http://www.asyura2.com/11/kokusai6/msg/157.html
(Les «indignés» de la planète se font entendre à l'occasion de leur première journée mondiale : RFI)
http://www.rfi.fr/general/20111015-indignes-planete-font-entendre-occasion-leur-premiere-journee-mondiale
経済危機−記事発表:2011年10月15日土曜日−最終更新:2011年10月15日土曜日
地球の「怒った人々」が、初の世界デーの場で声を上げる
記者:RFI
"Occupy Wall Street"(『ウォールストリートを占拠せよ』)から着想を得た、東京の街頭デモ
REUTERS/Issei Kato
「怒った人々」による初の世界デーが、地球上の数々の大都市で反響を呼んだ。それらの都市では、10月15日土曜日、数万人ものデモ参加者が集まり、不安定な生活と金融業界への抗議を行った。全体的には、行進は穏やかに展開されたが、イタリアは例外で、暴力事件が勃発した。
「地球を変えるために団結せよ」との合い言葉のもと、 15october.netの呼びかけにより始まった、「怒った人々」による初の世界デーでは、さまざまな反響が認められた。時間順では、最初のデモはオセアニアで展開された。ニュージーランドのオークランドでは約3000人が集まり、オーストラリアのシドニーでは、様々な身なりをした2000人の群衆が中央銀行本部の前に再結集した。
ジュリアン・アサンジ氏、シティに現る
続いてこの運動はアジアに広がり、特に東京では、反原発活動家が加わって展開された。さらに、フィリピンのマニラでは、数十人の体制告発者たちが、米国大使館の前で反米スローガンを叫んだ。一方、台湾では、デモ参加者は、米国の『ウォールストリートを占拠せよ』の例に倣い、首都・台北の証券取引所に再結集した。
土曜日、時計が進むにつれ、体制告発者たちは、世界中の計82カ国・900以上の都市での呼びかけに答えて、デモに参加した。「世界の人々よ、立ち上がれ!」「通りに出て、新しい世界を創造せよ!」といったスローガンを掲げ、「怒った人々」は、アムステルダムからチューリッヒまで行進しながら、ウィーンからストックホルムまでの欧州の数々の都市の中心部で声を上げた。
イギリスの首都の金融中心地である、ロンドン・シティでは、デモの参加者は警告発令サイト・ウィキリークスの創設者、ジュリアン・アサンジ氏の参加を見るというサプライズに遭遇した。「私たちはここで行われていることを支持する。ロンドンの銀行システムは、腐敗によって生まれたお金から利益を得ているからだ」と、同氏は明言した。デモ参加者たちは他の象徴的な地点を包囲した。フランクフルトの欧州中央銀行(ECB)には、5000人以上の人々が集まった。
ローマの暴発
遡ること5月15日にこの運動が出現した、原点の都市・マドリッドも、もちろん同じだ。このスペインの首都では、5つのデモ隊が太陽の門に程近い広場に終結した。太陽の門は、少なくとも24時間、"indignados"により、改めて占拠される。
さらに意表をついたのは、カンヌで開催される次のG20サミットの準備作業のための会議が開催されたパリで、数カ月後にジャン−クロード・トリシェ氏の後任としてECB総裁となる、イタリア銀行総裁のマリオ・ドラギ氏が、若いデモ参加者たちに理解を示したことだ。「彼らは金融業界に怒りを抱いていると、私は理解している」と、同氏は表明した。
皮肉にも、若者たちの反抗が最も大規模で、最も暴力的だったのは、ドラキ氏の出身国だった。特にローマでは、数万人の人々が実際に通りに出た。そのイタリアの首都では暴動が発生し、銀行の店舗が略奪を受けた。防衛省の別館もまた、統制を失った一部のメンバーにより放火された。「解決策はただ一つ。革命だ!」シルヴィオ・ベルルスコーニ首相の信任が下院で決議された24時間後、デモ参加者たちはかつてなかったほどの反抗的な声を上げた。
ニューヨークでは、数千人の人々が金融の街・ウォールストリートの周辺をデモ行進したが、警察による強力な包囲があったため、行進は穏やかに展開された。デモ参加者は、「私たちは99%だ」「私たちは人間だ」などのプラカードを掲げていた。ワシントンでも、数千の「怒った人々」が「金融マフィア」に反対するデモを行った。
(投稿者より)
RFIサイトに掲載された記事です。誤訳があるかも知れません。御容赦下さい。
東京の参加者は日比谷で100人、新宿で300人ということでしたが、東京のデモはフランス24でも伝えていました。
(Protesters take anti-greed message to world's streets: France24 English)
http://www.france24.com/en/20111015-rome-anti-austerity-protest-erupts-violence-occupy-wall-st-berlusconi
アジアでは、マニラや台北の動きも紹介されています。社会がアメリカ化されたフィリピンで反米デモがありました。市場主義経済の社会主義中国に対峙する台湾では、さらにアンチ金融資本の声を若者たちが上げています。
ローマのデモが暴動に発展した、とのことですが、バチカンのお膝元での騒動に、何か象徴的なものを感じます。
あるいは、ウラで手を引いた人がいたのかも知れませんが、国際金融資本に対する怒りを世界的に結びつけた、という意味で、大きなイベントだったと思います。これが、時代を変える大きなうねりとなるかどうか、注視したいです。