日本:核兵器に対する政府の姿勢をめぐる論争(RFI):阿修羅♪
http://www.asyura2.com/13/warb11/msg/135.html
(Japon: polémique autour de la position du gouvernement sur l’arme atomique: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20130425-nucleaire-maires-hiroshima-nagasaki-pressent-le-gouvernement-japonais-ratifi
日本−記事発表:2013年4月25日金曜日15:51−最終更新:2013年4月25日金曜日17:36
日本:核兵器に対する政府の姿勢をめぐる論争
記者 RFI
安倍晋三氏、2012年4月19日撮影。
REUTERS/Yuya Shino
日本は核兵器の使用に反対する声明への支持を拒否した。この武器の廃絶に賛成する70ヵ国以上の国々に賛同することを拒否するために、北朝鮮の核の脅威を言い訳に使った。4月25日木曜日、広島と長崎の両市長は、安倍晋三政権がジュネーブでとったこの姿勢を非難した。
報告 RFI東京特約記者、フレデリック・シャルル
日本は地球で初めて核攻撃を受けた国であり、平和憲法を備えた唯一の国だが、極めて短期間で核武装できる能力がある。そして今、北朝鮮による3度の核実験により、核という選択肢の否定が妨げられている−はっきり言えば、日本が核武装を除外することはできない−と、この国がジュネーブで明言しているのは、核不拡散条約にとって悪いニュースだ。
日本は将来の核保有国か?
4月25日木曜日、安倍晋三首相は平和憲法の見直しをしたいと考えながら、米国の集団的防衛システムとの統合だけでなく、いつか核保有国になるための口実として北朝鮮の脅威を利用することをも模索していると、広島と長崎の両市長は仄めかした。
日本は改めて、核兵器を作らない・持たない・領土に置かないという、平和主義的な3原則を放棄しないと確言した。それでも、防衛のために必要なら、日本が核武装することを平和憲法が禁止しているわけではないと、日本ははっきりと言っている。
日本は今日、米国の核の傘の下に置かれている。
(投稿者より)
RFIサイトに掲載された記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。
この記事は、「核拡散防止条約参加国の2015年再検討会議のための第2回準備委員会」の会議でとりあげられた「核兵器の人道的影響についての共同声明」に、日本が参加しなかったことを受けたものです。
私は国の核武装には反対です。核兵器は扱いが難しく維持費が高い、時代遅れの兵器であると聞いています。それだけでなく、核兵器は一般の人々の未来を破壊し、倫理的な問題があると思います。「では、核兵器でなければ倫理的な問題はないのか?」と問われてもうまく答えられないのですが。
今回の動きについては、中国新聞が広島の落胆の声を拾っています。
どのような声明かを知らないで騒ぐのもおかしな話なので、声明文は日本語に直してフォローアップします。