日本は韓国国民に対し、苦難をもたらしたことへの謝罪を表明する(RFI):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/10/senkyo92/msg/537.html









(Le Japon présente ses excuses au peuple de Corée pour les souffrances infligées: RFI)

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20100810-le-japon-presente-excuses-peuple-coree-souffrances-infligees





日本/韓国

記事の発表:2010年8月10日(火)

最終更新 :2010年8月10日(火)






日本は韓国国民に対し、苦痛をもたらしたことへの謝罪を表明する





RFI











日本の首相は韓国に対し、日本の植民地としての占領期間に、日本が朝鮮半島で収奪行為を犯したことへの、公式な謝罪を表明する。日本の軍部と拡張主義者によって、19世紀の終わりと20世紀の前半に、苦痛がもたらされた。菅直人は強い懺悔を書き、発表したが、そのような行為は、同氏の前には、同氏に先立ち短期政権を担った社会主義者村山富市が、1995年に行っただけだ。





韓国は近いようで遠いと、東京ではよく言われる。今日、菅直人首相は、両国の間に不和の種をまき続けきた、警戒心を減らすことを試みたのだ。



日本が、植民地支配の間に韓国の人々に課した苦痛は、歴史上最も乱暴なものであるが、その悪行は忘れられがちである。しかし、日本の支配者に堪え忍ばねばならなかったことを、韓国人は忘れていない。韓国の人々は、日本語を習得することや、日本姓を名乗ることを強制された。



菅直人の謝罪は、今日、韓国の指導者たちに好感をもって受け取られた。韓国の人々は、日本の植民地時代に生々しい恨みの気持ちを抱き続けている。



日本では、菅直人自身が率いる中道左派の党内でさえも、今日、同氏が遺憾の意を表明したことを評価していない。なぜなら、日本の植民地支配が韓国にもたらした多大な損害、と同氏が語ったものに対して、韓国は日本に追加補償を求めるのではないかと、日本は強く恐れているのだ。











(投稿者より)



10日に発表された、日韓併合100年に寄せた「菅談話」を報じた、フランスの国際ラジオ放送RFIのサイトに掲載された記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦ください。



旧欧米列強にとって、海外領土に対する日本の統治は、世界史に類を見ない悪辣な植民地支配であり、悪でなければならないようです。日本は敗戦国だったために、日本の韓国統治の事実が勝者によって歪められ、海外ではそちらが史実とされ、広く流通しています。



韓国に学校を建て、韓国人にハングルを教えたのは日本です。韓国人に日本姓を使用させることも強制ではなく任意でした。15年戦争の末期の数年間、日本は韓国で日本語教育を強制したのは事実ですが、それは戦争遂行のために、日本の帝国を一つにしようとした政策の一環であり、韓国文化の収奪を意図したものではありません。



戦争に負けるとは、そういうものかも知れません。しかし、私達は事実を知らなければなりません。その上で、静かに語ることが必要に思えます。





ところで、問題の「菅談話」ですが、史実を曲げるような間違ったことは言っておらず、相手に言質を取られるようなおかしな表現もありません。目新しいことと言えば、「日本政府が保管している朝鮮王朝儀軌等の朝鮮半島由来の貴重な図書について、韓国の人々の期待に応えて近くこれらをお渡し」することくらいですが、韓国王室の歴史書物は、韓国にある方がむしろ自然でしょう。



「日韓両国は、今この二十一世紀において、民主主義や自由、市場経済といった価値を共有する最も重要で緊密な隣国同士となっています。」と、未来志向の表現もしっかりと盛り込まれています。



この談話は、世間で非難されるような筋合いのものではなく、併合100年の節目に、韓国統治についての日本政府の反省の意を再確認するとともに、未来へ向けた関係づくりを呼びかけた、時宜を得たものに思えます。





内閣総理大臣談話(首相官邸サイト)

http://www.kantei.go.jp/jp/kan/statement/201008/10danwa.html





韓国大統領も、次のように、この「菅談話」にきちんと答えています。



「100年前、日本に併合を強制されたことを思い返すとき、未来に向けた針路を明らかにすることはどうしても必要です。両国は苦痛に満ちた歴史を乗り越え、ともに前進することが必要であることを、私は幾度となく繰り返してきました。



数日前、日本の首相は政府を代表して、韓国国民の意に反して韓国に植民地支配をもたらして来たことを反省し、謝罪する、特別な公式声明を初めて発表しました。一歩前進したことを言葉に表す日本の努力に、私は注目しています。それでも、解決しなければならない課題はまだあります。次の100年のための新たな関係を結ぶための確固たる手段を、両国は求められています。



両国国民は、決して歴史を忘れてはいけません。その一方で、新たな未来を切り開くために、共に努力するのです。これが、ソウルと東京が進まなければならない道であり、方向です。」





"As we reflect on Japan’s forced annexat�EM��EM�orea 100 years ago, there is a definite need for the two countries to chart a new course for the years to come. Every so often, I have reiterated that the two have to transcend the painful history and forge ahead together.



For the first time a few days ago, the Japanese Prime Minister, on behalf of his government, issued a special formal statement to Korea reflecting on and apologizing for the colonial rule that had been imposed over Korea against the will of the Korean people. I have taken note of Japan’s effort, which represents one step forward. However, there still remain issues that have to be resolved. The two countries are called upon to take concrete measures to forge a new relationship for another 100 years.



The two nations should never forget history, while at the same time working together to develop a new kind of future. This is the way and direction Seoul and Tokyo have to take."





国民解放65周年に寄せたリ・ミュンバク大統領の演説(英語訳から抜粋して和訳)(韓国大統領官邸サイト)

http://english.president.go.kr/pre_activity/speeches/speeches_view.php?uno=3694&board_no=E03