殺人的な地震から4ヶ月経ち、新たな余震が東北地方を揺さぶる(RFI):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/472.html











(Quatre mois après le séisme meurtrier, une nouvelle réplique secoue le nord-est du Japon: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20110710-quatre-mois-apres-le-seisme-meurtrier-une-nouvelle-replique-secoue-le-nord-e





日本−記事発表:2011年7月10日日曜日−最終更新:2011年7月10日日曜日





殺人的な地震から4ヶ月経ち、新たな余震が東北地方を揺さぶる





記者:RFI











東北地方に大きな被害を与えた地震津波からほぼ4ヶ月が経ったが、この同じ地域が先ほど、リヒター・スケールでマグニチュード7.3の強さで、改めて揺さぶられた。震央の場所は東北沿岸の沖合だ。また、影響を及ぼさない程度の津波が太平洋沿岸に達した。当局は時を置かずに、警報を発令した。それでも、今回の地震が大きな損害を与えることはなかった。





報告:RFI東京駐在記者フレデリック・シャルル





その夜に発生した地震が、損害を与えることはなかった。2011年3月の大地震と大津波による被害を受けた東北に、もはや壊れるものは何もないと言わねばならない。被災者はすべて沿岸部から避難している。幾十の村々は再建されることがないだろう。幼い被災者たちは永遠にそこを離れていった。



この自然災害から4ヶ月近く経ったが、中央政府の政治が麻痺しているために、東北の再建計画は相変わらずできていない。この地域の人々は、菅直人政権に見捨てられたと考えている。





福島原発で避難





太平洋に面する発電所構内の低地部分で働く、福島原発の職員たちは、強い揺れの後で避難指示を受けた。原子炉を冷却する作業員たちは、自分の持ち場に残った。



3月11日の大地震から、数百回の余震が記録された。そのいくつかはリヒター・スケールで強度6〜7だが、福島原発の地域ではその頻度を増しており、それは東京でも同様だ。発電所にとって最大の危険は、3月11日のときと同じ、リヒター・スケールで強度9の地震が再発し、その施設を破壊することだ。



発電所を運営する東京電力は、数カ所の燃料貯蔵プールの構造体を補強しているところだ。最大の疑問は、プールと原子炉の構造体の状態に関わることだ。それらは建屋の上部に位置しており、激しい余震があった場合、それらがどのように動くか予測できないと、東京電力は認めている。











(投稿者より)



フランスRFIサイトに掲載された記事です。少し古いのですが、投稿いたします。誤訳があるかもしれません。ご容赦下さい。



原発についての記述の割合が大きいのですが、被災地の状況についての記者の視点に感じるものがあったので、地震板に投稿しました。ラジオメディアということもあり、簡潔さは求められる。ただ、バッサリと切って捨てている印象はなくもない。それでも、取り繕っても仕方ないような気もします。



村をどう再建するかで地元は苦悩していますが、その地元を支える枠組みは未だに何もできていないのです。もう4ヶ月経っています。



原発関連の記述については、原発板で他の方々が多数の状況報告をなさっていますので、そちらをご覧いただければと思います。