日本は沖縄戦の終結75周年を迎える (DW English)

日本は沖縄戦終結75周年を迎える (DW English)









(Japan marks 75th anniversary of the end of Battle of Okinawa: DW English)

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日本は沖縄戦終結75周年を迎える





沖縄戦では20万人を超える人々が死亡した。米国は第2次大戦以降、地元住民には非常に不人気だが東京にとっては決定的な重要性を持つ米軍基地によって、この島での軍事的存在を維持してきた。











火曜日、日本南部の島・沖縄の人々は、島にとっての第2次大戦の戦闘終結から75周年の記念式典を行った。



1945年の3か月間の戦いで240,000人を超える人々が死亡し、その中には150,000人の民間人、77,000人の日本兵、14,000人の米国人などが含まれる。これは太平洋戦争で最も凄惨な戦闘だった。



太平洋戦域における他の大部分の戦闘とは異なり、沖縄では避難が行われなかったため、沖縄の人々は双方の側から計り知れない損害を受けた。



民間人の死の多くは、日本帝国軍による地元住民の強制徴用、自殺の強要、さらに、米兵による無差別殺害に因るものだった。90%を超える島の建物が破壊された。



沖縄本島と、かつて独立していたこの島々を1878年に併合した日本本土との間には、現在に至るまでもなお緊張が残っている。



戦闘は3月26日、本島の西にある慶良間諸島に米軍部隊が上陸したときに始まった。米国は、日本の他の地域を攻撃するための基地として島を使うことを計画した。



過酷な戦いにより米軍が島を占領した。この島の戦略的重要性は後に明らかになる。しかし、長崎と広島への核爆弾投下により日本が降伏したため、陸上の侵攻計画は1つも実行されなかった。



戦争以来、島からの強い反対にも係わらず、米国は島に大きな存在を維持している。





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米軍部隊に対する不満



火曜日の追悼式典は、戦闘の最終段階の場所だった糸満市平和記念公園で行われた。パンデミックにより、式典は大幅に縮小された。



玉城デニー沖縄県知事は式典の挨拶で米国の存在について述べ、沖縄は日本の国土面積全体の0.6%しか占めないのに、依然として日本の米軍施設の70.3%を抱えねばならないと述べた。



米国軍人が起こす犯罪や事故、航空機の騒音、水質汚染などの環境問題は、「沖縄の人々の暮らしに甚大な影響を及ぼし続けた」と、彼は語った。



終戦以来、沖縄は米国の占領下で人権と自治権を奪われてもなお、私たちは祖先から受け継いだ文化と誠意を守りながら復興と発展の道を着実に歩んできた」と、玉城氏は述べた。



日本本土の島々よりも台湾に近いこの熱帯の島は大きな水産業を抱えるが、経済的には日本の行楽客や米軍駐留部隊に依存している。





軍縮を求める



玉城氏は、島の悲惨な歴史は正確に記憶され若い世代に伝えられねばならないと語った。



今日、多くの人々が紛争地域に住んでいるか貧困、差別、環境汚染に直面しており、さらに、コロナウイルスによる恐怖と経済的影響が社会を更に分裂させていると、彼は語った。したがって、誰もが違いを受け入れ、互いを信頼し、協力することがこれまで以上に重要だと、彼は語った。



「私たちは知恵を集めて、核兵器の禁止、戦争の放棄、永続的な平和を達成するために前進しなければならない」と、玉城氏は語った。



aw/msh (AP, dpa)





発表 2020年6月23日

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-参考-



【平和宣言】令和2年沖縄全戦没者追悼式(沖縄県公式チャンネル- Youtube


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【慰霊の日】沖縄全戦没者追悼式 2020.06.23 (琉球新報 - Youtube