終わった。孫文先生の指導する辛亥革命は中国を支配していた数千年にわたる専制君主制度を覆したが、中国の半植民地・半封建社会の性格と中国人民の悲惨な運命を変えることはできなかった。そのため、中国には救国運動を導く新たな思想、革命の力を結束させる新たな組織が早急に求められたのである。



十月革命の砲声がとどろき、中国にマルクス・レーニン主義が送り届けられた。五・四運動の影響の下に、中国でマルクス主義はいっそう広がっていった。中国人民と中華民族が偉大な目覚めを迎え、マルクス・レーニン主義と中国の労働運動がしっかりと結びつく中で、1921年7月、中国共産党がついに誕生した。中国に共産党が生まれたこと――これは、時代を画する大きな出来事であった。まさにこの時から、中国革命の様相が一新したのである。



党は、近代中国の主な社会矛盾が帝国主義中華民族との間の矛盾、封建主義と人民大衆との間の矛盾であると深く認識した。そのため、中華民族の偉大な復興を実現するには、反帝・反封建闘争を行う必要があった。



結党の初期と大革命の時期において、党は民主主義革命綱領を制定し、労働運動や青年運動、農民運動、婦人運動を起こし、国民党の改組と国民革命軍の創設を推進し、それを支援するとともに、全国的な反帝・反封建の偉大な闘争を指導して大革命の高まりをもり上げた。1927年、国民党内の反動集団が革命に反旗を翻し、共産党員と革命的人民を虐殺した、党内では陳独秀に代表される右翼的思想が右翼日和見主義の誤りへと転じ、さらに党の指導部門において支配的地位を占めたことで、党と人民が効果的な抵抗を組織することができず、大革命は強大な敵の不意打ちの前で手痛い敗北を喫した。



土地革命戦争期において、党は残酷な現実から、革命の武装化をしなければ武装した反革命勢力をうち負かすことはできず、中国革命の勝利をかち取ることができず、中国人民と中華民族の運命を変えることはできないため、武装した革命で武装した反革命に抵抗しなければならないということを認識した。国民党反動派に対する武力抵抗の火ぶたが切っておとされた南昌蜂起は、中国共産党による革命戦争への独立した指導、人民軍隊の創設、武力による政権奪取の面において第一歩を踏み出す象徴的な出来事であった。八・七会議では、土地革命と武装蜂起を断行するという方針が確定した。党の指導の下で秋収蜂起と広州蜂起およびその他の地域での蜂起が決行されたが、敵味方の力の差が甚だしく、これらの蜂起の多くは失敗に終わった。事実が証明しているように、当時の客観的な条件の下では、中国の共産主義者がまず中心都市を占領して革命の全国的勝利をかち取ったロシアの十月革命と同じような方途を取ることは不可能であり、中国の国情に適した革命の道を探り当てることが党の差し迫った課題となった。



活動の軸足を大都市への進攻から農村への進出に移すことは、中国革命の決定的意義をもつ新たな出発点となった。毛沢東同志が軍隊と人民を指導して井岡山で最初の農村革命根拠地をうち立て、党は人民を指導して「土豪の打倒・土地の再分配」運動を進めた。古田会議では「思想重視の党建設と政治主導の軍隊建設」の原則が確立された。その後、闘争の発展に伴って、党は中央革命根拠地と湘鄂西(湖南・湖北省西部)、海豊・陸豊、鄂豫皖(湖北・河南・安徽省)、瓊崖(海南島)、閩浙赣(福建・浙江・江西省)、湘鄂贛(湖南・湖北・江西省)、湘贛(湖南・江西省)、左江・右江、川陝(四川・陝西省)、陝甘(陝西・甘粛省)、湘鄂川黔(湖南・湖北・四川・貴州省)などの根拠地を樹立した。党は国民党支配下の白色地区においても、党とその他の革命組織を拡大し、大衆的革命闘争を繰り広げた。だが、党内での王明による「左」翼教条主義の誤った指導の下で、中央革命根拠地の五回目の反「包囲討伐」作戦が敗北したため、赤軍はやむなく戦略的移転を行い、苦難に満ちた壮絶な長征を経て陝西省北部に転戦した。「左」翼路線の誤りは革命根拠地と白色地区の革命勢力に極めて大きな損失をもたらした。



1935年1月、中央政治局は長征の途上、遵義会議を開き、党中央と赤軍における毛沢東同志の指導的地位が事実上確立した。その時初めて、毛沢東同志を主要な代表とするマルクス主義者の正しい路線の党中央における指導的地位が確立され、毛沢東同志を核心とする党の初代中央指導集団が形成され、党が独立自主して中国革命の実際問題を解決する新たな段階を迎えた。また、遵義会議は存亡の瀬戸際から党と赤軍、中国革命を救い、張国燾の分裂主義との戦いにうち勝ち、長征を首尾よくなし遂げ、中国革命の新たな局面を切り開く上で重要な役割を果たした。これは、党の歴史上、その存亡にかかわる転換点であった。



抗日戦争期において、九・一八事変後、中日民族対立が次第に国内の階級対立を超えて主要な矛盾となった。日本帝国主義がわが国に対する侵略に拍車をかけ、わが民族がかつてない重大な危機に立たされたこの決定的時点に際し、党は率先して武力抗戦の旗印を高く掲げ、抗日救国運動を広く展開するとともに、西安事変の平和的解決を促して、国共両党の二度目の合作と団結抗日を促進する面で大きな歴史的役割を果たした。七・七事変後、党は正しい抗日民族統一戦線政策を実行し、全面的抗戦路線を堅持し、持久戦という全般的な戦略方針と人民戦争に関する一連のまとまった戦略・戦術をうち出し、実行に移して、広大な敵後方戦場と抗日根拠地を切り開き、中国人民の抗日戦争が最後の勝利をかち取るまで八路軍と新四軍、東北抗日連合軍およびその他の人民抗日武装組織を指導して勇敢に戦い続け、全民族抗戦の柱石となった。これは近代以来、中国人民が外敵の侵入に対する抵抗で初めて完全勝利を収めた民族解放闘争であり、世界反ファシズム戦争の勝利の重要な構成部分でもあった。



解放戦争期において、国民党反動派が公然と全面的な内戦を引き起したのに対し、党は広範な軍隊と人民を指導して徐々に積極的防衛から戦略的進攻に転じ、遼瀋戦役、淮海戦役、平津戦役の三大戦役と長江渡河作戦に勝利したのちに、勢いよく中南、西北、西南地区へ進軍して、国民党反動派の800万人の部隊をせん滅したことで、国民党反動政府を打倒し、帝国主義・封建主義・官僚資本主義の三つの大きな山を覆した。党の指導する人民軍隊は人民の支持を得て、勇往邁進の英雄的気概をもって極悪非道の敵と命がけで戦い、新民主主義革命の勝利をかち取るために歴史的功績をうち立てた。



革命闘争の中で、毛沢東同志を主要な代表とする中国の共産主義者は、マルクス・レーニン主義の基本的原理を中国の具体的な実情と結びつけて、苦しい模索とそのために極めて大きな犠牲を払うことによって積み重ねた一連の独創的な経験に対し理論的な概括を行い、「農村によって都市を包囲し、武力によって政権を奪取する」という革命の正しい道を切り開き、毛沢東思想をうち立てて、新民主主義革命の勝利をかち取るために正しい方向を指し示した。



革命闘争の中で、党は「真理を堅持して理想を守り抜き、初心を貫いて使命を全うし、犠牲を恐れず勇敢に戦い、党に忠誠を尽くして人民の負托に応える」という偉大な建党精神を発揚して、党建設の偉大なプロジェクトを実施・推進し、とくに思想面からの党建設に重点をおくという原則をうち出した。また、民主集中制を堅持し、理論と実際との結合、大衆との緊密なつながり、批判と自己批判という三つの優れた作風を堅持し、統一戦線、武装闘争、党建設という「三つの宝」を手に入れ、「全国規模の、広い大衆性のある、思想的、政治的、組織的により強固な」マルクス主義政党の建設に努めた。党は1942年から全党で整風というマルクス主義の思想教育運動を進め、非常に大きな成果を収めた。党は「若干の歴史的問題に関する決議」を採択したことで、中国革命の基本問題について全党に一致した認識をもたらした。第7回党大会は新民主主義の新中国の成に向けた正しい路線・方針・政策を策定して、思想・政治・組織の面から全党にかつてみない統一と団結をもたらした。



人民を指導して28年にわたる血みどろの奮戦を繰り広げてきた党は、民主諸党派と無党派民主人士の積極的な協力を得て、1949年10月1日に中華人民共和国の成立を宣言した。これにより、民族の独立と人民の解放が実現し、旧中国の半植民地・半封建社会の歴史に完全に終止符が打たれ、広範な勤労人民がごく少数の搾取者に支配された歴史に完全に終止符が打たれ、旧中国の四分五裂の状態に完全に終止符が打たれ、列強が中国に押しつけた不平等条約と中国における帝国主義のすべての特権が完全に廃止された。また、中国で数千年に及ぶ封建的専制政治から人民民主主義への偉大な飛躍が実現したばかりでなく、世界の政治的構図も大きく変わり、全世界の被抑圧民族と被抑圧人民が解放をかち取る闘争も大きく勇気づけられた。



こうした実践によってはっきりと示されているように、中国共産党は歴史と人民によって選ばれたものであり、中国共産党の指導がなければ、民族の独立と人民の解放を実現するのは不可能であった。中国共産党と中国人民は勇ましい不屈の奮闘をもって、「中国人民はここから立ち上がったのだ。中華民族がもはやなすすべなく蹂躙され、散々に虐げられていた時代は永久に過ぎ去ったのだ。中国の発展の新紀元がこの時から切り開かれることになるのだ」と、世界に向けて厳かに宣言した。





Ⅱ 社会主義革命を完成し社会主義建設を推進する



社会主義革命と社会主義建設の時期において、党が直面していた主要任務は、新民主主義から社会主義への転化を実現させて社会主義革命を行い、社会主義建設を推し進め、中華民族の偉大な復興の実現に向けて根本的な政治的前提と制度的基盤をうち固めることであった。



新中国の成立以降、党は人民を指導して政治、経済、軍事などの面における一連の厳しい試練にうち勝ち、国民党反動派の残存武装勢力と匪賊を一掃し、チベットの平和的解放を遂げ、祖国大陸の完全な統一を実現した。また、物価を安定させ、財政・経済活動を統一し、土地改革を成し遂げ、社会のさまざまな分野で民主改革を進め、男女の権利の平等を実行し、反革命分子を鎮圧し、「三反(汚職、浪費、官僚主義と闘う)」運動と「五反(贈賄、脱税、国家資材の横領、手抜きと材料のごまかし、経済情報の窃取などブルジョアジーの進攻を撃退する)」運動を展開し、旧社会の残した汚れを洗いながしたことにより、社会の様相が一新した。勇ましく意気高らかに鴨緑江を渡った中国人民志願軍は、朝鮮人民・軍隊と共同作戦を行い、完全に武装した強敵にうち勝ち、国家・軍隊の堂々たる威風と中国人民の巨大な精神力を見せる戦いの中で、抗米援朝戦争の偉大な勝利をかち取り、新中国の安全を守りぬき、新中国の大国としての地位をはっきりと示した。こうして、新中国は錯綜する複雑な国内・国際環境にあっても足場をしっかりと固めることができたのである。



党は、労働者階級の指導する、労農同盟を基礎とした人民民主主義独裁の国家政権の樹立と強化を指導して、国家の急速な発展のために条件を整えた。1949年、中国人民政治協商会議第1回全体会議で「中国人民政治協商会議共同綱領」が採択された。1953年、党は過渡期の総路線――かなり長い期間をかけて国の社会主義的工業化を逐次実現させるとともに、農業、手工業、資本主義工商業に対する社会主義的改造を逐次実現させることを正式にうち出した。1954年、第1期全国人民代表大会第1回会議が開かれ、「中華人民共和国憲法」が採択された。1956年、わが国では生産手段の私有制に対する社会主義的改造が基本的に成し遂げられ、生産手段の公有制と労働に応じた分配が基本的に実現し、社会主義経済制度が確立した。党の指導の下に、人民代表大会制度、中国共産党の指導する多党合作・政治協商制度、民族区域自治制度が確立され、人民の主人公としての地位は制度の面から保証された。党の指導の下に、全国各民族人民の大団結が実現し、強化され、各民族の平等互助の社会主義的民族関係を築いた上で発展を遂げ、全国の労働者、農民、知識分子、その他各階層の人民との大団結が実現し、うち固められ、広範な統一戦線が強化・拡大していった。社会主義制度の確立は、わが国のすべての進歩と発展のために重要な土台をうち固めたのである。



第8回党大会は、わが国の社会主義的改造を基本的に成し遂げた後の情勢を踏まえて、次のように指摘した。国内の主要な矛盾はもはや労働者階級とブルジョアジーとの間の矛盾ではなく、経済、文化の急速な発展に対する人民の需要と当面の経済、文化が人民のこの需要を満たしえないという現状との間の矛盾に変わった。全国人民の主要な任務は、全力をあげて社会的生産力を発展させ、国の工業化を実現し、日増しに増大する人民の物質的・文化的需要を逐次満たしていくことである。また、党は、努めてわが国を現代的農業、現代的工業、現代的国防、現代的科学技術をもつ社会主義強国に一歩一歩築き上げることをうち出し、人民を指導して全面的な大規模の社会主義建設を行っていった。いくつかの五ヵ年計画を実施した結果、わが国では比較的整った独自の工業体系と国民経済体系がうち立てられ、農業の生産条件が著しく改善し、教育・科学・文化・医療衛生・スポーツ事業が大きな発展を見せた。「両弾一星(原子爆弾、ミサイル、人工衛星)」などの国防分野の先端技術が不断に新たな突破を遂げ、国防工業が無から有へと着実に発展していった。人民解放軍は強大化し、向上を遂げ、かつて陸軍しかなかった状態から、海軍、空軍、その他の技術的兵種を含めた総合的な軍隊に発展し、新生した人民政権をうち固め、中国の大国としての地位を確立し、中華民族の尊厳を守るための後ろ盾となっている。



党は独立自主の平和外交政策を堅持し、平和共存の五原則を提唱・堅持し、国家の独立、主権、尊厳を断固守り抜き、世界の被抑圧民族の解放事業や新興独立諸国の建設事業、各国人民の正義の闘争を支持し、援助を行い、帝国主義覇権主義植民地主義、人種差別主義に反対して、旧中国の屈辱的な外交に徹底的に終止符を打った。党は時勢を見極めた上で外交戦略を見直し、国連におけるわが国のすべての合法的な権益の回復を促し、対外活動の新たな局面を切り開き、国際社会による「一つの中国」原則の堅持を目指す枠組みづくりを促した。党は「三つの世界」の区分についての戦略をうち出し、中国が永遠に覇を唱えることはないという厳かな約束をおこなったことで、国際社会、とくに広範な発展途上国からの尊敬と称賛を得た。



党は全国での政権運営で直面しうる新たな試練を十分に見越していた。早くも解放戦争の全国的勝利の直前に開かれた党の7期2中全会は全党に向けて、「謙虚で、慎しみ深く、おごらず、あせらない気風を引き続き保持しなければならず、刻苦奮闘の気風を引き続き保持しなければならない」と指摘した。新中国の成立後、党は政権党となった条件下での党建設という重要な課題をとくに提起し、思想、組織、気風の面での党建設を強化し、党の指導をうち固めた。党は幹部の理論学習・知識研修に取り組み、党の指導レベルを高めるとともに、全党員、とくに高級幹部に対して、党の団結・統一を守る意識を強くもつよう要請した。また、党は整風・整党運動を繰り広げて、党内教育を強化し、末端党組織を整頓し、党員資格の要件を引き上げ、官僚主義、命令主義、汚職・浪費に反対した。党は党員幹部の腐敗・変質問題を厳重に警戒し、またその防止に力を入れ、腐敗を断固として取り締まった。これらの重要な措置によって、党の純潔性や全党の団結が強化され、党と人民大衆とのつながりが緊密になり、執政党建設における初歩的な経験が蓄積された。



この時期において、毛沢東同志はマルクス・レーニン主義の基本的原理と中国革命の具体的実践との「再結合」を行っていく考えを提起した。これを受けて、毛沢東同志を主要な代表とする中国の共産主義者は、新たな実践と結びつけて毛沢東思想を充実・発展させる中で、社会主義建設に関する一連の重要思想をうち出した。そこには、社会主義社会がかなり長い歴史的段階であること、敵味方の矛盾と人民内部の矛盾とを厳密に区別し、正しく処理すること、わが国の社会主義建設に関する十大関係を正しく処理すること、わが国の国情に適した工業化の道を探し当てること、価値法則を尊重すること、党と民主党派との関係の面では「長期共存・相互監督」という方針をとること、科学・文化の面では「百花斉放・百家争鳴」という方針をとることなどが含まれる。こういった独創的な理論的成果は今日においても重要な指導的意義をもっている。



毛沢東思想は、マルクス・レーニン主義が中国で創造的に運用され、発展したものであり、実践によってその正しさが立証された、中国の革命と建設に関する正しい理論的原則と経験の総括であり、マルクス主義の中国化における最初の歴史的飛躍であった。毛沢東思想の真髄は、毛沢東同志の上記各構成部分に貫かれた立場、観点、方法であり、実事求是と大衆路線と独立自主という三つの基本点に反映されており、党と人民の事業の発展のために科学的な指導を提供した。



だが、残念なことに、第8回党大会で定めた正しい路線は徹底して堅持することができなかったことで、「大躍進」運動や人民公社化運動などの誤りが前後して起こり、反右派闘争もますます拡大していった。厳しく複雑な外部環境に直面し、党は社会主義政権の基盤固めに大きく意を注ぎ、そのためにあらゆる面で努力した。しかし、社会主義社会の階級闘争に関する理論と実践の面で、毛沢東同志の誤りがますますひどくなっているにもかかわらず、党中央はこれらの誤りをすぐに是正することができなかった。毛沢東同志は当時のわが国の階級的情勢および党と国家の政治状況について、まったく誤った判断を下したことで、「文化大革命」を引き起こし、これを指導した。一方で、林彪反革命集団と江青反革命集団は毛沢東同志の誤りにつけこみ、国と人民に災いをもたらす大量の犯罪行為を働き、十年に及ぶ内乱を招いて、党と国家と人民に新中国成立以来の最も大きな挫折と損失を来し、その教訓は非常に痛ましいものであった。1976年10月、中央政治局は党と人民の意志を体して、「四人組」を断固粉砕し、「文化大革命」という災難に終止符を打った。



新中国の成立から改革開放直前までの間、党は人民を指導して社会主義革命を完成し、すべての搾取制度を廃止し、中華民族の有史以来最も広範かつ抜本的な社会変革を実現し、人口の多い東方の大国を貧しく遅れた状態から社会主義社会へはずみをつける偉大な飛躍を実現させた。模索の過程で深刻な挫折を経験したものの、党が社会主義革命と建設の中で収めた独創的な理論的成果と巨大な成功は、新たな歴史的時期における中国の特色ある社会主義の創始に向けて貴重な経験、理論的準備、物的基盤を提供した。



中国共産党と中国人民は勇ましい不屈の奮闘をもって、「中国人民は古い世界を破壊することができるだけでなく、新しい世界をつくることもできる、社会主義だけが中国を救うことができ、社会主義だけが中国を発展させることができるのだ」と、世界に向けて厳かに宣言した。





Ⅲ 改革開放と社会主義現代化建設を進める



改革開放と社会主義現代化建設の新時期において、党が直面していた主要任務は、中国の社会主義を建設する正しい道を引き続き模索し、社会的生産力を解放し発展させ、人民が貧困から脱却し、できるだけ早く豊かになるようにし、中華民族の偉大な復興の実現に向けて新たな活力溢れる体制的保証と急速な発展の物質的条件をもたらすことであった。



党は、「文化大革命」の終結後、党と国家がどこへ向かうのかという重大な歴史的瀬戸際に、わが国にとって、改革開放の断行こそ唯一の活路であり、さもなければ、われわれの現代化と社会主義の事業はご破算になるに違いないと深く認識していた。1978年12月、党は11期3中全会を開催し、「階級闘争をカナメとする」方針を断固として廃止し、党と国家の活動の中心の戦略的転換をなし遂げ、改革開放と社会主義現代化建設の新時期をスタートさせ、新中国成立以来の党の歴史において深遠な意義をもつ偉大な転換を実現した。党は「文化大革命」を根本から否定する重要な政策決定を行った。40余年来、党はこの全会で確立した路線・方針・政策を終始変えることなく堅持している。



党の11期3中全会以降、鄧小平同志を主要な代表とする中国の共産主義者は、全党・全国各民族人民を団結させ率いて新中国成立以来の正反両面の経験を徹底的に総括し、社会主義とは何か、いかにして社会主義を建設するのかといった根本的な問題について、世界の社会主義の歴史的経験を参考にし、鄧小平理論をうち立てた。この時期において、党は思想を解放し、実事求是の態度をとり、党と国家の活動の中心を経済建設に移して改革開放を実行するという歴史的な政策決定を行った。また、社会主義の本質を鋭く解明し、社会主義初級段階の基本路線を確立し、「自らの道を歩み中国の特色ある社会主義を建設する」という方針を明確にうち出し、中国の特色ある社会主義を建設する上での一連の基本的な問題に科学的に答え、21世紀の半ばまでの期間を三段階に分けて社会主義現代化を基本的に実現するという発展戦略を確立し、中国の特色ある社会主義を成功裏に創始した。



党の13期4中全会以降、江沢民同志を主要な代表とする中国の共産主義者は、全党・全国各民族人民を団結させ率いて党の基本理論・基本路線を堅持し、社会主義とは何か、いかにして社会主義を建設するのか、どのような党を建設するのか、いかにして党を建設するのかについての認識を深化させ、「三つの代表」重要思想を形成した。この時期において、極めて複雑化している国内外の情勢や世界の社会主義の大きな挫折という厳しい試練を前にして、党は中国の特色ある社会主義を守り抜き、社会主義市場経済体制の改革目標と基本的枠組みを確立し、社会主義の初級段階における、公有制を主体として多種類の所有制経済をともに発展させるという基本的経済制度と、労働に応じた分配を主体として多様な分配形態が並存する分配制度を確立し、全面的な改革開放の新局面を切り開き、党建設の新たな偉大なプロジェクトを推し進め、中国の特色ある社会主義を成功裏に21世紀へと推し進めた。



第16回党大会以降、胡錦濤同志を主要な代表とする中国の共産主義者は、全党・全国各民族人民を団結させ率いて小康社会の全面的建設の過程で実践の革新、理論の革新、制度の革新を推し進め、新たな情勢下でどのような発展を実現するのか、どのように発展するのかといった重要な問題を深く認識した上で回答を出し、科学的発展観を形成した。また、重要な戦略的チャンスの時期をとらえ、全精力を傾けて建設に取り組み、一意専心して発展を推進し、人間本位と全面的で調和のとれた持続可能な発展の堅持を強調し、民生の保障と改善に力を入れ、社会の公平と正義を促し、党の執政能力建設と先進性建設を推進し、新たな情勢下で中国の特色ある社会主義を堅持し首尾よく発展させた。



改革開放を推進するために、党はマルクス主義の思想路線、政治路線、組織路線を新たにし、「二つのすべて」の誤った方針を徹底的に否定し、毛沢東同志の歴史的地位と科学的な体系としての毛沢東思想を正しく評価した。党は、わが国の主な社会矛盾が人民の日増しに増大する物質面・文化面の需要と遅れた社会的生産との矛盾であり、この主要な矛盾を解決するのがわれわれの中心的任務であることを明確にするとともに、小康社会の目標をうち出した。党は、各方面の活動において一連の正しい政策を回復・策定し、国民経済を立て直した。党は、思想、政治、組織などの分野での全面的な混乱収拾を指導して、大掛かりに冤罪・捏造・誤審を是正し、社会関係を整理した。「建国以来の党の若干の歴史的問題に関する決議」が採択されたことは、党の指導思想の混乱が成功裏に収拾されたことの象徴であった。



党は、改革開放と社会主義現代化建設の新局面を切り開くには、理論の革新によって事業の発展をリードしなければならないと深く認識した。鄧小平同志は、党なり、国家なり、民族なりがもしもすべて書物から始まり、思想が硬直し、迷信がはびこるようになれば、もはや前進することができなくなり、その生命力が枯渇し、党も国家も亡びてしまうに違いないと指摘した。党は、真理の基準をめぐる大掛かりな討論の展開を指導・支持し、新たな実践と時代的特徴に合わせてマルクス主義を堅持し発展させ、中国の特色ある社会主義建設に向けた発展の道筋や発展の段階、根本的任務、発展の原動力、発展戦略、政治的保証、祖国の統一、外交・国際戦略、指導勢力、頼るべき勢力などに関する一連の基本的な問題に科学的に答え、中国の特色ある社会主義理論体系を形成し、マルクス主義の中国化における新たな飛躍を実現した。



第12、第13、第14、第15、第16、第17回党大会は、国内外情勢の発展・変化に合わせ、わが国の発展の新たな要請に立脚して、終始一貫して改革開放と社会主義現代化建設の推進について全面的な計画を立て、さらに、改革・発展・安定にかかわる重要な活動を特別議題とし中央全会を数回にわたり開き、それについて検討し、配置を行った。わが国の改革は、農村の農家生産量連動請負責任制の実施において最初の突破を遂げてから、都市部の経済体制改革にシフトして、全面的な展開を推し進めた。また、社会主義市場経済の改革の方向性を定め、資源の配置における市場の基礎的役割をより大きくより広範に発揮し、基本的経済制度と分配制度を堅持しより完全なものにした。党は経済体制改革を断固として推し進めたと同時に、政治や文化、社会など各分野の体制改革を行い、党建設の制度改革を推進し、現代中国の国情に合致した、生気と活気に満ちた体制・仕組みを不断に形成して発展させた。党は、対外開放を基本国策として、深圳などの経済特区の開設、上海浦東の開発・開放、沿江・沿海・沿辺・沿線地区と内陸部中心都市の対外開放の推進から世界貿易機関WTO)加盟まで不断に開放を進め、外資誘致から海外展開まで、国際・国内の二つの市場、二つの資源を十分に活用した。改革開放を持続的に推進した結果、わが国は高度集中型の計画経済体制から活気溢れる社会主義市場経済体制への、閉鎖・半閉鎖から全方位開放への歴史的転換が実現した。



社会主義現代化の推進を加速するために、党は人民を指導して経済建設・政治建設・文化建設・社会建設を進め、一連の大きな成果をあげた。党は、経済建設を中心とすること、発展こそ絶対的道理であることを堅持し、科学技術が第一の生産力であるとうち出して、科学・教育による国家振興戦略や持続可能な発展戦略、人材による国力増強戦略などの重大戦略を実施した。また、西部大開発を推し進め、東北地区など旧工業基地の振興をはかり、中部地区の興隆を促し、東部地区の先行発展を支援し、都市・農村間、地域間の調和発展を促進するとともに、国有企業の改革と発展を推進し、非公有制経済の発展を奨励・サポートし、経済発展パターンの転換を加速し、生態環境保護を強化し、経済の持続的かつ急速な発展を推し進め、総合国力が大きく向上した。党は、党の指導、人民主体、法に基づく国家統治の有機的統一を堅持し、社会主義民主政治を発展させ、社会主義政治文明を建設し、積極的かつ穏当に政治体制改革を推し進め、法に基づく国家統治と徳による国家統治の結合を堅持し、憲法を改正し、社会主義法治国家を建設し、中国の特色ある社会主義の法体系を形成し、人権を尊重・保障し、最も広範な愛国統一戦線を強固にし発展させた。党は、理想・信念教育を強化し、社会主義の核心的価値体系の構築を推進し、社会主義精神文明を建設し、社会主義先進文化を発展させ、社会主義文化の大発展・大繁栄を促した。党は、民生の改善を重点とする社会建設の推進を加速し、人民の生活を改善し、農業税を廃止し、教育・所得・医療・養老・住居の面で絶えず新たな進展をもたらし、社会の調和・安定を促した。党は、現代化・正規化した革命軍隊の整備という総目標をうち出し、情報化条件下での局地戦を想定して軍備・戦備を進め、中国の特色ある軍事変革を深化させ、中国の特色ある軍隊精鋭化の道を進んだ。



目まぐるしく変化する国際情勢を受け、党は、四つの基本原則(①社会主義の道、②プロレタリア独裁、即ち人民民主主義独裁、③中国共産党の指導、④マルクス・レーニン主義毛沢東思想)を揺るぎなく堅持し、さまざまな妨害を断固として取り除き、わが国の改革・発展・安定の全局にかかわる一連のリスクや試練に冷静に対応した。1980年代末から90年代の初めにかけて、ソ連が解体し、東欧が激変した。海外の反共・反社会主義の敵対勢力の支援と扇動に加え、国内外情勢のあおりを受けて、1989年の春から夏への変わり目にわが国でゆゆしき政治的風波が起きた。党と政府は人民に依拠し、旗幟鮮明に動乱に反対し、社会主義の国家政権と人民の根本的利益を守り抜いた。党は人民を指導してアジア金融危機、国際金融危機などの経済危機に首尾よく対処し、2008年北京オリンピックパラリンピックを成功裏に開催し、長江と嫩江・松花江の大洪水や汶川特大地震四川大地震)などの自然災害にうち勝ち、新型肺炎SARS)の流行を撃退し、党のリスク対応能力と難局対処能力をはっきりと示した。



党は、祖国統一という大業の達成を重要な歴史的任務とし、そのためにたゆまず努力し続けた。鄧小平同志は「一国二制度」という科学的構想を創造的にうち出し、平和的に祖国統一を実現する新たな道を切り開いた。困難に満ちた取り組みと闘争を経て、わが国の政府は相次いで香港とに対する主権の行使を回復し、中華民族の百年の屈辱を雪いだ。香港・澳門の祖国復帰以降、中央政府憲法特別行政区基本法に厳格に則って事を運び、香港・澳門の長期的な繁栄と安定を保った。党は台湾問題解決の大局をしっかりととらえ、「平和的統一、一国二制度」の基本方針を確立し、両岸の双方が一つの中国の原則を反映する「92コンセンサス」で一致を達成する取り組みを促し、両岸間の協議・交渉を推し進め、両岸間の全面的かつ直接・双方向の「三通(通信・通航・通商)」を実現し、両岸の政党間交流をスタートさせた。反国家分裂法を制定し、断固として「台湾独立」勢力を押さえて、祖国統一を促進し、いわゆる「二つの中国」や「一つの中国、一つの台湾」、「台湾独立」を企てるさまざまな画策を力強くうち破った。



党は時代の特徴と国際情勢を科学的に判断し、平和と発展が今日の時代のテーマであるとうち出した。党は、「世界平和の擁護と共同発展の促進」という外交政策の趣旨を堅持して、主要国との関係を見直し、周辺諸国との善隣友好関係を発展させ、広範な発展途上国との友好協力を深化させるとともに、国際・地域的課題解決の取り組みに積極的に参与し、全方位の重層的な対外関係の新たな枠組みをうち立てた。党は、世界の多極化と国際関係の民主化を積極的に促進し、経済のグローバル化が共同繁栄に有利な方向へ発展するよう推し進め、旗幟鮮明に覇権主義・強権政治に反対する一方で、広範な発展途上国の利益を断固として守り、公正で合理的な国際政治・経済新秩序の構築を後押しし、世界の恒久の平和と共同繁栄を促した。



党は、国を治めるにはまず党を治め、党を治めるには必ず厳しくすること、一意専心して党建設に取り組み、党建設の新たな偉大なプロジェクトをスタートさせ推し進めることを終始強調している。党は党内の政治生活に関する若干の準則を制定し、民主集中制を整備し、党内の民主を発揚し、党内の政治生活の正常化を実現した。また、段取りを追って整党活動を進め、党内に存在する思想の不純、気風の不純、組織の不純といった問題の解決に力を入れた。さらに、革命化・若年化・知識化・専門化の方針に従って幹部陣の形成を強化し、中青年層の幹部を大いに抜擢して幹部陣の新旧交代を促した。党の指導力・執政力のレベル向上と腐敗変質防止・リスク対応能力の向上という二つの大きな歴史的課題の解決を中心に据え、執政能力の建設と先進性の建設を主軸とし、党と人民大衆のつながりの強化、党の気風づくりの強化と改善、党の執政能力建設の強化などの重要事項について相次いで決定し、「学習、政治、正気を重んじる」教育、「三つの代表」重要思想の学習教育活動、共産党員の先進性を維持するための教育活動、科学的発展観の学習・実践活動など集中的な学習教育キャンペーンを前後して展開した。党は党風・廉潔政治建設と反腐敗闘争が党と国の存亡にかかわるものであるという認識をさらに高め、腐敗処罰・防止体系の整備を推し進めた。



改革開放40周年に際し、党中央は祝賀大会を盛大に開催し、習近平同志は重要講話の中で、40年間の改革開放で収めた偉大な成果と貴重な経験を全面的に総括し、改革開放は党の偉大な覚醒であり、中国人民と中華民族の発展史における偉大な革命であると強調し、改革開放を最後まで推し進めようという偉大な呼びかけを発した。改革開放と社会主義現代化建設は世界の注目を集めるほどの偉大な成果を収め、わが国は生産力で相対的に後れていた状況から経済規模で世界第2位に躍り出るという歴史的快挙を挙げ、衣食にさえ事欠いていた人民の生活が全般的小康に達してから全面的小康へと突き進むという歴史的飛躍を実現し、中華民族の「立ち上がる」から「豊かになる」への偉大な飛躍を促進した。



中国共産党と中国人民は勇ましい不屈の奮闘をもって、「改革開放は現代中国の前途と運命を決める重要な一手であり、中国の特色ある社会主義の道は中国を発展・繁栄へと導く正しい道であり、中国は大きな足取りで時代に追いついたのだ」と、世界に向けて厳かに宣言した。





Ⅳ 中国の特色ある社会主義の新時代を切り開く



第18回党大会以降、中国の特色ある社会主義は新しい時代を迎えた。党が直面している主要任務は、一つ目の百周年の奮闘目標を達成した上で、二つ目の百周年の奮闘目標を目指す新たな征途につき、中華民族の偉大な復興の実現という壮大な目標に向かって引き続き前進していくということである。



習近平同志を核心とする党中央は、中華民族の偉大な復興の戦略的全局と世界の百年に一度の激変を総合的に勘案して、次のように強調した。中国の特色ある社会主義の新時代とは先人の事業を受け継いで未来の道を切り開き、新たな歴史的条件の下で引き続き中国の特色ある社会主義の偉大な勝利をかち取っていく時代であり、小康社会の全面的完成の決戦に勝利して社会主義現代化強国を全面的に建設する時代であり、全国各民族人民が団結・奮闘し、素晴らしい生活を絶えず創造し、全人民の共同富裕を徐々に実現していく時代であり、中華民族のすべての人々が一丸となって全力で中華民族の偉大な復興という中国の夢を実現する時代であり、そして、わが国が人類により大きな貢献をし続けていく時代である。中国の特色ある社会主義の新時代はわが国の発展の新たな歴史的位置づけである。



習近平同志を主要な代表とする中国の共産主義者は、マルクス主義の基本原理を中国の具体的な実情と結びつけ、中華の優れた伝統文化と結びつけることを堅持し、毛沢東思想、鄧小平理論、「三つの代表」重要思想、科学的発展観を堅持し、党の創立以来の歴史的経験を掘り下げて総括した上で、それを十分に活用し、新たな実情から出発して、習近平「新時代の中国の特色ある社会主義」思想をうち立てた。その中で、次のようなことが明確に示されている。



◇中国の特色ある社会主義の最も本質的な特徴は中国共産党の指導であり、中国の特色ある社会主義制度の最大の優位性は中国共産党の指導であり、中国共産党は最高の政治的指導勢力であり、全党は「四つの意識」を強め、「四つの自信」を固め、「二つの擁護」を徹底しなければならない。



◇中国の特色ある社会主義を堅持し発展させる上での総任務は、社会主義現代化と中華民族の偉大な復興を実現し、小康社会の全面的完成を土台とし、二段階に分けて今世紀半ばまでに富強・民主・文明・調和の美しい社会主義現代化強国を築き上げ、中国式の現代化によって中華民族の偉大な復興を推し進めていく。



◇新時代におけるわが国の主な社会矛盾は人民の日増しに増大する素晴らしい生活への需要と発展の不均衡・不十分との矛盾であり、人民を中心とする発展思想を堅持し、全過程の人民民主を発展させ、個々人の全面的な発展と全人民の共同富裕を促す上でいっそう明らかな実質的進展を遂げなければならない。



◇中国の特色ある社会主義事業の総体的配置は経済建設・政治建設・文化建設・社会建設・生態文明建設の「五位一体」を推し進めることであり、戦略的配置は社会主義現代化国家の全面的建設、改革の全面的深化、全面的な法に基づく国家統治、全面的な厳しい党内統治という「四つの全面」を一体化して推進することである。



◇改革の全面的深化の総目標は、中国の特色ある社会主義制度を充実・発展させ、国家統治体系・統治能力の現代化を推し進めることである。



◇法に基づく国家統治の全面的推進の総目標は、中国の特色ある社会主義法治体系を整備し、社会主義法治国家を築き上げることである。



社会主義の基本的経済制度を堅持し整備し、資源の配置における市場の決定的な役割を果たたせ、政府の機能をよりよく発揮し、新たな発展段階をとらえ、革新・調和・グリーン・開放・共有という新たな発展理念を貫徹し、国内大循環を主体に国内・国際の双循環が相互に促進し合う新たな発展の形の構築を加速し、質の高い発展を推進し、発展と安全を統一的に考慮する。



◇新時代における党の軍隊強化の目標は、「党の指揮に従い、戦闘に勝利できる、優れた気風をもつ」人民軍隊を建設し、人民軍隊を世界一流の軍隊に築き上げる。



◇中国の特色ある大国外交は、民族の復興を後押しし、人類の進歩を促進し、新型国際関係の確立を促し、人類運命共同体の構築を促す。



◇全面的な厳しい党内統治の戦略的方針を明確にし、新時代の党建設の全般的要請をうち出し、党の政治建設・思想建設・組織建設・気風建設・規律建設を全面的に推進し、制度建設をそれらに徹底させるとともに、反腐敗闘争を踏み込んで推進し、党管理・党統治の政治的責任を確実に履行し、偉大な自己革命の精神をもって偉大な社会革命を導く。



これらの戦略的思想と革新的な理念は、党が中国の特色ある社会主義建設の法則に対する認識を深め、理論を刷新する上での重要な成果である。



習近平同志は、新時代の党と国家の事業の発展にかかわる一連の重要な理論と実践について熟考を重ねた上で科学的な判断を下し、新時代において、どのような中国の特色ある社会主義を堅持し発展させるのか、いかにしてそれを堅持し発展させるのか、どのような社会主義現代化強国を建設するのか、いかにしてそれを建設するのか、どのような長期的に政権を担うマルクス主義政党を建設するのか、いかにしてそれを建設するのか、といった重大な時代の課題について、一連のオリジナルな国政運営の新理念・新思想・新戦略をうち出し、習近平「新時代の中国の特色ある社会主義」思想の主な創出者である。習近平「新時代の中国の特色ある社会主義」思想は現代中国のマルクス主義、21世紀のマルクス主義であり、中華文化と中国精神の時代的精華であり、マルクス主義の中国化の新たな飛躍を実現した。党が習近平同志の党中央・全党の核心としての地位を確立し、習近平「新時代の中国の特色ある社会主義」思想の指導的地位を確立することは、全党・全軍・全国各民族人民の共通の願いを反映し、新時代の党と国家の事業の発展、中華民族の偉大な復興という歴史的プロセスの加速化にとって決定的な意義をもつ。



改革開放以降、党と国家の事業が重要な成果を収め、新時代における中国の特色ある社会主義事業の発展のために強固な基盤を築き、有利な条件を整えた。一方で、党は次のように冷静に認識した。外部環境の変化によって数多くの新たなリスクや試練がもたらされ、国内の改革・発展・安定は長年解決しえなかった、深層部に潜む多くの矛盾や問題と一部新たに生じた矛盾や問題に直面し、一時的なあまい党管理・党内統治で党内の消極腐敗現象が蔓延し、政治生態が悪化し、党と大衆、幹部と大衆の関係が損なわれ、党の創造力、結集力、戦闘力が弱まり、党の治国理政が厳しい試練にさらされている、ということであった。



習近平同志を核心とする党中央が、偉大な歴史的主動精神、大きな政治的勇気、強い責任感をもって、国内と国際という二つの大局を統一的に考慮し、党の基本理論・基本路線・基本方針を貫徹し、偉大な闘争、偉大なプロジェクト、偉大な事業、偉大な夢を統一的に推進し、「安定を保ちつつ前進を求める」という活動全体の基調を堅持して、一連の重要方針・政策、一連の重要措置をうち出し、一連の重要活動を推し進め、一連の重大なリスクや課題にうち勝ち、長年解決したくても解決しえなかった数多くの難題を解決し、これまで成し遂げたくても成し遂げられなかった数多くの大事を成し遂げ、党と国家の事業で歴史的な成果を収め、歴史的な変革を起した。





(一)党の全面的指導の堅持について



改革開放以降、党は党の指導を強化・改善するためにたゆまず努力し、党と国家の事業の発展に根本的な政治的保証を提供した。一方で、党内には党の指導の堅持に対する認識があいまいで、行動力に欠けるといった問題や、党の指導を実行に移す際にそれが弱体化・空洞化・希薄化・疎外化する問題が少なからず存在し、とくに、党中央の重要な政策決定・活動計画をあまり熱心に実行しようとせず、「上に政策あれば下に対策あり」といったやり方でごまかしたり、甚だしきは言うこととやっていることが違ったり、勝手に行動したりすることさえある。習近平同志を核心とする党中央は、次のことを旗幟鮮明に指摘した。党の指導は党と国家の根本・命脈の拠り所であり、全国各民族人民の利益や運命にかかわるものであるため、全党が自覚をもって思想面・政治面・行動面で党中央と高度の一致を保ち、科学的な執政、民主的な執政、法に基づく執政のレベルを引き上げ、「方向をとらえ、大局を謀り、政策を定め、改革を促す」能力を高め、全局を統括し各方面を協調させる党の指導的核心としての役割を十分に果たさなければならない。



党は次のことを明確にうち出した。党の指導は全面的・系統的・全体的なものであり、党の団結・統一を保証することは党の生命である。また、党中央による集中的・統一的指導は党の指導の最高原則であり、それを強化・擁護することは全党共通の政治責任であり、党の指導を堅持するには、何よりもまず旗幟鮮明に政治を重んじ、全党の中央への服従を確保しなければならない。党の18期6中全会は新しい情勢下の党内政治生活に関する若干の準則を策定し、党中央は党中央の集中的・統一的指導の強化・擁護に関する中央政治局の若干の規定をうち出して、党の政治規律と政治規則を厳しくし、個人主義・分散主義・自由主義・自己本位主義・事なかれ主義などを防ぎ、それに反対し、積極的で健全な党内政治・文化を発展させ、清廉公正で良好な政治生態を築くよう促した。党中央は、党の指導幹部が政治的判断力、政治的理解力、政治的執行力を高め、「国之大者(国家の大事)」を胸に刻み、党に忠誠を尽くし、党の指揮に従い、党のために職責を果たすよう要求した。党は党の指導制度体系を整備し、人民代表大会、政府、政治協商会議、監察機関、裁判機関、検察機関、武装勢力、人民団体、企業・事業体、末端大衆的自治組織、社会組織などに対する党の指導制度を整え、党が各種の組織において指導的役割を発揮できるようにした。党は民主集中制を堅持し、重要活動に対する党の指導体制を確立して改善し、党中央の政策決定・議事・調整機構の職能を強化し、党中央の重要政策決定の徹底を促すメカニズムを整え、党中央に対し指示要請・報告を行う制度を厳格に執行し、政治監督を強化し、政治巡視を深化させ、党の路線・方針・政策に背く問題と党の集中的・統一的指導を破壊する問題を調査・処分し、面従腹背する者を一掃し、全党が政治的立場、政治的方向、政治的原則、政治的道筋において党中央と高度の一致を保つことように保証した。



第18回党大会以降、党中央の権威と集中的・統一的指導が力強く保証され、党の指導制度体系が絶えず整備され、党の指導方式がいっそう科学的になり、思想面の統一、政治面の結束、行動面の一致がいっそう強化され、党の政治的指導力、思想による先導力、大衆組織力、社会への影響力が目に見えて向上した。





(二)全面的な厳しい党内統治について



改革開放以降、党は党による党管理と全面的な厳しい党内統治を堅持し、党建設を推進する上で著しい成果をあげた。一方で、一時的なあまい党管理と党内統治により一部の党員、幹部の政治的信念は崩れかけ、一部の地方と部門では選抜・登用面で不正な気風が見られ、形式主義官僚主義・享楽主義・贅沢浪費の風潮がはびこり、特権思想と特権乱用がやや多く見られた。とくに、縁故者だけを任用し、異分子を排除し、徒党を組み、派閥をつくる者、密告し、デマを流す者、人心を買収し、不正な票集めをする者、「君にあのポストを」などと約束したり、「あいつが昇格したから次は自分だ」などと前祝いしたりする者、自分のやりたいようにやり、面従腹背する者、上からの統率が効かないほどの勢力を拡大し、中央の方針について妄議する者もある。政治の問題と経済の問題が絡み合い、汚職・腐敗現象は目に余るほど深刻であった。この「七つの者あり」問題が党のイメージと威信に極めて悪影響を及ぼし、党と大衆、幹部と大衆の関係を深刻に損ない、広範な党員、幹部、大衆から強い不満と怒りを買った。そこで、習近平同志は次のように強調した。鉄を打つには自身も硬くなければならず、中国の取り組みの成否は、党にかかっており、党による党管理と全面的な厳しい党内統治にかかっている。そのため、党の長期的執政能力の建設と先進性・純潔性の建設を主軸とし、党の政治建設を先導とし、理想・信念・根本目的の強化を基礎とし、全党の積極性・主体性・創造性の喚起を重点とし、党建設の質的向上を不断にはかり、党を終始時代の先頭を歩み、人民の心からの支持を受け、果敢に自己革命を行い、さまざまな荒波や試練に耐え抜く、はつらつとしたマルクス主義の政権党に築き上げる必要がある。また、党は「全面的な厳しい党内統治の道に終わりはない」というはっきりとした意識と確固たる決意をもって、「厳格」という主たる基調を堅持し、とくに「カギとなる少数(指導幹部)」をしっかりと押さえ、主体責任と監督責任を徹底し、監督・規律執行・問責を強化し、全面的な厳しい党内統治を党建設の各方面で貫く必要がある。党中央は分野ごとに党建設活動会議を招集して行動計画をしっかりと立てて、党建設の全面的な進歩を促した。



党中央は、人民の中から生まれ、人民に根差し、人民に奉仕するわが党がいったん大衆から遊離すると、生命力を失うことになるため、全面的な厳しい党内統治の取り組みは人民大衆が激しい不満を示している気風の問題から着手しなければならないと強調した。党中央は「八項目規定」の策定・貫徹から問題解決をはかり、中央政治局から始め、指導幹部から力を入れ、上が下に範を垂れるよう仕事への取り組み方を改善した。中央政治局は毎年民主生活会を開き、「八項目規定」の貫徹状況の報告を聴収し、批判と自己批判を行った。党中央は「釘打ちの精神」を発揚し、「四つの悪風」問題を根気よく是正し、特権思想・特権乱用に反対し、公費贈賄・公費飲食・公費観光・贅沢浪費などの悪しき風潮に歯止めをかけ、大衆が激しい不満を示している、大衆の利益を侵害する際立った問題を解決し、末端の負担を軽減し、勤倹節約を唱導して贅沢浪費に反対し、これまで抑えることが難しかったとされていたよこしまな一部の風潮に歯止めをかけ、長年手つかずのままであった一部の根深い問題を正したことによって、党・政府・社会の気風が一新した。



党はこれまで、全党が徹底して理想・信念を固め、組織体系を厳格にし、規律・規則を厳しくしなければならないと強調してきた。マルクス主義への信奉と共産主義の遠大な理想、中国の特色ある社会主義の共通の理想は、中国共産党員の精神的支えにして政治的魂であり、党の団結・統一を維持するための思想的基礎でもある。党中央は、理想と信念とは共産党員の精神面での「カルシウム」で、共産党員には理想と信念がなければ、精神面で「カルシウム不足」になり、「骨軟化症」になってしまい、政治面の変質や経済面の貪欲、道徳面の堕落、生活面の腐敗を招きかねないと強調した。党は、思想面からの党建設と制度面からの党統治という同方向からの注力を堅持し、党の大衆路線教育実践活動、「厳しく身を修め、厳しく権力を用い、厳しく自らを律することと、計画は現実的に立てること、事業は着実に進めること、人として誠実であること」特別教育、「党規約・党規則と習近平総書記の一連の重要講話を学び、適格な党員になる」学習教育、「初心を忘れず、使命を胸に刻もう」テーマ教育、党史学習教育などを次々と展開して、党の革新理論で全党を武装し、学習型政党建設を推進し、広範な党員・幹部、とくに指導幹部が思想の根本から見直し、初心に立ち返って基礎を固め直し、信仰の基礎を確固たるものにし、精神のカルシウムを十分に補い、思想の舵取りを安定させ、共産党員の政治の本質を保ち、共産党員としての精神を引き締め直すよう教育・指導してきた。党は新時代の党の組織路線をうち出して貫徹し、信念がしっかりとし、人民に奉仕し、着実に政務に励み、果敢に重責を担い、清廉潔白という新時代の優秀幹部の考課基準を明確にし、政治的資質の必要性に照らして登用の正しい方向性を確立し、才徳の兼備と徳の優先を堅持し、各地・各方面から優れた者を取り立てることを堅持し、事業にふさわしい者を公明正大に選ぶことを堅持し、投票結果や考課での得点、所管地域のGDP、年齢を唯一の基準とせず、一般推薦・一般選抜をせず、党組織の指導と審査の権限を強化し、幹部選抜・登用面の不正の気風を正した。党は、各級の指導幹部が世界観・人生観・価値観という「思想面の元栓」の問題をしっかりと解決し、権力を大事にし、権力をよく管理し、権力を慎重に行使し、各方面による監督を自覚的に受け、党と憂いを分かち、国のために奉仕し、人民に幸福をもたらすことを常に念頭に置くよう要求した。党は党による人材管理の原則を堅持し、より積極的、より開放的、より効果的な人材政策を実施し、新時代の人材強国の戦略を踏み込んで実施し、世界重要人材センターとイノベーション拠点の建設を急ぎ、世界中から英才を集めて登用することを心掛けている。党は不断に組織体系を整備し、組織力の向上を重点に党組織の政治機能・組織機能を強化し、末端組織のさらなる強化という明確な方向性を指し示したことで、党の組織と党の活動の全面カバーを促した。党は規律を法律より厳しくして規律執行・法執行の一本化を堅持し、監督・規律執行の目指すべき「四つの形態」という規定に従い、政治規律と組織規律を強化して、諸般規律の全面的厳格化を促した。党は規律に基づく党内統治を堅持し、党規約の遵守を厳格にし、比較的完全な党内法規体系を整備し、制度執行を厳格化したことで、党建設の科学化・制度化・規範化水準が明らかに向上した。



党中央はまた、次のように強調した。腐敗は党の長期的政権基盤にとって最大の脅威であり、反腐敗は、負けることが許されない重要な政治闘争であり、何百何千の腐敗分子の機嫌をとれば、14億の人民の怒りを買うことになるため、権力を制度というオリに閉じ込め、規律・法律に基づいて権力を設定・規範化・制約・監督しなければならないのだと。腐敗する勇気をくじくこと、腐敗を不可能にすること、腐敗する気を起こさないことを目指す取り組みの一体的推進を堅持し、懲罰・抑制・威圧・制度による抑止と覚悟の向上に一体的に力を入れ、党と人民から与えられた権力が終始人民の幸福のために用いられるよう保証した。反腐敗における「聖域なし、全面カバー、ゼロ容認」を堅持し、「厳重な抑制、強力な威圧、長期的な抑止」を堅持し、贈賄側・収賄側双方に対する取り調べを堅持し、「案件があれば必ず調査し、腐敗があれば必ず処罰する」ことを堅持し、「劇薬で宿痾を治し、厳法で乱れを治める」決意と「骨を削って毒を除き、それでもだめなら腕ごと切り落とす」意気込みで、揺るぐことなく「トラ退治」、「ハエ叩き」、「キツネ狩り」を進めた。大衆の身近で発生している腐敗問題を断固解決し、国際逃亡者の指名手配や不正蓄財の追跡を踏み込んで展開し、一切の腐敗分子を一掃する。党は政治問題と経済問題が絡み合った腐敗案件にフォーカスして、党内の利益集団の形成を防ぎ、周永康薄熙来孫政才、令計画らの甚だしい規律・法律違反案件を調査・処理した。党は党と国家の監督体系の整備を指導し、国家監察委員会と地方各級監察委員会の設置を推し進め、各級の巡視・巡察が連動する枠組みを構築し、党内監督の主導により各種監督が連結・協調するメカニズムを確立し、権力の運用に対する規制・監督を強化した。



第18回党大会以来、断固として闘い抜くことで、全面的な厳しい党内統治の政治的指導と政治的保障の役割が十分に果たされ、党の自己浄化・自己改善・自己革新・自己向上の能力が著しく強化され、党管理・党統治のあまい状況が根本的に好転した。反腐敗闘争は圧倒的勝利を収め、全面的に定着し、党・国家・軍隊の内部に巣くう深刻なリスク要因が取り除かれ、党は革命性を鍛え上げる中でいっそう強くなった。





(三)経済建設について



改革開放以降、党は経済建設をしっかりと中心に据え、人民を指導して一心不乱に仕事にうち込み、経済の急速発展の奇跡を生み出し、国家の経済力が大幅に向上した。一方で、一部の地方と部門の速度・規模への一面的追求や粗放型の発展パターンなどの問題に加えて、国際金融危機後、世界経済の伸び悩みが続いた影響で、経済の体制的・構造的な矛盾が長期にわたって蓄積され、発展の不均衡・不調和・持続不可能といった問題が大いに際立っている。党中央は、わが国の経済発展が新常態に入り、高速成長の段階から質の高い発展を目指す段階へと切り替わり、成長速度の変換期・構造調整の陣痛期・過去の刺激策の消化期という「三期重複」の複雑な情勢に直面しており、従来の発展パターンの継続はもはや困難であると指摘した。これを受け、党中央は、新しい発展理念の貫徹がわが国の発展の全局にかかわる大いなる変革であり、もはや国内総生産GDP)の伸び率を物差しにして簡単に成否を問うわけにはいかなくなり、革新を第一原動力とし、協調を内生的特色とし、グリーンを普遍的形態とし、開放を必ず通らなければならない道とし、共有を根本的な目的とする質の高い発展を実現させ、経済発展の質・効率・原動力の変革を促さなければならないと強調した。



党は経済活動への戦略的計画と統一的指導を強化し、党が経済活動を指導する体制・仕組みを整備してきた。党の18期5中全会と、第19回党大会、党の19期5中全会および各回の中央経済工作会議はわが国の発展に対して集中的に配置を行い、質の高い発展を主題とし、供給側構造改革を主軸として、現代化経済体系を築き上げ、内需拡大という戦略的基点を把握し、重大なリスクの防止・解消、的確な貧困脱却、汚染対策の三大堅塁攻略戦を断固戦い抜くことを堅持するという重要な政策決定をうち出した。党はいささかも揺るぐことなく公有制経済をうち固めて発展させ、いささかも揺るぐことなく非公有制経済の発展を奨励・支持・リードし、国有資本・国有企業がより強く、よりよく、より大きくなるようバックアップするとともに、中国の特色ある現代化企業制度を確立し、国有経済の競争力、革新力、コントロール力、影響力、リスク抵抗力を強化した。また、親身で清廉な政商関係(政府と民営企業との関係)を構築し、非公有制経済の健全な発展と非公有制経済の事業主らの健全な成長を促した。党は革新駆動型発展戦略の実施を堅持し、科学技術の自立自強を国の発展の戦略的支えとし、新しいタイプの挙国体制を整え、国の戦略的科学技術力を強化するとともに、基礎研究を強化し、基幹核心技術のブレークスルー・自主イノベーションを促進し、知的財産権の創出・保護・運用を強化し、革新型国家と世界的科学技術強国の建設を急いだ。供給側構造改革を全面的に実施し、過剰生産能力の解消・過剰在庫の消化・過剰債務の縮減とコストの引き下げ、脆弱部分の補強を推進し、「定着・強化・向上・円滑」という要請を徹底し、製造強国の建設を推進し、現代的産業体系の発展を加速し、実体経済を成長させ、デジタル経済を発展させた。マクロ経済ガバナンスを充実させ、マクロコントロールの考え方と方式を刷新し、マクロ政策の自主性を強化し、積極的な財政政策と穏健な金融政策を実施し、「行政簡素化と権限委譲」、「緩和と管理の結合」、「サービスの最適化」改革をたゆまず推し進め、食糧の安全保障、エネルギー・資源の安全保障、産業チェーン・サプライチェーンの安全保障を図るとともに、金融が実体経済を支えることを堅持し、金融監督管理を全面的に強化し、経済・金融分野のリスクを防止・解消し、市場に対する監督管理と独占への規制を強化し、資本の無秩序な拡張を防ぎ、市場の秩序を維持し、各種の市場主体とりわけ中小・零細企業の活力を引き出し、広範な勤労者と消費者の権利・利益を守った。党は地域間調和発展戦略を実施し、京津冀(北京市天津市・河北省)協同発展や長江経済ベルト発展、粤港澳(広東・香港・澳門)大湾区の建設、長江デルタ一体化発展、黄河流域の生態保護と質の高い発展、雄安新区のハイスタンダードでハイクオリティな建設を促進した。また、西部大開発の新たな形の構築や東北振興の新たな突破の実現、中部地区の質の高い発展を推進し、東部地区の現代化の加速度的進展を奨励し、旧革命根拠地・民族地区・辺境地区・貧困地区の生産・生活条件の改善を支援した。人間を核心とする新型都市化戦略を推進し、都市計画・建設・管理を強化した。党はあくまでも「三農(農業・農村・農民)」問題の解決を全党の活動における最重要課題として、農村振興戦略を実施し、農業・農村の現代化を加速し、耕地利用方式の調整や技術改良による食糧生産の安定確保戦略を堅持し、もっとも厳格な耕地保護制度を実施し、品種育成技術での自立自強や種子源の保護・利用自主権を確保できるようにすることを推進することにより、中国人の食料供給の主導権を自らの手にしっかりと握った。



第18回党大会以来、わが国の経済発展の均衡性・調和性・持続可能性が著しく向上し、国内総生産GDPは初めて100兆元の大台に乗り、1人当たりのGDPは1万ドルを上回り、国の経済力、科学技術力、総合国力が新たな段階へと進み、わが国の経済はより質の高い、より効率的で、より公平で、より持続可能で、より安全な発展の道を歩み出した。





(四)改革開放の全面的深化について



党の11期3中全会以降、わが国の改革開放は波乱に満ちた道のりを歩んで、世界の注目を集める成果を収めた。実践の発展にともなって、体制・仕組み上の深層部の問題と凝り固まった既得権益の垣根が日増しに表面化しており、改革は難関突破期と「深水区」に入った。党中央は次のように深く認識した。実践の発展に終わりはなく、思想の解放に終わりはなく、改革開放にも終わりはないのである。改革には進行形しかなく、完成形はないのであり、足踏みや後戻りに活路はなく、さらなる政治的勇気と知恵をもって、改革の全面的深化をいっそう推し進め、硬い骨のような難題に果敢にかじりつき、危険な早瀬のような試練を果敢に渡り、制度建設を際立たせ、改革の関連性・整合性を重視し、真剣に改革を推進し、各方面の体制上・仕組み上の弊害を効果的に取り除かなければならない。



党の18期3中全会は経済体制、政治体制、文化体制、社会体制、生態文明体制、国防・軍隊の改革、および党建設制度の改革について計画をうち出し、改革の全面的深化の総目標、戦略的重点、優先順位、努力の主要方向、活動の仕組み、推進方式、タイムテーブル、ロードマップを確定した。党の11期3中全会は画期的な大会であり、改革開放と社会主義現代化建設の新時期をスタートさせた。党の18期3中全会も画期的なものであり、部分的な試験による模索、砕氷・包囲突破からシステムインテグレーション、全面的な深化への転換を実現し、わが国の改革開放の新局面を切り開いた。



党は改革の正しい方向を堅持し、社会の公平と正義の促進と人民の福祉の増進を出発点と帰結点とし、問題意識を際立たせ、思想をいっそう解放し、社会的生産力をいっそう解放し発展させ、社会の活力をいっそう解放し強化することにフォーカスして、トップダウン設計・包括的計画づくりを強化し、改革の系統性・全体性・調和性を高め、大衆のパイオニア精神を引き出し、重点分野とカギとなる部分の改革の着実な深化を推し進めた。党は全面的な効果、多くの突破、深い進展、迅速かつ着実な足取りで改革の深化を促し、基礎・枠組みの構築から、全面的な推進と基本的完成へと、さらにシステムインテグレーション、協同・高効率まで、各分野の基礎的制度の枠組みが基本的に確立され、多くの分野で歴史的変革、系統的再編・全面的再構築を実現した。



党中央は、次のように深く認識した。開放は進歩をもたらし、閉鎖は遅れをくになるという意識から、わが国の発展が優位を占め、主導権を握り、未来を切り開くには、経済グローバル化に順応し、わが国の超大規模の市場の優位性を拠り所とし、より積極的かつ能動的な開放戦略を実施しなければならない。わが国は共同協議・共同建設・共同享受を堅持し、「一帯一路」の質の高い発展の共同建設を促し、沿線諸国の経済発展・民生改善につながる数々の協力プロジェクトを推進し、平和・繁栄・開放・グリーン・革新・文明の道を建設して、「一帯一路」の共同建設が今日の世界で最も歓迎される国際公共財と国際協力のプラットフォームになるようにした。わが国は対内・対外開放の相互促進、「海外からの誘致」と「海外への展開」のよりよい結合を堅持し、貿易と投資の自由化・利便化を推進し、グローバル志向のハイスタンダードなFTA網を築き、自由貿易試験区と海南自由貿易港を建設し、ルール・規制・管理・基準などの制度づくり制度型開放を推進し、より大きな範囲、より広い分野、より深い次元での対外開放の枠組みを形成し、互恵・ウィンウィン、多元化・均衡化した、安全で効率の高い開放型経済システムを構築し、わが国の国際経済協力・競争における新たな優位を不断に増強した。



第18回党大会以来、党が絶えず改革の全面的深化をより広く、より深く推し進めてきたことで、中国の特色ある社会主義制度はより成熟して形も整い、国家統治体系・統治能力の現代化レベルは不断に高まり、党と国家の事業は新たな生気に満ち溢れている。





(五)政治建設について



改革開放以降、党は人民を指導して中国の特色ある社会主義政治の発展の道を堅持し、社会主義民主を発展させて、政治建設において大きな進展があった。党は国内外の政治発展の経験と教訓から次のような深い認識を得た。中国の特色ある社会主義制度への自信を固めるには、まず中国の特色ある社会主義政治制度への自信を固めなければならず、社会主義民主政治を建設し、社会主義政治文明を発展させるには、中国の特色ある社会主義制度が中国社会の土壌に深く根差すようにしなければならず、他国の政治制度の丸写しは通用しないし、甚だしきは、国家の前途と運命を葬ってしまうことになるだろう。党の指導、人民主体、法に基づく国家統治の有機的統一を堅持し、積極的に全過程の人民民主を発展させ、全面的で、広範にわたり有機的に結びつく人民主体制度体系を整備し、多様性に富む、円滑で秩序のある民主のルートを構築し、民主の形を豊かにし、さまざまなレベル、さまざまな分野で人民の秩序ある政治参加を拡大し、各方面の制度と国家統治が人民の意志をよりよく反映し、人民の権利・利益をよりよく保障し、人民の創造性を引き出さなければならない。そして、西側のいわゆる「憲政」や多党制による政権交代三権分立といった政治思潮の侵食・影響を警戒し、防がなければならない。



党の19期4中全会は党の長期的執政と国家の長期的安定を見据えて、中国の特色ある社会主義制度の堅持・整備と国家統治体系・統治能力の現代化の推進について総体的計画をうち出し、中国の特色ある社会主義制度を支える根本制度・基本制度・重要制度の堅持と整備を取り組みの重点においた。党中央は、人民の主体的地位を堅持し、人民が法に基づいて民主的選挙、民主的協商、民主的政策決定、民主的管理、民主的監督を行うようにしなければならないと強調した。党は人民代表大会制度を堅持し充実させ、人民が人民代表大会を通して国家権力を行使することを支持・保証し、人民代表大会が法に基づいて立法権・監督権・決定権・任免権を行使することを支持・保証し、選挙における票集め・買収を果敢に調査・処罰し、人民代表大会制度の権威と尊厳を守り、人民代表大会制度という根本的政治制度の役割を発揮させた。党は中国共産党の指導する多党合作・政治協商制度を堅持し充実させ、民主諸党派の中央委員会が重要な決定・計画の貫徹・実施状況に対して特別監督を行い、中国共産党中央委員会に直接に提案を行うなどの制度を充実させ、人民政治協商会議の専門協商機関・制度の整備を強化し、社会主義協商民主の広範で重層的な制度化した発展を推進し、中国の特色ある協商民主体系を形成した。党は末端政権を強化し、末端の民主制度を充実させ、政務の公開制度を改善して、人民の知る権利、参加する権利、意見を言う権利、監督する権利を保障することを堅持した。党の全面的指導、人民を中心とすること、最適化・協同化・効率化、全面的な法に基づく国家統治を堅持するという原則に従い、党と国家機関の改革を全面的に深化させ、党と国家機関の機能の系統的かつ包括的な再建を実現した。党は民族区域自治制度を堅持し充実させ、民族問題を解決する上での中国の特色ある正しい道を揺るぐことなく歩み、中華民族共同体意識をしっかりと確立することを党の民族活動の主軸として、新時代における党のチベット・新疆統治方針を確立し、平等・団結・互助・調和の社会主義民族関係をうち固めて発展させ、各民族の共同の団結・奮闘と繁栄・発展を促進した。党は党の宗教関連活動の基本方針とわが国の宗教の中国化の方向を堅持し、宗教が社会主義社会に適応するよう積極的に導いた。党は包括的統一戦線活動の形を整え、精力的に最大公約数を求めて最大同心円を描き、中華民族の偉大な復興の実現に向けた強大な力を結集した。党は政治性・先進性・大衆性の増強を中心に据えて、人民団体・組織に関わる活動の改革・革新を推進し、労働組合共産主義青年団・婦女連合会などの人民団体・大衆組織の役割をよりよく発揮させた。われわれは人民の生きる権、発展の権利の保障をはじめとする人権事業の全面的進展を促進した。



第18回党大会以来、わが国の社会主義民主政治の制度化・規範化・手続き化が全面的に推し進められ、中国の特色ある社会主義政治制度の優位性がよりよく発揮され、生気に満ち溢れ安定・団結のある政治的局面が強化・発展した。





(六)全面的な法に基づく国家統治について



改革開放以後、党は法に基づく国家統治を堅持し、社会主義法治建設を不断に推進してきた。同時に、法律があってもそれに依らず、法律が厳しく執行されず、司法の不公正、法律違反の責任が追及されないなどの問題が多くみられ、司法の腐敗がたびたび生じ、一部の法執行・司法担当者が私情で法を曲げ、甚だしきは犯罪分子の後ろ盾になり、法治の権威をひどく損ない、社会の公平と正義に深刻な影響をもたらしている。党は、権力は諸刃の剣であり、法律・法規に基づいて権力を行使すれば人々に幸福をもたらすことができるが、法律・法規に反して権力を乱用すれば国と人々に危害をもたらすことになると深く認識した。党中央は次のように強調した。法治が盛んになれば国が栄えるが、法治が衰えれば国が乱れる。全面的な法に基づく国家統治は中国の特色ある社会主義の本質的な要請と重要な保障であり、国家統治の徹底的な革命である。法に基づく国家統治を堅持するには、まず憲法に基づく国家統治を堅持しなければならず、法に基づく執政を堅持するには、まず憲法に基づく執政を堅持しなければならない。中国の特色ある社会主義法治の道を堅持し、中国の特色ある社会主義法治理論を貫徹し、法に基づく国家統治、法に基づく執政、法に基づく行政の共同推進を堅持し、法治国家、法治政府、法治社会を一体的に建設し、社会全体で法を尊重・学習・遵守・運用する意識・能力を全面的に強化しなければならない。



党の18期4中全会と中央全面的な法に基づく国家統治工作会議は、全面的な法に基づく国家統治問題をめぐって検討し、科学的な立法、厳格な法執行、公正な司法、全人民による法律の遵守についてトップダウン設計と重要な活動計画を行い、法律規範体系・法治実施体系・法治監督体系・法治保障体系・党内法規体系の整備を統一的に推進した。



党は、全面的な法に基づく国家統治の最も広範な、最も厚い基盤となるのは人民であるため、人民の利益を具現化し、人民の願いを反映させ、人民の権利と利益を守り、人民の福祉を増進することを法に基づく国家統治のさまざまな分野と全過程において徹底し、社会の公平と正義を保障・促進し、いかなる法制度、法執行の決定、司法案件においても人民大衆に司法の公平と正義を感じてもらえるよう努めなければならないと強調した。党は憲法の全面的施行を保障する体制・仕組みの整備を指導し、憲法宣誓制度をうち立て、社会主義法治精神を発揚し、国家機関の法に基づく職責履行能力を高め、各級の指導幹部が法治の考え方とやり方を活用して問題を解決し発展を推進する能力を高め、社会全体の法治意識を増強した。また、憲法修正案を採択し、民法典、外商投資法、国家安全法、監察法などの法律を制定し、立法法、国防法、環境保護法などの法律を改正し、重点分野、新興分野、渉外分野の立法を強化し、憲法を核心とする中国の特色ある社会主義法体系の整備を急いだ。党は司法責任制を重点とする司法体制改革の深化を指導し、政法(公安・検察・司法など)分野の改革の全面的深化を推進し、法執行・司法活動への監督・制約を強化し、政法幹部陣への教育・整頓を展開し、法に基づいて冤罪・誤審を是正し、法執行・司法の腐敗を厳しく処罰し、公正、清廉、高効率、そして権威ある法執行・司法活動を保障した。



第18回党大会以来、中国の特色ある社会主義法治体系が不断に整備され、「法治中国」の建設が堅実なスタートを切り、法治の根本を強化し、期待を安定させ、将来に役立つという保障の役割をさらに発揮し、党の法治の手段を活用して国を指導し国を治める能力が著しく高まった。





(七)文化建設について



改革開放以降、党は物質文明と精神文明の両方に力を入れ、どちらの手もゆるめないという方針を堅持し、社会主義文化の繁栄・発展を推進し、民族精神を奮い立たせ、民族の力を結集した。一方で、拝金主義・享楽主義・極端な個人主義・歴史ニヒリズムなどの誤った思潮が時折現れ、ネットでは様々な声が飛び交い、世論が混乱をきわめ、一部の指導幹部は政治的立場があいまいで、闘争精神を欠き、人々の思想や世論環境に深刻な影響をもたらした。党は世界中の思想・文化がぶつかりあい、互いに激しく影響しあい、わが国の社会における思想観念が大きく変化しているという趨勢を的確にとらえて、次のように強調した。イデオロギー活動は国のために心を定め、民族のために魂を築く活動である。文化に対する自信はより基礎的、より広範で、より奥深い自信であり、一つの国、一つの民族の発展において最も基本的で、根底をなす、持続的な力である。文化に対する高度の自信がなく、文化の繁栄・隆盛がなければ、中華民族の偉大な復興は実現できない。人民を中心とする活動の方向性を堅持し、旗印の標榜、民心の結集、新人の育成、文化の振興、イメージの発信に取り組み、イデオロギー活動の指導権をしっかりと握り、強大な結束力・牽引力を備える社会主義イデオロギーを確立し、社会主義文化強国を建設し、中華民族全体の文化革新・創造の活力を引き出し、中国の精神・中国の価値・中国の力をよりよく築き上げ、全党・全国各民族人民の団結奮闘という共通の思想的基盤をうち固めなければならない。



党はイデオロギー分野における党の指導の弱体化問題の解決に力を入れ、「破」と「立」をともに重視し、濁流を激し清波を揚げて、イデオロギー分野における多くの方向性・戦略性にかかわる問題について解決策を講じることにより、イデオロギー分野におけるマルクス主義の指導的地位という根本的制度を確立・堅持し、イデオロギー活動の責任制を強化し、全党を挙げて宣伝思想工作に着手し、取り組みに対してしっかりと責任を持ち、責任を負い、責任を果たし、決然と指導・管理を強化し、果敢にそれに立ち向かい、さまざまな誤った観点に旗幟鮮明に反対し、食い止めた。党は誤った言論を正すことで宣伝思想工作を強化し、全国宣伝思想工作会議を開催し、また文学・芸術の工作座談会、党の報道・世論の工作座談会、サイバーセキュリティーと情報化の工作座談会、哲学・社会科学工作座談会、全国大学思想政治工作会議を開いて、一連の根本的な問題について原則的な立場を明らかにし、理論の是非を弁え、活動の方向性を正したことで、思想・文化分野の情勢が好転し上向いた。党の革新理論で全党を武装し、人民を教育し、実践を指導することを推進し、マルクス主義の理論研究・建設を深化させ、中国の特色ある哲学・社会科学の学科体系・学術体系・言語体系の整備を推進した。発信手段の整備・革新を大いに重視し、メディアの融合発展を促進し、マスコミの発信力・誘導力・影響力・信頼性を向上させた。党中央は、ネット世論にしっかりと対応できなければ、長期的執政がありえないと明確に指摘した。党はイデオロギー闘争における主陣地、主戦場、最前線最もとしてのインターネットを高度に重視して、インターネットに対する指導・管理体制を整備し、法に基づいてインターネットの管理・ガバナンスを堅持し、清朗なサイバースペースを築き上げた。



党は、社会主義の核心的価値観による文化建設の牽引を堅持し、社会主義の先進的文化、革命の文化、中華の優れた伝統文化をもって根を逞しくして魂を鍛え上げることを重視し、中国の特色ある社会主義と中国の夢についての宣伝・教育を幅広く展開し、理想・信念教育の常態化・制度化を推し進め、思想・政治工作体系をより完全なものにし、党と国家の勲功・栄誉表彰制度を確立して充実させ、烈士記念日を創設し、大衆的精神文明創造活動を深化させ、新時代文明実践センターを建設し、学習大国の建設を推進した。党は、党史、新中国史、改革開放史、社会主義発展史の学習を推し進め、中国共産党歴史展覧館を完成させ、中国共産党創立100周年、中華人民共和国成立70周年、中国人民解放軍創立90周年、改革開放40周年などの祝賀行事と中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年、中国人民志願軍の抗米援朝のための出国作戦70周年などの記念行事を催したことで、党と人民の意志、そして国家と軍の威光が力強く示され、社会全体で主旋律が響き渡り、プラスのエネルギーが充満した。党は、社会的効果を最優先すること、社会的効果と経済的効果を結びつけることを堅持し、文化事業と文化産業の全面的発展を推し進め、文学・芸術の創作を繁栄させ、公共文化サービス体系を充実させ、人民によりよい精神的糧をより多く提供した。



党中央は、次のように強調した。中華の優れた伝統文化は、中華民族の際立った強みであり、われわれが世界の文化的葛藤の中で足場を固める土台であるため、新しい時代の条件に合わせてしっかりと伝承・発揚しなければならない。われわれは、中華の優れた伝統文化の伝承・発展プロジェクトを実施し、中華の優れた伝統文化の創造的転化、革新的発展を促し、社会全体の文化財保護意識を高め、文化遺産の保護にいっそう力を入れた。国際発信力の向上を急ぎ、世界に向けて中国の物語と中国共産党の物語をしっかりと伝え、中国の声をしっかりと届け、人類文明の交流・学び合いを促進し、国の文化的ソフトパワー中華文化の影響力が顕著に向上した。



第18回党大会以来、わが国のイデオロギー分野の情勢が全局的・根本的に転換し、全党・全国各民族人民の文化に対する自信が目に見えて高まり、社会全体の結束力と求心力が大いに向上したことは、新時代に党と国家の事業の新たな局面を切り開くために、確固たる思想的保証と大きな精神的力をもたらした。





(八)社会建設について



改革開放以降、わが国の人民の暮らしは目に見えて改善され、は明らかに進化した。また、時代の発展と社会の進歩に伴い、人民の素晴らしい生活への憧れはより強まり、民主・法治・公平・正義・安全・環境などの面での要求は日増しに増大している。党中央は、次のように強調した。人民の素晴らしい生活への憧れこそ、われわれの奮闘目標である。民生福祉を増進することは、われわれが公のための立党と人民のための執政を堅持した上での本質的要請である。民衆が幸せな生活を送れるようにすることは、われわれの全活動の立脚地であり、目的地である。民生保障における脆弱部分を補強し、人民大衆の切迫した切実な問題をしっかりと解決することは、社会建設の喫緊の任務である。そのため、民生の保障と改善を重点に社会建設を強化し、力に応じてできることを全力でしっかりと行い、ひとつまたひとつと課題を解決し、一年また一年と取り組みを続け、育児・教育・所得・医療・養老・住居・救済の面に注力し続け、社会統治を強化・革新し、人民の獲得感・幸福感・安心感がいっそう満たされ、いっそう保障され、いっそう持続するようにしなければならない。



党は、次のように深く認識した。小康を実現したかどうかは、まず農民の暮らしぶりを見るべきである。貧困脱却堅塁攻略は小康社会の全面的完成のボトムラインとなる任務であるため、貧困脱却の堅塁攻略戦に勝利してはじめて、小康社会の全面的完成と一つ目の百周年の奮闘目標の達成を確保できるのである。また、より固い決意、より的確な計画、より強力な措置をもって、型破りの施策で貧困脱却堅塁攻略プロジェクトを実施しなければならない。党は、的確な貧困救済を堅持し、衣食のいをなくし、義務教育・基本医療・住宅安全の保障があるという活動目標を設定し、「軍令誓約書」式の責任制を実施し、全党・全国・全社会の力を動員し、一致団結して全力で戦いに臨み、難関中の難関を攻略し、難問中の難問を解決し、人類史上規模の最も大きく、力のもっとも注がれる貧困脱却堅塁攻略戦の実施を指導し、偉大な貧困脱却堅塁攻略精神を形成した。第18回党大会以来、全国で832の貧困県と12万8000の貧困村から貧困をなくし、1億近くの農村貧困人口が貧困から脱却し、10年も繰り上げて国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の貧困削減目標を達成し、史上初めて絶対的貧困の問題を解決し、人類の貧困削減事業の奇跡を成し遂げた。



2020年、突如として発生した新型コロナウイルス感染症に直面して、党中央は果断に政策を決定し、冷静に対処し、人民至上・生命至上を堅持し、「自信を固め、同舟共済し、科学的に対策を講じ、的確な政策をとる」という全般的要請をうち出し、感染症と戦う人民戦争・総力戦・阻止戦を繰り広げ、武漢と湖北を守る戦いをしっかりと進め、挙国体制で規模空前の救命活動を行い、一貫して「海外からの輸入感染防止と国内の再発防止」に尽力し、感染症対策と経済・社会発展の両立を堅持し、人民の命の安全と体の健康を最大限に守り、世界に先駆けて感染症を抑え、操業・生産を再開し、経済・社会の発展を回復し、感染症対策が大きな戦略的成果を収め、偉大な感染症対策精神を築き上げた。



民生を保障・改善するために、党は、「最低ラインの堅守、重点の優先、制度の十全化、期待の誘導」という方針に基づき、所得分配、雇用、教育、社会保障、医療・衛生、住宅保障などの面で一連の重要措置をうち出し、包摂性・基礎性のある最低ライン保障型民生の建設を強化し、基本公共サービスの均等化を推進した。われわれは、効率と公平の両立を促進する所得分配体系の構築に努め、過度な所得を調節し、違法所得を取り締まり、低所得者の所得を向上させ、着実に中間所得層を拡大し、紡錘形の分配構図の形成を促し、住民所得の伸び率を経済成長率とほぼ一致させ、農村住民の収入の伸び率が都市部住民を上回るようにした。雇用優先政策を実施し、より十分でより質の高い雇用の実現を促進した。党の教育方針を全面的に貫徹し、教育事業を優先的に発展させ、教育の根本任務が徳育であることを明確にし、徳育・智育・体育・美育・労育のいずれの面でも発達した社会主義の建設者・後継者を育成し、教育・教学の改革・革新を深化させ、公平を促して質を高め、義務教育のバランスのとれた発展と都市・農村の一体化した発展を推し進め、国の共通言語・文字を採用した教育・授業を全面的に行い、学校外の教育機構を規範化し、職業教育を積極的に発展させ、高等教育の質・内容重視型の発展を促し、教育強国建設を推進し、人民に満足してもらえる教育をしっかりと提供した。わが国では、世界最大規模の社会保障体系が整い、基本養老保険の加入者は10億2000万人、基本医療保険の加入者は13億6000万人に及んだ。「健康中国」建設を全面的に推し進め、予防を主とする方針を堅持し、医薬衛生体制改革を深化させ、医療衛生活動の重心と資源を末端にシフトするよう導き、重大感染症対策の体制・仕組みの整備と国家公衆衛生緊急対応管理体系の整備を早急に推進し、中国医学・薬学の伝承と革新発展を後押しし、公衆衛生サービス体系が全国隅々まで行き届くようにした。スポーツ強国建設を加速し、全国民健康増進運動を幅広く展開し、中華スポーツ精神を大いに発揚した。人口発展戦略の研究を強化し、人口の高齢化に積極的に対応し、養老サービス体系の整備を加速し、出産政策を調整・最適化し、人口の長期的でバランスのとれた発展を促進した。家庭、家庭教育、家風づくりを重視し、女性・児童の権利・利益を保障した。障害者事業の発展を加速した。「住宅は住むためのものであり、投機のためのものではない」という見地を堅持し、「多くの主体による供給、多くの方途による保障、賃貸と購入の両方の奨励」に基づく住宅制度の確立を急ぎ、保障タイプ住宅への投入を増やした結果、都市・農村住民の居住状況が目に見えて改善した。



党は、国家の長期的安定、人民の安心ある暮らしを実現すべく、より高水準の「平安中国」を建設し、社会統治体系をより完全なものにし、党組織の指導する自治・法治・徳治が相互に結びついた都市・農村末端部社会統治体系を改善して、社会統治の重心が末端にシフトするよう推進し、共同建設・共同統治・共同享受を旨とする社会統治制度を整備し、誰もが責任を持ち、誰もが責務を果たし、誰もが利益を享受する社会統治共同体を築いた。防災・減災・災害救助活動と労働安全分野の取り組みを強化し、国家緊急対応管理体系・能力の整備を強化した。新時代の「楓橋経験」を堅持し昇華させ、系統的な管理・法律による管理・総合的な管理・根本的な管理を堅持し、投書・陳情取り扱い制度をより完全なものにし、社会矛盾・紛争の多元的な予防・対処・解消の総合的な仕組みを整え、社会治安総合管理を強化し、「掃黒除悪(黒社会を一掃し、悪を取り除く)」特別闘争を展開し、反社会的勢力を放任し、庇い、ひいてはその後ろ盾となった党員・幹部を断固として処罰し、暴力テロ、新型サイバー犯罪、国際犯罪を防止し取り締まった。



第18回党大会以来、わが国の社会建設が全面的に強化され、人民の生活が全方位で改善し、社会統治の社会化・法治化・スマート化・専門化の水準が大幅に向上し、人民が安心して暮らせる、社会が安定し秩序のある好ましい局面を発展させ、社会の長期的安定という奇跡を記し続けている。





(九)生態文明建設について



改革開放以降、党の生態環境保護への重視は日増しに高まっている。一方で、生態文明建設は依然として明らかな脆弱部分であり、資源・環境制約のさらなる深刻化や生態系の悪化などの問題がますます際立ち、中でもさまざまな環境汚染、生態系破壊が頻発した状況は、国土を傷つけ、民生の痛みを生んだ。もし早急に生態環境悪化の勢いを止めなければ、必ずや多大な代価を払うことになる。党中央は次のように強調した。生態文明建設は中華民族の永続的発展にかかわる根本的な大計である。生態環境の保護は生産力の保護であり、生態環境の改善は生産力を発展させることであり、決して環境を犠牲にして一時的な経済成長と引き換えにしてはならない。緑の山河は金山・銀山にほかならないという理念を堅持し、山・川・林・田・湖・原・沙の一体化した保護と系統的な対策を堅持し、目を守るように生態環境を守り、命を大切にするように生態環境を大切にし、グリーン発展、循環型発展、低炭素型発展をいっそう意識的に推進し、生産の発展、生活のゆとり、環境の保全を旨とする文明的発展の道を堅持していかなければならない。



党は、思想や法律、体制、組織、気風などさまざまな方面から力を注ぎ、全方位・全地域・全過程にわたる生態環境の保護を強化し、生態保護のレッドライン・環境の質の最低ライン・資源利用の上限の確定を推進し、一連の根本的、創造的、未来志向の活動を行った。党は、主体機能区戦略の実施を指導し、自然資源資産の財産権制度、国土空間開発保護制度、生態文明建設の目標達成状況の評価・査定および責任追及制度、生態補償制度、河長制・湖長制、林長制、環境保護における「党委員会と政府との共同責任」・「指導幹部全員への義務付け」制度を確立・整備し、関連法律・法規の制定または改正を行った。国土空間開発・保護の枠組みを改善し、国立公園を主体とする自然保護地域体系をつくり、大規模な国土緑化キャンペーンを持続的に展開し、大河川、重要湖沼・湿地および海岸地帯の生態保護と系統的な管理を強化し、生態系保護・復元にいっそう力を入れ、生物多様性の保護を強化し、資源節約と環境保護を両立させる空間構造・産業構造・生産様式・生活様式の形成を推し進めた。党の指導の下で、汚染対策の堅塁攻略戦に勝利するよう力を入れ、大気汚染・水質汚濁・土壌汚染への対策を踏み込んで実施し、「青い空、澄んだ水、きれいな土を守る戦い」にしっかりと取り組み、農村住環境改善行動を展開し、ゴミの輸入を全面的に禁止した。中央生態環境保護監察を展開し、いくつかの生態環境破壊の典型的な重大案件を断固として調査・処罰し、人民大衆が激しい不満を示した一部の際立った環境問題を解決した。わが国は、グローバルな環境対策と気候変動対策に積極的に参加し、可能な限り2030年までに二酸化炭素排出量ピークアウトを、2060年までにカーボンニュートラルを実現すると宣言し、責任ある大国としての使命感を示した。



第18回党大会以来、党中央がこれまで以上に力を入れて生態文明建設に取り組み、全党・全国のグリーン発展を推進する自覚性と主体性が著しく高まり、「美しい中国」の建設が大きな一歩を踏み出し、わが国の生態環境保護は歴史的・転換的・全局的な変化が生じた。





(十)国防・軍隊建設について



改革開放以降、人民軍隊の革命化・現代化・正規化の水準が不断に高まり、国防力が日増しに向上し、国の改革・発展・安定に頼れる安全保障を提供してきた。党中央は、次のように強調した。国を強くするには軍を強くしなければいけない。軍が強くなってこそ国が安全になるのである。わが国の国際的地位に見合い、安全保障と発展の利益に合致する強固な国防と強力な人民軍隊を築かなければならない。



党は、新時代の軍隊強化目標をうち出し、新時代の軍事戦略方針を確立し、「2027年までに建軍百周年の奮闘目標の達成、2035年までに国防・軍隊の現代化の基本的実現、今世紀半ばまでに世界一流の軍隊整備の全面的完成」という国防・軍隊の現代化の新たな「三歩走(三段階に分けて進める)」戦略を策定し、政治主導の軍隊建設、改革による軍隊強化、科学技術による軍隊強化、人材による軍隊強化、法に基づく軍隊統治を推し進め、軍事理論の現代化、軍隊の組織形態の現代化、軍事要員の現代化、武器装備の現代化を速め、機械化・情報化・インテリジェント化の融合発展を加速し、軍事訓練・戦備を全面的に強化し、中国の特色ある強軍の道を堅持した。



強大な人民軍隊を建設するには、何よりもまず、人民軍隊に対する党の絶対的指導という根本原則・制度を揺るぎなく堅持し、人民軍隊の最高指導権・指揮権が党中央と中央軍事委員会にあることを堅持し、中央軍事委員会主席責任制を全面的に深く貫徹しなければならない。人民軍隊に対する党の指導が弱体化するという問題が深刻化した時期があったため、それを徹底的に是正しなければ、戦闘力に影響を及ぼすだけではなく、党が鉄砲を指揮するという重要な政治的原則を揺るがすことになる。党中央と中央軍事委員会は、全面的な厳しい軍隊統治に大いに注力し、人民軍隊の政治規律の厳正化を断行し、古田で開いた全軍政治工作会議で新時代の政治主導の軍隊建設について具体的な行動計画を策定し、わが党・わが軍の栄えある伝統と優れた気風をよみがえらせて発揚し、整風精神で政治的整備・訓練を推し進め、軍隊に対する党の指導と軍内での党建設を全面的に強化し、軍内における党風・廉潔政治建設と反腐敗闘争を踏み込んで推進し、郭伯雄徐才厚、房峰輝、張陽らの重大な規律・法律違反案件を断固として調査・処理し、そしてその悪影響を完全に一掃し、人民軍隊の政治生態の根本的好転を促した。



党は、改革による軍隊強化戦略をうち出し、新中国成立以来の最も広範かつ抜本的な国防・軍隊改革の展開を指導し、人民軍隊の指導・指揮体制、現代軍事力体系、軍事政策・制度を再編し、現役兵力を30万人削減し、中央軍事委員会は統括を、戦区は作戦を、各軍種は軍隊整備をそれぞれ分担する新たな枠組みを形成した。世界の新たな軍事革命を受け、われわれは科学技術による軍隊強化の戦略を実施し、革新型人民軍隊を建設し、強大な現代的後方支援を整備し、国防科学技術と武器装備の研究開発を大きく進展させた。人材による軍隊強化戦略を実施し、新時代の軍事教育方針を確立し、軍隊における優秀幹部の基準を明確にし、三位一体の新型軍事人材育成体系の構築を推し進め、魂・能力・気骨・品性のある新時代の革命軍人を育成し、鉄のように固い理想・信念を抱き、規律を厳守し、強い責任感をもつ強力部隊に鍛え上げた。法に基づく軍隊統治戦略を貫徹し、中国の特色ある軍事法治体系を構築し、軍隊統治方式の根本的転換を加速した。軍人栄誉体系の整備を推進した。



党は、新時代の人民軍隊の使命と任務をうち出し、軍事戦略指導を革新し、軍事分野の戦略的配置を調整・最適化し、人民軍隊の「態勢をつくり、危機をコントロールし、戦争を抑止し、戦争に勝つ」という戦略的機能を強化した。人民軍隊は、戦闘力という唯一の最高基準をしっかりとおさえ、「戦闘ができ、戦闘に勝利できる」という根本的指針を守り、戦略部隊と新領域・新性質の作戦部隊を増強し、統合作戦指揮系統・能力づくりを強化し、いわゆる「平和由来の弊害」を大きく是正し、実戦模擬の軍事訓練に大いに取り組み、強固な現代的国境・領海・領空防衛体制を整備し、確固とした立場と柔軟な対応で軍事闘争を進め、外部からの軍事挑発に効果的に対処し、「台湾独立」の分裂活動を抑止し、国境闘争、海上の諸権益の擁護、テロ取締り・治安維持、災害救助、感染症対策、国際平和維持・船舶護衛、人道救援、国際軍事協力などの重要任務を遂行した。



第18回党大会以来、党中央の力強い指導の下、人民の軍隊が全体的・革命的に再構築され、襟を正して再出発し、国防力と経済力が同ペースで向上し、一体的国家戦略体系・能力の構築が加速され、退役軍人管理・保障体制が確立・十全化され、国防動員がいっそう効率的になり、軍隊と政府、軍隊と人民の団結がいっそう強化された。人民軍隊は新時代の使命・任務を断固として履行し、粘り強く闘う精神と実際の行動で国家の主権・安全・発展の利益を堅守した。





(十一)国家安全保障について



改革開放以降、党は改革・発展・安定の関係を正しく処理することを高度に重視し、国家の安全と社会の安定を守ることを党と国家の基本的な活動の一つとして取り組み、改革開放と社会主義現代化建設のために良好な安全保障環境を築いた。新時代に入り、わが国が直面する国家安全保障情勢はいっそう厳しくなり、外部からかつてみない圧力がかかり、伝統的安全保障上の脅威と非伝統的安全保障上の脅威が入り交じり、いわゆる「ブラックスワン」事件、「灰色のサイ」事件がしばしば起こっている。こうした情勢の下に課せられた任務の要請に照らせば、わが国の国家安全保障能力が不十分であり、さまざまな重大なリスクへの対応能力が強くなく、国家安全保障の統一的調整の仕組みがいまだ整っていない。党中央は、国家と人民の安泰が人民大衆の最も基本的・普遍的な願いであると強調している。そのため、常に最悪の事態を想定し、安きに居りて危うきを思い、危険を未然に防ぐ意識を堅持しなければならず、あくまでも国家の利益を第一に考え、人民の安全を旨とし、政治面の安全を根本とし、経済面の安全を基本とし、軍事・科学技術・文化・社会面の安全を保障とし、国際的安全保障の促進を拠り所として、発展と安全保障、開放と安全保障、伝統的安全保障と非伝統的安全保障、自国の安全保障と共通の安全保障、国家安全の維持と構築を総合的に勘案しなければならない。



習近平同志は、国家の安全保障に万全を期すことは最重要課題であると強調した上で、政治、軍事、国土、経済、文化、社会、科学技術、サイバー、生態系、資源、原子力、在外権益、宇宙、深海、極地、バイオなどさまざまな分野に及ぶ総体的国家安全保障観をうち出して、全党が闘争精神を強め、闘争能力を高め、さまざまなリスクを防止・解消する上での指導責任と活動責任を徹底するよう要求している。外部からのさまざまな包囲、抑圧、攪乱、転覆活動を前にして、党中央は、「でたらめを信じず『妖怪変化』を恐れず」という精神を発揚して、中国共産党の指導とわが国の社会主義制度を転覆させ、中華民族の偉大な復興のプロセスを遅滞させ、ひいては断ち切ろうと企てるすべての勢力と最後まで戦わなければならないと深く認識している。なぜなら、むやみに譲歩すれば際限なく虐げられ、我慢すればさらなる屈辱を招くことになるからである。



党は、国家安全保障体系・能力の構築の推進に力を注ぎ、中央国家安全保障委員会を設立して集中的・統一的かつ高効率で権威ある国家安全保障指導体制を充実させ、国家安全保障の法体系・戦略体系・政策体系を整備し、国家安全保障関連活動を統括する調整メカニズムと緊急管理体制を構築した。党は、安全保障に基づく発展を国の発展の各分野・全過程で貫く中で、わが国の現代化プロセスに影響を与えうる重大なリスクの防止・解消に力点をおき、国家政権の安全、制度の安全、イデオロギーの安全を断固として守った。また、国家安全に関する宣伝・教育と全人民国防教育を強化し、国家安全人民防衛線をうち固め、辺境地区の振興・富裕化と安定化を推進し、敵対勢力による浸透・破壊・転覆・分裂活動を厳重に防止し、厳しく取り締まった。そして、外部からの極端な抑止や攻撃を跳ね返して、香港、台湾、新疆、チベットおよび海洋などにかかわる闘争を展開し、海洋強国の建設を加速し、国家の安全を効果的に守った。



第18回党大会以来、国家の安全保障は全面的に強化され、政治・経済・イデオロギーおよび自然界などの面におけるリスクや試練に耐え抜いて、党と国家の繁栄・発展と長期的安定を力強く保証した。





(十二)「一国二制度」の堅持と祖国統一の推進について



香港、澳門は祖国復帰後、再び国家統治体系に組み入れられ、祖国大陸部と優位性を相互に補完しあう、共同発展の広大な道を歩みだし、「一国二制度」の実践は世界が認める成功を収めている。一方で、ある時期において、国内外のさまざまな複雑な要因のあおりを受けて、「中国反対、香港撹乱」の活動が激化し、香港情勢は一時深刻な状況に陥った。党中央は、「一国二制度」の方針を全面的かつ正確に揺るぐことなく貫徹しなければならず、「一国二制度」の制度体系を堅持し整備するとともに、法に基づく香港統治・澳門統治を堅持し、憲法基本法で定められた特別行政区の憲制秩序を守り、特別行政区に対する中央の全面的な管轄統治権を確実に実行し、「愛国者による香港統治」と「愛国者による澳門統治」を揺るぐことなく実行する、と強調した。



党中央は時勢を見極めた上で、中央が憲法基本法に基づいて特別行政区に対し全面的な管轄統治権を行使する制度を整備し、特別行政区憲法基本法の実施にかかわる制度・仕組みを改善するといった重要な政策決定を下し、特別行政区の国家安全維持にかかわる法律制度とその執行の仕組みの確立・整備、「中華人民共和国香港特別行政区国家安全維持法」の制定、香港特別行政区選挙制度の整備を促進し、「愛国者による香港統治」という原則を徹底させ、特別行政区による公務員宣誓制度の改善を支持した。中央人民政府は法に基づいて駐香港特別行政区国家安全維持公署を設立し、香港特別行政区は法に基づいて国家安全維持委員会を設置した。中央は、香港特別行政区が法に基づいて暴動の平定と秩序の回復を行うことを断固として支持し、行政長官と特別行政区政府の法に基づく施政を支持するとともに、香港・澳門の事柄への外部勢力による干渉を断固として防ぎ食い止め、分裂、転覆、浸透、破壊活動に厳しい打撃を与えた。各方面において香港・澳門が国の発展の枠組みによりよく組み入れるよう後押しし、粤港澳大湾区を質高く建設し、香港・澳門の経済発展、民生改善への取り組みをサポートし、香港・澳門同胞の国家意識や愛国精神の向上に努めた。こうした一連の末梢と根本を兼治する措置は、香港情勢の混乱から安泰への大きな転換を促し、法に基づく香港統治・澳門統治の推進と「一国二制度」の安定的・長期的実践の促進のために確固とした基盤をうち固めた。



台湾問題を解決して祖国の完全統一を実現することは、党の揺るぐことなく完遂すべき歴史的任務であり、すべての中華民族の人々の共通の願いであり、中華民族の偉大な復興を実現する上での必然的要請である。党は、時代の変化に伴う両岸関係を的確にとらえて、国家の統一に関する理論や台湾にかかわる方針・政策を充実・発展させ、両岸関係が正しい方向へと進むよう推進した。習近平同志は台湾関連業務について、一連の重要な理念と政策・主張をうち出して、党が新時代において台湾問題を解決するためのマスタープランを形成した。われわれは、1949年以来の、両岸の指導者による初めての会合と両岸の指導者による直接対話・意思疎通の実現に努めた。党は、「両岸は家族である」という理念を貫いて、両岸関係の平和的発展を促し、広範な台湾同胞のためになる一連の政策をうち出し、両岸の間の経済的文化的交流・協力を強化した。ところが、2016年から、台湾当局の「台湾独立」をもくろむ分裂の活動は激しさを増し、両岸関係の平和的発展情勢に大きな打撃を与えた。われわれは「一つの中国」の原則と「92コンセンサス」を堅持し、「台湾独立」をもくろむ分裂の行動に断固として反対し、外部勢力からの干渉に断固として反対して、両岸関係の主導権と主動権をしっかりと握った。祖国の完全統一の「時」と「勢」はすべてわれわれが握っている。



実践が立証しているように、中国共産党の力強い指導があり、偉大な祖国の強力な支えがあり、さらに香港特別行政区の同胞、澳門特別行政区の同胞、台湾の同胞を含む全国各民族人民の一致協力があれば、香港・澳門の長期的な繁栄・安定は必ず維持することができ、祖国の完全統一は必ず実現するのである。





(十三)外交活動について



改革開放以降、党は独立自主の平和外交政策を堅持し、わが国発展のために良好な外部環境を築き、人類進歩事業のために大きく貢献した。新時代に入り、世界のパワーバランスが大きく変化し、一国主義や保護主義覇権主義、強権政治の世界の平和と発展に対する脅威が強まり、「脱グローバリズム」が台頭し、世界は動揺・変革期に入った。これを受けて、党中央は次のように強調している。複雑で厳しい国際情勢やかつてみない外部からのリスク・試練を前にして、国内と国際という二つの大局を統一的に考慮し、党が対外活動を指導する体制・仕組みを整え、対外活動でのトップダウン設計を強化し、中国の特色ある大国外交について戦略的構想をうち出す必要があり、これにより新型国際関係の構築を推し進め、人類運命共同体の構築を促進し、平和・発展・公平・正義・民主・自由という全人類共通の価値観を発揚し、人類進歩の流れをリードする。



党は、新時代の外交活動の大局を把握し、民族の復興に奉仕し、人類の進歩を促進するという主軸をしっかりととらえ、平和・発展・協力・ウィンウィンの旗印を高く掲げ、全方位の重層的で立体的な外交の配置を推進・最適化し、グローバル・パートナーシップを積極的に発展させてきた。われわれは全体を見渡して大国関係に対処し、大国間の協調と協力を推し進める。また、親睦・誠実・互恵・包摂の理念と、善隣友好を旨とする周辺外交方針に基づいて、周辺諸国との関係を深め、周辺環境の安定化をはかり、周辺諸国運命共同体の構築に努める。正しい義利観(道義と利益の関係についての考え方)と真摯・丁重・親睦・誠実の理念に則って広範な発展途上国との団結・協力を強化し、包括的協力体制の諸国皆加入を実現する。また、党は、世界の500以上の政党・政治組織と常に連絡をとり、政党間交流・協力を深めた。「走出去(海外展開)」が日増しに拡大するという新たな情勢に合わせて、海外利益保護体系を不断に改善し、一連の海外利益に関するリスク・課題の対応に力を入れた。



わが国は、グローバル・ガバナンス体系の改革と整備にすすんで参与し、国連を核心とする国際システムや、国際法を基礎とする国際秩序、国連憲章の趣旨・原則を基礎とする国際関係の基本準則を守り、真の多国間主義を擁護・実行するとともに、一国主義や、保護主義覇権主義、強権政治に断固として反対し、経済のグローバル化がいっそう開放的・包摂的・互恵的・均衡的・ウィンウィンの方向へ発展するよう積極的に推進している。わが国は、世界が注目する国際的課題と地域的課題の政治的解決に建設的に参加し、気候変動、貧困削減、テロ取締り、サイバーセキュリティー、地域安全保障などの分野において積極的な役割を果たしてきた。わが国は新型コロナ対策をめぐる国際協力を展開し、新中国成立以来最大規模のグローバルな緊急人道支援をスタートさせ、多くの国々とくに発展途上国に向けて物資支援、医療支援、ワクチン援助・協力を提供し、責任ある大国のイメージを示した。



たゆまぬ努力の結果、中国の特色ある大国外交が全面的に推進され、人類運命共同体の構築が時代の流れや人類の前進方向を導く鮮明な旗印となり、わが国の外交が世界の大きな変動の中で新局面を切り開き、世界の複雑な局面の中でピンチをチャンスに変え、わが国の国際的影響力・感化力・形成力は顕著に高まった。



第18回党大会以降、習近平を核心とする党中央が全党・全軍・全国各民族人民を指導して紆余曲折を経て前進した結果、小康社会の全面的完成の目標を期日通り達成し、党と国家の事業で歴史的な成功を収め、歴史的な変革を起こし、中国の特色ある社会主義の強大な生命力と活力を示し、党も軍も人民もかつてなく奮い立ちよりいっそう結束を固めた。これは、中華民族の偉大な復興の実現に向けてより完全な制度的保証、より強固な物的基盤、より主体的な精神的力をもたらした。中国共産党と中国人民は勇ましい不屈の奮闘をもって、「中華民族がすでに立ち上がり、豊かになる段階から、強くなる段階への偉大な飛躍を成し遂げたのだ」と、世界に向けて厳かに宣言した。





Ⅴ 中国共産党の百年奮闘の歴史的意義



この百年、党は終始初心・使命を貫き、全国各民族人民を団結させ率いて人類発展史に壮麗な絵巻を描き上げ、中華民族の偉大な復興にはかつてないほどの明るい未来が開けている。



(一)党の百年奮闘が根本から中国人民の前途・運命を変えた。近代以降、帝国主義、封建主義、官僚資本主義という三つの大きな山が中国人民に重くのしかかり、西側列強から「東亜の病夫」という屈辱的な名をつけられた。百年にわたり、党は人民を指導して勇壮雄大で偉大な闘争を経て、中国人民が侮られ、抑圧され、奴隷の報いを受けた運命を断ち切り、国家、社会および自らの運命の主人公となった。人民民主主義が不断に発展し、14億余りの人口をカバーする全面的小康を達成し、中国人民の素晴らしい生活への憧れはますます現実のものとなった。今日、中国人民がこれまで以上に自信・自立・自強となり、中国人たる気概・信念・自信を大いに強め、歴史的過程において積み上げられてきた強大な力が大いに爆発し、かつてない歴史的主動精神、歴史的創造精神が輝きだし、新時代における中国の発展の偉大な歴史を巨大な自信をもって書き綴っている。



(二)党の百年奮闘が中華民族の偉大な復興の実現に向けた正しい道を切り開いた。近代以降、輝かしい文明を生み出した中華民族は文化の断絶という深刻な危機に見舞われ、世界の目に映っていたのは、衰退し零落していく姿であった。この百年、党は人民を率いてたゆまず奮闘し、常に邁進し、中華民族の偉大な復興の実現に向けた正しい道を成功裏に切り開いた。中国は四分五裂の状態から高度の統一と民族の団結へ、窮乏衰退で貧しく遅れた状態から全面的小康・繁栄かつ富強へ、叩かれるだけで散々に虐げられた状態から独立自主・確固たる自信への転換が実現し、先進諸国が数百年かけて歩んだ工業化の道のりをわずか数十年で駆け抜けて、経済の急速な発展と社会の長期的な安定という二つの奇跡を成し遂げた。いまや中華民族は、世界に対して活気溢れる姿を見せながら、毅然と世界の東方にそびえ立っている。



(三)党の百年奮闘はマルクス主義の強い生命力を示している。マルクス主義は人類社会の発展の法則を明らかにしたものであり、世界を認識し、改造する科学的真理である。また、マルクス主義を堅持して発展させるには、理論面でも実践面でも、全世界のマルクス主義者たちは極めて困難で苦しい模索をしなければならない。この百年、党はマルクス主義を自らの旗印に書き記し、マルクス主義の中国化と時代化を絶えず推し進め、強い包容力をもって人類が作り出したあらゆる優れた文化の成果を取り入れ、マルクス主義の中国化の科学的理論をもって偉大な実践を導くことを堅持してきた。マルクス主義の科学性と真理性は中国で十分に検証され、マルクス主義の人民性と実践性は中国で十分に徹底され、マルクス主義の開放性と時代性は中国で十分に示された。マルクス主義の中国化と時代化によって収めてきた成功は、マルクス主義のイメージを刷新して世界に示し、世界中の社会主義と資本主義という二つのイデオロギー、そして二つの社会制度の歴史的変遷とその競り合いにおいて、社会主義に有利となる大きな変化をもたらした。



(四)党の百年奮闘が世界の歴史的過程に深く影響した。党と人民の事業は人類進歩の事業の重要な構成部分である。この百年、党は中国人民のための幸福と中華民族の復興をはかり、また人類の進歩と世界の大同を目指してきた。党は自彊不息の奮闘を通して世界の発展の趨勢とその枠組みを大きく変えた。党は人民を指導して中国独自の現代化の道の開拓に成功し、人類文明の新たな形を創造し、発展途上国の現代化への道を切り開いたことで、発展を加速しただけでなく自らの独立性を保つことを望む国と民族に全く新しい選択肢を提供した。党は人類運命共同体の構築を推進し、人類が直面している重要問題を解決し、恒久的に平和で、普遍的に安全で、共同繁栄する、開放的・包摂的な、清く美しい世界を建設するために、中国の知恵、中国の案・中国の力で貢献し、人類が発展・進歩する上での欠かせない力となっている。



(五)党の百年奮闘が時代の先頭を歩み続ける中国共産党を鍛え上げた。創立当時、党員はわずか50数名であった中国共産党は、今日では、9500万余りの党員を擁し、人口14億余りの大国を導き、グローバルな影響力をもつ世界最大の執政党となっている。この百年、党はその性格・趣旨と理想・信念を堅持し、初心・使命を守り抜き、果敢に自己革命し、生死をかけた闘争と艱難辛苦に満ちた奮闘の中でさまざまなリスクと試練に耐えぬいて多大な犠牲を払い、鮮明な政治的特性を磨き上げ、偉大な建党精神を源とする精神の系譜を築き上げ、党の先進性と純潔性を保ち、党の執政能力と指導水準が絶え間なく高まった。党は中国人民を指導して中国の特色ある社会主義の道において中華民族の偉大な復興に向かって不可逆的に歩んでおり、偉大な、栄光ある、正しい党というにふさわしいものである。





Ⅵ 中国共産党の百年奮闘の歴史的経験



この百年、党は人民を指導して偉大な奮闘を進め、進取の中で突破を遂げ、挫折を乗り越えて奮い立ち、総括を経て自己向上に努め、次のような貴重な歴史的経験を積み重ねてきた。



(一)党の指導を堅持する。中国共産党はわれわれの事業を指導する核心的な力である。中国人民と中華民族が近代以降の歴史的運命を一変させ、今日の偉大な成功を収めることができた最も根本にあるのが中国共産党の力強い指導である。いずれも歴史と現実が立証しているように、中国共産党がなければ、新中国はなく、中華民族の偉大な復興もなかったのである。われわれのこの世界最大規模を誇る政党と最も人口の多い国家をしっかりと統治するには、党の全面的指導、とくに党中央の集中的・統一的な指導を堅持し、民主集中制を堅持し、党が終始全局を統括し各方面を調和させなければならない。われわれは党の全面的指導を揺るぐことなく堅持し、党の核心と党中央の権威を断固として擁護し、党の指導という政治的優位性を十分に発揮させて、党の指導を党と国家事業の各分野・各方面・各段階で徹底することにより、必ずや全党・全軍・全国各民族人民が一致団結して前へ進むことができるであろう。



(二)人民至上を堅持する。党の基盤は人民にあり、血脈は人民にあり、力は人民にある。人民は党が執政・興国を進める上で最大の自信の源である。民心は最大の政治であり、正義は最強の力である。党の最大の政治的優位性は人民大衆との強いつながりであり、党が政権についてからの最大の危険は人民大衆からの遊離である。党は最も広範な人民の根本的利益を代表し、自分の特殊利益など一つもなく、いかなる利益集団、有力団体、特権階層の利益も代表したことはない。ここに党が終始不敗の地位に立つ根本がある。われわれは終始「誠心誠意人民に奉仕する」という根本的な趣旨を堅持し、党の大衆路線を堅持し、終始「国は人民であり、人民は国である」ことを胸に刻み、「すべては人民のために、すべてを人民に依拠する」ことを堅持し、「人民のための執政、人民に依拠した執政」を堅持し、「人民のための発展、人民に依拠した発展、人民の間での発展の成果の共有」を堅持し、揺るぐことなく全人民の共同富裕の道を歩んでいけば、人民を指導して中国の特色ある社会主義の新たな、よりいっそう大きな勝利をかち取ることができ、中国共産党と中国人民を引き裂いて対立させようとするいかなる企ても、永遠に成功することはないであろう。



(三)理論の革新を堅持する。マルクス主義はわれわれの立党立国、興党強国の根本的指導思想である。マルクス主義理論はドグマではなく行動指針であるため、実践の発展とともに発展させる必要があり、中国化してはじめてこの地に根ざすことができ、現地化してはじめて人々の心に深く根を下ろすことができる。党が人民を指導して模索を重ね、挫折を繰り返し、開拓を続ける中で、中国のその他の政治勢力が達成しえなかった厳しい任務を完遂することができたその根本的な理由は、思想を解放すること、事実に基づいて真理を追求すること、時代とともに前進すること、真実を求めて実践に励むことを堅持し、マルクス主義の基本原理と中国の具体的な実情とを、中華の優れた伝統文化とを結びつけることを堅持し、実践こそ真理を検証する唯一の基準であることを堅持し、何事も現実に立脚することを堅持し、時代の問いかけや人民の問いかけに遅滞なく答え、マルクス主義の中国化・時代化を不断に推し進めたことにある。習近平同志は、次のように指摘している――いま中国で起こっている偉大な社会的変革は、わが国の歴史・文化そのものをそのまま受け継いだものではなく、マルクス主義原著者の構想パターンにそのままあてはめたものではなく、他国の社会主義の実践をそのまま取り入れたものではなく、外国の現代化の発展の二番煎じでもない。われわれは勇気をもって新たな実践と結びつけて理論の革新を絶えず推進し、その上で新しい理論をもって新しい実践をうまく指導しさえすれば、必ず中国の大地でマルクス主義からより強い、より説得力のある真理の力を引き出すことができる。



(四)独立自主を堅持する。独立自主は中華民族精神の魂であり、わが党の立党立国の重要な原則である。自らの道を歩むことは、党の百年にわたる奮闘で導き出した歴史的結論である。党はこれまで独立自主の原則をもって前進する道を切り開くことを堅持し、自らの力に依拠して国家と民族を発展させることを堅持し、中国のことは必ず中国人民が自ら判断し、自ら対処することをかたく守ってきた。人類の歴史上に、外部の力を当てにし、外国のモデルをそのまま取り入れ、人の後についてまねばかりすることで強くなり栄えた民族や国家は一つもない。そのようなことをすれば、失敗をなめるか、従属国になるよりほかはない。われわれは独立自主と自力更生を堅持し、外国の有益な経験を謙虚に学び参考にするとともに、民族的自尊心と自信を確固不動なものにし、でたらめを信じず、圧力を恐れなければ、必ずや中国の発展・進歩の運命を自らの手にしっかりと握りしめていくことができるであろう。



(五)中国の道を堅持する。方向は道を決定し、道は運命を決定する。党は百年にわたる奮闘の中で終始わが国の国情に立脚することを堅持し、中国の実情に合致した正しい道を模索し確立した。中国の特色ある社会主義の道は、人民の素晴らしい生活をつくり出し、中華民族の偉大な復興を実現させるための広大な道である。中国の大地をしっかりと踏みしめて、中華文明を受け継ぎ、中国の国情に合致した正しい道を歩めば、党と人民は活躍の場が無限に広がり、限りなく歴史の深みが増し、前進の不動心は限りなく強くなるであろう。われわれは、閉鎖的で硬直したかつての道を歩むことも、旗印を変えるような邪道にそれることもなく、揺るぐことなく中国の特色ある社会主義の道を歩みさえすれば、わが国を富強・民主・文明・調和の美しい社会主義現代化強国に築き上げることができるであろう。



(六)世界のためを思うことを堅持する。大道の行わるるや天下を公と為す。党は終始世界的視野に立って人類の前途と運命を気にかけ、人類の発展の大きな趨勢、世界の構図の大きな変化、中国の発展の大きな歴史から外の世界との関係を正しく認識、処理し、その中で、開放を堅持して閉鎖せず、互恵ウィンウィンを堅持してゼロサムゲームをせず、公正を主張して正義を広め、歴史の正しい流れにそって人類の進歩をはかるという姿勢を貫いている。われわれが平和的発展の道を堅持して、世界の平和を維持することによって自国を発展させるとともに、自国の発展によって世界の平和を維持し、さらに世界のすべての進歩的勢力と手を携えて前進し、他国にたよらず、他国を侵奪せず、永遠に覇を唱えないとすれば、必ずや人類文明の進歩のために絶えず知恵と力で貢献し、世界各国の人民とともに、歴史の車輪を輝かしい目標に向かって押し進めていくことができるであろう。



(七)開拓・革新を堅持する。革新は国家と民族の発展・進歩を推進する無限の原動力となる。偉大な事業であるほど、困難やリスクが増え、よりいっそうの刻苦奮闘と開拓・革新を必要とする。党は人民を指導して、いばらの道を切り開き、模索を重ね、全力で開拓し、鋭意進取し、理論の革新、実践の革新、制度の革新、文化の革新およびその他各方面での革新を絶えず進め、他者に先駆けて試みる勇気をもって、先人が歩んだことのない道を切り開いた。いかなる困難や障害も党と人民の前進の歩みを止めることはできなかったのである。われわれは時代の流れに順応し、人民の要望に応え、果敢に改革を推し進め、変化を的確にとらえた上で科学的に対応し、さらにすすんで変革を求めて、硬直・停滞がないようにすれば、必ずや世界が目を見張るほどの奇跡を生み出すことができるであろう。



(八)果敢に闘うことを堅持する。果敢に闘い、果敢に勝利することは、党と人民を必勝不敗たらしめている強大な精神的力である。党と人民が成し遂げたすべての成果は、棚ぼたではなく、他者からの授かり物でもなく、闘争を重ねてかち取ったものである。党は内憂外患の中で誕生し、苦難をなめ尽くして成長し、難関を攻略して強くなったのである。人民・国家・民族のためなら、理想・信念のためなら、いかに手ごわい敵にも、いかに困難で危険な道にも、いかに厳しい試練にも、絶対に臆せず、尻込みせず、犠牲を恐れず、うまずたゆまず奮闘し続ける。われわれが新しい偉大な闘争の歴史的特徴を把握し、歴史的チャンスをとらえてうまく活かし、先手を打って積極的に戦い、闘争の精神を発揚し、闘争の能力を高め、全党・全国人民の意志と力を結集しさえすれば、必ずやあらゆる予測可能なリスク・課題と予測不可能なリスク・課題にうち勝つことができるであろう。



(九)統一戦線を堅持する。団結こそ力である。最も広範な統一戦線を結成することは、党が敵にうち勝つ重要な切り札であり、党の執政・興国の重要な切り札でもある。党は終始大団結・大連合を堅持して、団結できるすべての勢力を団結させ、動員できるすべての積極的要素を動員し、政党関係・民族関係・宗教関係・階層関係・国内外同胞関係の調和を促進し、ともに奮闘する力を最大限結集してきた。各民族の大団結、全国人民の大団結、すべての中華民族の人々の大団結を不断に固め、発展させ、中華民族共同体の意識を強め、国内外のすべての中華民族の人々の心と力が同じ目標に向かい、活気に満ちた局面をつくり出しさえすれば、必ずや中華民族の偉大な復興の実現に向けた強大な力を結集することができるであろう。



(十)自己革命を堅持する。勇気をもって自己革命をすることは、中国共産党が他の政党と一線を画す顕著な特徴である。自己革命の精神は党のもつ永遠の生命力を強く支えている。マルクス政党の先進性は生まれもったものではなく、不断に自己革命を行う中で磨き上げてきたものである。党が紆余曲折の百年を経て今いっそう活力に満ち溢れているが、その秘訣はあくまでも真理を堅持し、誤りを是正したことにある。党が偉大であるのは、誤りを犯さなかったからではなく、誤りや欠点を隠さずに改め、批判と自己批判を積極的に行い、果敢に問題に立ち向かい、果敢に自己革命を行ってきたからである。われわれは党の先進性と純潔性を損なうあらゆる要因を絶えず取り除き、党の健康体を蝕むあらゆるウイルスを絶えず除き去りさえすれば、党が終始変質・変節・堕落することはなく、党が新時代の中国の特色ある社会主義を堅持し発展させる歴史的過程において終始強固な指導的核心であり続けることができるであろう。



以上の10の方面は、長期的な実践を経て積み重ねてきた貴重な経験であり、党と人民がともに創造した精神的財産であり、格別に大事にして長期的に堅持し、新時代の実践の中で絶えず豊かにし、発展させなければならない。





Ⅶ 新時代の中国共産党



初心を忘れないことこそが、たゆまぬ奮闘を可能にする。中国共産党中華民族の千秋の偉業の志を立ててからちょうど百年、いま最盛期を迎えている。過去百年の「試験」に関しては、党は人民と歴史に優れた答案を出した。現在、党は中国人民を団結させ率いて二つ目の百周年の奮闘目標の達成という新たな「試験」の道を歩み出したところである。時代とは「試験」の出題者、党は回答者、人民は採点者である。われわれは今後も優れた答案を出し、新時代の新たな征途において新たな気風を示し、新たな成果を収めなければならない。



第19回党大会は二つ目の百周年の奮闘目標の達成について二段階に分けて推進するという戦略的配置を行った。つまり、2020年から2035年までに社会主義現代化を基本的に実現し、2035年から今世紀半ばまでにわが国を社会主義現代化強国に築き上げるというものである。その暁には、わが国は物質文明・政治文明・精神文明・社会文明・生態文明が全面的に向上し、国家統治体系・統治能力の現代化を実現し、総合国力も国際的影響力もトップレベルに達し、全人民の共同富裕が基本的に実現し、人民がより幸せで安心な生活を送っているであろう。そして中華民族はますますはつらつとして世界の諸民族の中にそびえ立っているであろう。



われわれは今日、過去のどの時期よりも中華民族の偉大な復興という目標の達成に近づいている。過去のどの時期よりもこの目標を達成する自信と能力がある。それと同時に、全党は次のように冷静に認識しておかなければならない。中華民族の偉大な復興は決して楽々とお祭り気分で実現できるものではなく、前進の道には依然としてさまざまな予測可能なリスク・試練や、予測できないリスク・試練が存在していること、わが国は今もなお、そしてこれからも長期にわたって社会主義の初級段階にあり、依然として世界最大の発展途上国であり、主な社会矛盾は人民の日増しに増大する素晴らしい生活への需要と発展の不均衡・不十分との矛盾である、などがそれである。全党は、中国共産党とは何であるか、どこへ向かうのかという根本的な問題を胸に刻み、歴史発展の大勢を把握し、理想・信念を固め、初心と使命を銘記し、終始謙虚で慎み深い態度をとり、驕らず焦らず、刻苦奮闘し、偉大な勝利の中から勇往邁進の力を喚起させ、回り道や挫折の中から歴史的教訓をくみ取り、いかなるリスクも恐れず、いかなる妨害にも惑わされず、根本的な問題に関して決して致命的な誤りを犯してはならず、「青山に咬定して放松せず(しっかりと根を張った竹のように決してぶれたり手を抜いたりせず)」の執念で既定目標の実現のために奮闘し、「百里を行く者は、九十を半ばとす」の覚悟で中華民族の偉大な復興をたゆまず推し進めていかなければならない。



全党はマルクス・レーニン主義毛沢東思想、鄧小平理論、「三つの代表」重要思想、科学的発展観を堅持し、習近平「新時代の中国の特色ある社会主義」思想を全面的に貫徹し、マルクス主義の立場・観点・方法で時代を観察し、時代を把握し、時代をリードし、共産党の執政法則、社会主義の建設法則、人類社会の発展法則に対する認識を不断に深化させなければならない。党の基本理論・基本路線・基本方針を堅持し、「四つの意識」を強め、「四つの自信」を固め、「二つの擁護」を徹底し、系統的なものの見方を堅持し、「五位一体」の総体的配置を統一的に推進し、「四つの全面」の戦略的配置を調和的に推進するとともに、新たな発展段階に立脚し、新たな発展理念を貫徹し、新たな発展の形を構築して、質の高い発展を推し進め、改革開放を全面的に深化させ、共同富裕を促進し、科学技術の自立自強を推進し、全過程の人民民主を発展させ、人民主体を保証し、全面的な法に基づく国家統治を堅持し、社会主義の核心的価値体系を堅持し、発展の中での民生の保障・改善を堅持し、人と自然の調和的共生を堅持し、発展と安全とを総合的に勘案して、国防・軍隊の現代化を加速し、バランスをとりながら人民を豊かに、国家を強く、中国を美しくしなければならない。



全党は永遠に人民大衆との血肉のつながりを保ち、人民の立場にしっかりと立って、人民の主体的地位を堅持し、人民の創造性を尊重し、人民を中心とする発展思想を貫き、社会の公平と正義を守り、発展の不均衡・不十分という問題と人民大衆の切迫した切実な問題の解決に努め、絶えず最も広範な人民の根本的利益をしっかりと実現し、擁護し、発展させ、全国各民族人民を団結させ率いてよりよい生活のために奮闘しなければならない。



全党は「憂患に生き、安楽に死す」ことを銘記し、常に憂患意識をもち平穏な時でも油断せず、新時代の党建設の新たな偉大なプロジェクトを引き続き推し進め、全面的な厳しい党内統治を堅持し、党風・廉潔政治建設と反腐敗闘争を揺るぐことなく推し進め、党の直面している長期的執政の試練や、改革開放の試練、市場経済の試練、外部環境の試練に果敢に立ち向かうとともに、気の緩みの危険や、能力不足の危険、大衆から遊離する危険、消極腐敗の危険に断固としてうち勝たなければならない。困難で危険なときこそいっそう邁進するという英雄的な気概を保ち、果敢に闘争し、よく闘争し、山があれば道を切り開き、川があれば橋を架け、いかなる困難や試練にもくじけず負けず、中国の特色ある社会主義事業という船が波を蹴立てて果敢に突き進むように後押ししなければならない。



党と人民の事業を発展させるには、中国の共産主義者が幾世代も奮闘を引き継いでいく必要があり、根本的大計ともいえる後継者の育成にしっかりと取り組まなければならない。習近平「新時代の中国の特色ある社会主義」思想で人々を教育し、党の理想・信念で人々の結束を固め、社会主義の核心的価値観で人々を育成し、中華民族の偉大な復興という歴史的使命で人々を励ますことを堅持し、これにより時代の重責を全うする後継者を数多く育成する。「才徳兼備で党に忠誠を尽くし、清廉潔白を貫き、責任を果敢に担う」ことができる、高い資質をもつ専門化した幹部、とくに優秀な若手幹部を絶えず育成し抜擢する。広範な党員、幹部が自覚をもって習近平「新時代の中国の特色ある社会主義」思想の確固たる信奉者と忠実な実践者となり、「空理・空論は国を誤り、着実な実践こそ国を興す」という道理を胸に刻み、人民の負托に応えるという祖国への深い感情を胸に抱き、崇高な思想的境地を追求し、責任を全うする優れた能力を強化するよう教育・指導しなければならない。各方面の先進的な人々、とくに優秀な青年を党内に受け入れるべきである。青年党員が永遠に党の旗印を掲げ、党の方向性に沿って、党の意志を貫き、革命の血脈を伝え、党の優れた伝統を発揚し、さらに闘争の中で挫折を経験し、視野を広げ、意志を鍛え、能力を磨くように教育、誘導しなければならない。愛国心と献身精神を備え、果敢に革新する優秀な人材を絶えず育成していくとともに、心から人材を大事にし、心を込めて人材を育成し、巧みに人材を登用して、各方面の優秀な人材を党と人民の偉大な奮闘に集め入れるべきである。



党中央は、次のように呼びかけた。全党・全軍・全国各民族人民は習近平同志を核心とする党中央を中心にいっそう緊密に団結し、習近平「新時代の中国の特色ある社会主義」思想を全面的に貫徹し、偉大な建党精神を大いに発揚し、過去の苦しみと輝きを忘れずに、現在の使命と責任を果敢に担い、未来の偉大な夢に応え、歴史を鑑とし、未来を切り開き、刻苦奮闘し、勇往邁進し、二つ目の百周年の奮闘目標の実現、中華民族の偉大な復興という中国の夢の実現に向けてたゆまず奮闘しなければならない。過去100年に偉大な勝利と栄光をかち取った中国共産党と中国人民は、必ずや新時代の新たな征途においてさらに偉大な勝利と栄光をかち取ることができると、われわれは確信している。







―参考―









※ 2021.11.23 リンクを追加しました。