page contents

フクシマ:除染作業員たちが『搾取』の危険にあると国連は述べる(DW English):阿修羅♪

フクシマ:除染作業員たちが『搾取』の危険にあると国連は述べる(DW English):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/224.html







(Fukushima: UN says cleanup workers in danger of 'exploitation: DW English)

https://www.dw.com/en/fukushima-un-says-cleanup-workers-in-danger-of-exploitation/a-45109476






アジア




フクシマ:除染作業員たちが『搾取』の危険にあると国連は述べる







除染作業員-その大部分は外国人労働者-が「放射線被曝と強制」のリスクに晒されていると国連の人権専門家たちが述べている。彼らは日本に損傷した原発の除染に携わる作業員たちを保護するよう求めている。











作業員たちは貯蔵場所で、除染作業で出た放射線を受けた土壌・葉・瓦礫の入った廃棄物を運搬している。



木曜日、国連の人権専門家たちは声明を発表し、損傷した福島第1原発で数万の除染作業員が搾取のリスクに晒されていると述べた。



3人の専門家は国連人権委員会の報告者で、彼らは発電所の除染に従事する作業者にとって放射線被曝がいまなお主要なリスクとなっていると警告した。



「フクシマの除染のために雇われた作業員たちには外国人労働者・亡命希望者・ホームレスの人々が含まれると伝えられている」と、報告者である危険物質の専門家バシュクト・トゥンジャク氏・保健問題の専門家ダイニウス・プーラス氏、現代における奴隷問題の専門家ウルミラ・ブーラ氏の3氏は述べた。



「私たちは搾取の可能性について深く憂慮している。作業員たちは不健康なレベルの放射線に被曝するリスクに晒されているが、それは彼らが放射線量の高い場所で働いているからだけでなく、彼らが働くべき時間よりも長く働いているからでもある」と、声明の発表後にトゥンジャク氏はDWに語った。



「彼らは十分な訓練を受けておらず、そのため、彼らは深刻な健康のリスクに晒されている。また、彼らの大部分は経済的弱者で、そのため、危険な労働条件でも仕事を断れない可能性がある」と、彼は述べた。



このチームの見解は「繰り返し述べられた信頼できる」報告に基づいていると、トゥンジャク氏は付け加えた。





さらに読む日本・東電の原発が新たなフクシマの恐怖を引き起こす





劣悪な労働条件





2011年の津波により損傷を受けたこの原発保有する東電は、除染作業に携わる作業員の待遇について批判に直面している。この作業には数十年掛かる見通しだ。



7月、日本の法務省が実施した調査により、建設業4社が外国人研修生を発電所での放射能除去作業のために雇用したことが分かった。



その調査では、4社のうち1社が研修生たちに1日当たりわずか2,000円(18ドル、16ユーロ)しか支払っていないことが判明した。これは、政府が除染作業に対する特別手当として支給する6,600円のほんの一部だ。



2013年のロイター通信による調査でもまた、作業員たちが自分の賃金はピンハネされていると述べたなど、不正な労働行為が蔓延していることが判明している。





日本は行動しなければならない





国連の専門家たちは作業員たちを保護するための行動を速やかに取るよう、日本の当局者たちに求めている。



「政府はもっと大きな過失を行うに違いない。不正行為があった場合、政府は他に範を垂れるために行った者を告訴しなければならない」と、トゥンジャク氏は述べた。



「また政府は、独立した立場の専門家たちが福島の現地を訪問し現状の労働条件を調査できるようにしなければならない。」



トゥンジャク氏は、自分や他の専門家たちは損傷した原発を訪問したいと日本に度々要請したが、日本はこれに反応していないと述べた。





日本は国連の主張をはね付ける





金曜日、日本の外務省は国連の非難をはね付け、この声明は無用な心配と混乱を引き起こす可能性があると述べた。共同通信が報じた。



「声明は被災地域の人々の苦しみを悪化させる可能性のある一方的な主張に基づいており遺憾だ」と、同省は述べた。「私たちは過去の問題事例を適切に取り扱っており、いかなる早急な対応をも要する事態にはないと考えている」と、ある厚生労働省高官は匿名で共同通信に語った。





ap/rc (Reuters, dpa)





この話題の音声・動画



フクシマの被災者に補償へ



世界の原発-誤りか未来か?



フクシマから6年:被災者は帰宅するか?





発表:2018年8月16日

関連テーマ:国際連合(国連)フクシマ日本











(投稿者より)



"cleanup" "decontamination"、いずれも「除染」という言葉で統一しています。また、"migrants" "migrant workers"「外国人労働者」"asylum-seekers"「亡命希望者」としています。こうした方々の処遇だけでも日本では極めてデリケートな問題です。それに原発が絡み、輪を掛けて難しい問題になりました。



ここで「日本において原発は差別の問題だ」と改めて言わせていただきます。強者が弱者をむしり取る構図はいまなお続いているようです。これは差別の問題ですから、その救済のためには政府が動かなければならないのですが、実態は違うようです。記事からはそう読み取れます。



テキストで述べられたロイターの報告について、リンクを掲げておきます。





Special Report: Japan's homeless recruited for murky Fukushima clean-up[英語]



特別リポート:福島除染に巣喰う「ホームレス取引」と反社勢力[日本語]





ロイターには珍しい生々しいレポートで発表当時は大きな反響を呼びましたが、5年を経ても事態はさほど変わっていないのかも知れません。