「米国、台湾との接触制限を解除」(フォーカス台湾・Sputnik日本・BBC NEWS JAPAN))

「米国、台湾との接触制限を解除」(フォーカス台湾・Sputnik日本・BBC NEWS JAPAN)









(フォーカス台湾)

https://japan.cna.com.tw/news/apol/202101080003.aspx





ポンペオ米国務長官、台湾への支持を改めて表明





【政治】 2021/01/08 14:41







ポンペオ米国務長官ツイッターから





(ワシントン中央社)ポンペオ米国務長官は7日、ツイッターに「われわれは台湾の友人のそばに立ってきた」などとつづり、台湾を支持する立場を改めて表明した。



ポンペオ氏は、米政府による台湾への武器売却にも言及。「トランプ政権が過去3年間で承認した武器売却の総額は150億米ドル(約1兆5500億円)を超える。オバマ政権はどうか?8年間で140億米ドル(約1兆4500億円)だった」と指摘し、台湾を重視する現政権の姿勢をアピールした。



投稿には、「計算すれば」のハッシュタグ(検索目印)や拳を握る中華民国(台湾)軍兵士の写真も添えられた。



トランプ政権は2017年1月に発足して以来、昨年12月を最後に11度にわたり台湾への武器売却を承認し、売却した戦闘機「F16V」や無人機などの総額が約183億米ドル(約1兆9000億円)に上る。対するオバマ政権(2009~17年)は台湾への武器売却が3度で、計約140億米ドルだった。





(徐薇婷/編集:羅友辰)











(Sputnik日本)

https://jp.sputniknews.com/politics/202101108070069/





米国、台湾との接触制限を解除=米国務長官







© CC BY-SA 2.0 / Gage Skidmore / Mike Pompeo





政治





2021年01月10日 11:21






マイク・ポンペオ米国務長官は9日、声明の中で、台湾当局との接触制限を解除すると発表した。





声明では次のように述べられている。





台湾はダイナミックに発展している民主主義国で、信頼できる米国のパートナーだ。一方で、数十年にわたって国務省は外交官、軍人、その他の役人らとの接触について内部制限を課してきた。米国政府は、中国の共産主義体制をなだめるために一方的にこのような措置を取ってきたが、今後は行わない。








© REUTERS / Aly Song/Files

米、アリババとテンセントをブラックリストに追加検討 中国軍関係と認定か






ポンペオ国務長官は「本日、私はこれらすべての自主規制を解除することを発表する」と述べた。



10月、米国務省は対中防衛のため、台湾に約24億ドル(約2500億円)の対艦ミサイルHarpoon(ハープーン)の売却を承認した。中国は断固としてこれを非難し、この行動を火遊びとみなすと発表した





関連ニュース







タグ 台湾, マイク・ポンペオ, 米国







―参考―

Lifting Self-Imposed Restrictions on the U.S.-Taiwan Relationship (U.S. DEPARTMENT of STATE) [2021.1.9]











(BBC NEWS JAPAN)

https://www.bbc.com/japanese/55599899





国務長官、米台関係に制約不要と 台湾との公的接触規制を解除へ





2021年1月10日







Getty Images

ポンペオ米国務長官は、アメリカと台湾の関係に制約は不要だした(写真は2019年4月撮影)






アメリカのマイク・ポンペオ国務長官は9日、中国政府に配慮して長年続けてきた、アメリカと台湾の当局者間の接触に関する「自主規制」を解除すると発表した。



米国務省は声明で台湾当局者との接触に関する「自主規制」は、台湾に対する自国の主権を主張する中国政府を「なだめる」ため数十年前に導入されたものだと説明。現在は「無効」だとした。



今回の対応は中国の怒りを買い、米中間の緊張を高めることになりそうだ。



ドナルド・トランプ大統領の任期終了が20日正午に迫る中、「自主規制」解除が発表された。



中国と台湾は1949年に分断した。中国は台湾を離れた領土とみなしているが、台湾の指導者たちは、台湾は主権国家だと主張している。



両者の関係はぎくしゃくしており、台湾と友好的なアメリカを巻き込みかねない衝突の危険にさらされている。





米台関係の拡大へ



ポンペオ氏は9日の声明で、米国務省アメリカの外交官と台湾との接触を制限する複雑な規制を導入したと説明。「本日、これらの自主規制を全て解除すると発表する」と述べた。



アメリカと台湾の関係は、この国の官僚制度が自らを縛ってきた自主規制に制約される必要がなく、制約されるべきでないことを認める」と長官は表明した。



さらに、台湾は活気あふれる民主主義の場所で、信頼できるアメリカのパートナーだとし、外交関係への規制はもはや有効ではないと付け加えた。



昨年8月にはアレックス・エイザー保健福祉長官が台湾を訪れ、蔡英文総統と会談した。1979年にアメリカが台湾と断交して以来で最高位の訪問となった。



これに対し中国は、「一つの中国」の原則を尊重するようアメリカに求めた。



アメリカは台湾に武器も売却しているが、日本や韓国、フィリピンとのような正式な防衛条約は結んでいない。





長年の対立



中国政府は長年、台湾の国際的な活動を制限しようとしており、両者は太平洋地域での影響力をめぐり争ってきた。



中国と台湾の緊張は近年高まっている。中国側は台湾を奪還するため、武力行使も辞さない構えを示している。



台湾を正式に国として認めている国はわずかだが、民主的に選出された台湾政府は貿易で多くの国と結びつくほか、諸外国政府と非公式のつながりを持っている。





(英語記事 US lifts restrictions on contacts with Taiwan







※ 2021.1.11 内容を追加しました。