page contents

「福島原発作業者から認定患者、予測される患者数は『数万人』に」(DW English・RFI):阿修羅♪

福島原発作業者から認定患者、予測される患者数は『数万人』に」:阿修羅♪(DW English・RFI
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/194.html













(Former Fukushima plant worker diagnosed with cancer: DW English)

http://www.dw.com/en/former-fukushima-plant-worker-diagnosed-with-cancer/a-18793722





日本





ガンと診断された福島原発の元作業員





日本の当局者たちによれば、福島原発の元作業員が放射線被曝のためにガンになった。この診断はこの地域で将来ガンの症例が複数発生する警告のサインとして見られている。









火曜日、福島原発で働いていた男性が放射線被曝によりガンに罹ったと日本の当局者たちが語った。その作業員は現在40歳台で、発電所が巨大津波によって損壊した後の浄化の段階の期間にあった2012年10月から2013年12月まで損傷した原子炉を覆うカバーを設営していたと報告された。



「この人は気分が優れないことから医師に診てもらい、その時に白血病と診断された」と、厚生省のある当局者が匿名を条件に記者会見で語った。その男性の診断について他の原因の可能性は既に却下されていると、彼は付け加えた。



また、厚生労働者は男性の医療費と逸失収入は政府が補償すると語ったが、その正確な額は示されなかった。



彼はそれ以前に他の数々の原発で働いていたため、福島での作業が彼のガンの直接的な原因かどうかを医療専門家たちが容易に決めるのは不可能だ。それでも、その男性の放射線被曝総線量19.8ミリシーベルトのうち15.7ミリシーベルトの線量を福島での期間に受けたと、この匿名の当局者は報告した。





放射線被曝が原因であると「識別可能な健康への影響」は見込まれないと述べたことについて、IAEAは非難を浴びている





政策への「大きな打撃」





この発表があったのは、日本が2番目の原子炉の再起動を決めたわずか数日後のことだ。その作業員の放射線被曝が原子力作業者に認められた限界を遥かに下回っていたことから、将来複数のガンを発症するケースが間近に迫った可能性がある。



「これは、事故によって放出された放射線の被曝が原因であると識別可能な健康への影響は見込まれないと、今年9月に述べたIAEA国際原子力機関)にとって大きな打撃だ」と、環境団体グリーンピースは語った。



福島の大災害以降、健康についての補償を政府に求める訴訟が他に10件発生しており、このうち7件は却下されたが3件はまだ審理中だ。







rs/msh (AP, AFP, Reuters)







発表 2015年10月20日

関連テーマ 福島

キーワード 日本福島ガン放射線白血病














(Fukushima: les malades devraient se chiffrer «en dizaines de milliers»: RFI)

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20151020-japon-fukushima-reconnait-existence-cancer-tepco-entretien





日本インタビュー日本の地震・津波・原子力大災害健康・医療





フクシマ:予測される患者数は「数万人」になりそうだ





記者 ステファン・ラガルド





発表 2015年10月20日・更新 2015年10月20日 19:29






東電によれば、2011年以降に45,000人が福島原発で働いてきた。
REUTERS/Kimimasa Mayama/Pool






火曜日、福島原発の場所で受けた放射線に関係するガン症例の存在を日本政府が初めて認めた。大災害から4年半が経ったが、この初の公式認定により他の補償への道が開かれるかも知れない。ジャニック・マーニュ氏は日本に37年住んでいる。在外フランス人会議議員でありヨーロッパ・エコロジー緑の党の代議員でもある彼女の話では、残念ながらこの大災害の犠牲者は大勢いる。





2011年春、列島東岸に大損害を与えた津波に続いて発電所メルトダウンが始まった。45,000人近い人々が事故の被害を受けた原子炉での作業に加勢したと、事業者の東京電力(TEPCO)は確言している。患者は急性白血病で苦しんでいるが、これが職業が原因の病気と今日認定された。朝日新聞によればこの男性は41歳で、福岡県の北九州に住んでいる。彼は福島第1原発3・4号機での建設と溶接の作業のために、2012・13年に東電の下請会社の従業員となった後、病気に罹った。





RFI:日本政府はガンと原子力大災害の関係を初めて認めたが、これは被害者たちにとって大きな一歩か?





ジャニック・マーニュ氏:こればかりは「やっとだ!」と言いたい。なぜなら、この件は残念ながら特別なこととは程遠い。今日、104人の子供や少年少女が現に放射線被曝に直接関係した甲状腺ガンで苦しんでいることを知らなければならない。この若者たちはみな発電所の周辺で生活していた。それでも公式には、これらの症例は相変わらず認定されていない。恐ろしいことだ。おそらく今回の初の認定のお陰で、この若者たちもやがて福島原発事故の被害者として公式に認定されるかも知れないと、私は考えている。残念ながら今後数年以内に新たな症例が発見されることが予想される。



私たちが非常に怒っているのは、急性白血病で苦しんでいるこの気の毒な男性は累積で20ミリシーベルト(mSv)被曝したが、この線量は赤ん坊から高齢者までの国民全てに完全に受け入れ可能だと日本政府が見なしていることだ。ところが、このレベルの放射線に被曝した人が重い病気に罹ったことが分かった。事業者である東電の方では、少なくとも9,000人の作業員が20mSvを上回る線量に被爆したことを認めている。彼らは直接原子炉やプールで働くことを強制されたのでなく、発電所の場所で働くために雇われていた。実際にこれは始まったばかりで、患者数は相当高い数になると予想しなければならない。





原発作業員が補償を受ける権利を持つのは、どのレベルの放射線被曝からか?





公式には、1976年に施行された保険と社会保障の規準によれば、この業界の作業員は5ミリシーベルト以上で補償を受けられる。これは、わずかな線量の放射線でも被曝した人には重い病気の原因となり得ることを、この時期には当局者たちは完全に意識していた証拠だ。しかし、1976年の時点では日本はその後に体験するような原発の大事故がなかった。





環境活動家たちが大事故を受けて、「核について沈黙する掟」の時代と自分たちが呼ぶものに反対して日本に集結している。今回の公式認定は1つの勝利として受け取っていいのか?





勿論、これは勝利と言える。問題は、これが悲しい勝利だということ。なぜなら、こうした悲劇を喜ぶことはできないからだ。事故が発生してから3月で5年になるが、当局者たちが問題の存在を認めるまでここまで時間を掛けなければいけなかったことを考えると恐ろしい。こうした動きを見ると一面では満足できるが、別の面を見るとそれが来たのが余りにも遅いことが分かる。



放射線に被曝することが危険になる上限として5mSvの数値が再び取り上げられた場合、数万人の人々がこれに関係することが分かる。特に東電は2011年以降に福島原発で働いた45,000人のうち、21,000人を上回る人々が少なくとも5mSv被曝したことを認めている。患者数は作業員だけでも数千人、いや、数万人を数えることになりそうだ。発電所周辺の住民はこの数に入っていない。政府は患者の存在を認めたばかりだが、過去に起きたことや現在でも知られないままに起こっていること全てと比較すると、実際にはこれはほんの小さなことだ。





被害の事例はいまなお「隠されている」ということだが、それはどういうことか?





膨大な数の作業員が偽名を使ったり何次もの下請作業員になったりして発電所の場所に来たので、彼らをどうやって見つけ出すかが分からなくなっている。こうした人々はおそらく関心を持ってくれる人が誰もいないような隅っこで病気を抱えていて、どうやって彼らの元まで辿り着けばいいのかは誰にも決して分からないだろう。こうして身元を偽ることによって彼らは数々の場所で続けて働いたり、線量超過の状態を数ヵ月続けながら働いたりすることができた。そのため、彼らの健康が危険な状態に置かれている。



ホームレスたちの事例もある。彼らの半数は街から街へと渡り歩く流れ者で、彼らには司法の手が届かない。こうした人々はヤクザから過度に搾取されている。日本の原発ではヤクザがいまなお労働力の大きな供給源の1つになっている。このような事情から、事故の被害を受けた原発で働いた人々の詳細な数や、彼らが今どこにいるかを把握することが難しくなっている。







−参考−



特別リポート:福島除染に巣喰う「ホームレス取引」と反社勢力(2014.1.8) (ロイター)



Special Report: Japan's homeless recruited for murky Fukushima clean-up (30.12.2013) (Reuters)
(上リンクの記事の英語版)











(投稿者より)



誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。



何年も前から同じことを書いていますが今回も書かせて頂きます。



日本においては原発は差別の問題であり、搾取の問題です。つまり、強者が物質的な豊かさを享受するために弱者の生命を食い物にしている、という問題です。



その構造はいまも変わっていませんが、問題がそこから改善・解消される日がいつか来ることを願っています。