「2018年6月7日 日米共同記者会見」(The White House・首相官邸):阿修羅♪

「2018年6月7日 日米共同記者会見」(The White House・首相官邸):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/18/kokusai23/msg/222.html









(Remarks by President Trump and Prime Minister Abe of Japan in Joint Press Conference: The White House)(一部)

https://www.whitehouse.gov/briefings-statements/remarks-president-trump-prime-minister-abe-japan-joint-press-conference-2//





発言





共同記者会見におけるトランプ大統領と安倍・日本首相の発言





外交政策 公表日:2018年6月7日





ローズガーデンにて





東部夏時間 午後2時22分






トランプ大統領:本当に有り難う。今日、親友である日本の安倍晋三首相をホワイトハウスに迎えるのは私にとって非常に名誉なことです。この16ヵ月間、首相と私は協力を密にして共通の課題に取り組んできました。その数は多いですが、私たちはこれを機会と捉えて互いの国益を大きくしています。今日、私たちは改めて実りの大きいとても価値ある話し合いをしました。



この一年半、厳密に言えば503日ですが、私たちは強力な仕事上の関係を作っただけではありません。人間としての素晴らしい関係をも作ってきました。去年、米国の代表団が日本に行った時に首相から非常に手厚いもてなしを頂いて私は誇らしかったです。それはまさにとても特別なものでした。さらに私たちは首相夫妻をパームビーチのマー・ア・ラゴにゲストとして招きました。



日本と米国の確固とした同盟は太平洋地域と全世界の平和と安定にとって持続的な力です。私の政権が始まってから、首相と私は幅広い分野で協力を広げるために仕事をしてきました。その中には防衛や貿易が含まれ、これについて私たちは今日話し合いました。



私は来週に金正恩氏に会う準備をしているのですが-私は安倍首相と文・韓国大統領に大いに助けられ、また、強い協力を得たことを申し上げておきます。2人とも何かが起こるのを見たがっています。南北朝鮮にとって素晴らしいことをです。日本・米国・世界にとって素晴らしいことをです。この瞬間に至ることにおいて、私たちのパートナーシップは計り知れないほど重要なものでした。そして、今後の数週間も私たちはとても密なコミュニケーションを取っていきます。これには拉致された日本人の問題も含まれます。安倍首相は1人の人間としてこれをとても重大に考えているのを私は知っています。



シンガポールでの来る会談では、北朝鮮にとって輝かしい新しい未来と世界にとって真の輝かしい新しい未来の始まりが示されることを私は願っています。朝鮮半島の非核化が実現されれば、朝鮮の全ての人たち-北の人も南の人もです-そして、全世界の人たちにとって繁栄した戦争のない平和な新しい時代がやって来るでしょう。



また、安倍首相と私は米国と日本の貿易関係を改善するために仕事をしています-これは私たちがやらなければならないことです。米国は公平と互恵の原則に基づく日本との2国間協定を求めています。両国の貿易不均衡を減らすために-これはたいへん重要なことです-そして、米国からの輸出品への障壁を取り除き、公平で互いにとって有益な経済のパートナーシップに達するために、私たちは懸命に働いています。そして、私たちはその途上にいます。



ほんの少し前、首相は膨大な額のあらゆる種類の製品をさらに買うと私たちに言ってくれました-軍用機・ボーイング社の民用航空機・たくさんの農産品をです。私たちは日本とのビジネスをずっと増やしていきます。それは皆が見たいことです。



米国に投資するのに今ほど良い時はありません。これは私たちの大幅な減税・記録的な規制緩和・本当の意味でちょうど始まったばかりの強力な貿易政策-この何年にもわたる貿易政策は異常なほど弱かったと皆さんにもいずれ分かるでしょう-・エネルギーの国内生産の開始・法の支配の回復のお陰で、米国の景気は確実に良くなっています。史上最高の好景気です。そして、アフリカ系やヒスパニック系の労働者の失業率は過去最低の水準まで下がりました。



私たちは日本の投資家が米国に新しいプラントや工場を開くことを歓迎し促します。そして、そうなるでしょう。首相がそうなると私に言ってくれました。ミシガン・ペンシルベニアオハイオに新しい自動車工場が出来ることを私たちは強く望んでいます-そして、自動車工場を持つ州の多くや自動車工場を持たない州の一部にもです。そして、彼らはそれをやってくれるでしょう。



また、自由で開かれた太平洋地域を作る私たちの取り組みにおいて日本は重要なパートナーであり続けています。この地域では主権を持つ国々が法の支配を掲げ隣国の権利を尊重し国民の利益を守っています。このような核となる原則により、多様な国々が美しく平和な同じ空気の中で共に成功し繁栄することが出来ています。私たちは皆このことを喜んでいます。これがいま起こっていることです。



安倍首相、あなたと共に仕事が出来るのは本当に光栄なことです。あなたは私の偉大な親友になってくれました。今日、私たちの会談のためにここホワイトハウスに来てくれて有り難うと言いたいです。とても実りある会談でした。両国の結びつきがかつてないほど強まっているとお話しできるのは、私にとってもとても誇らしいことです。そして、私たちは一緒に、信じられないような新しい機会を開き、新しい目覚ましい繁栄に到達し、両国の市民にとって今後のずっと長きにわたる安全と安心を保障することが出来るのが、私には分かります。それが私たちのやりたいことです。



本当に有り難う。有り難う。首相、有り難う。







(以下、安倍首相の発言と質疑応答-省略)











首相官邸

http://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement/2018/20180607kaiken.html





平成30年6月7日

日米共同記者会見





安倍総理冒頭発言】



トランプ大統領。G7サミット、そして米朝首脳会談を控え、大変お忙しいときにこうして心温まる歓待をいただいたことに御礼を申し上げたいと思います。



そして、同盟国として常に私たちを温かく迎えてくれるアメリカの国民の皆様にも深く感謝申し上げたいと思います。



5日後の米朝首脳会談、過去のどの大統領も成し遂げることができなかった決断を下した、トランプ大統領の力強いリーダーシップに対して、まず心からの敬意を表したいと思います。



この1年半、私たちは本当に多くの時間をかけてこの問題について話し合ってきました。過去の過ちを決して繰り返してはならない。大統領とこの思いを完全に共有する中で、歴史的な会談へとたどり着くことができました。



本日、トランプ大統領とは北朝鮮問題に多くの時間を費やして話し合いました。来るべき米朝首脳会談、さらにはその後の北東アジアの平和と安定に向けて私たちが何をなすべきか、そのことについて時間をかけて相当突っ込んだ率直な意見交換を行うことができました。その詳細について今申し上げることはできませんが、ただ一つ申し上げることができるのは、日米は常に共にある。シンガポールで行われる、歴史的な会談の成功を強く期待しています。



新潟という、日本海に面した美しい港町に住む、僅か13歳の少女が北朝鮮によって拉致されました。それから41年、家族はただひたすらに、その帰りを願い、待ち続けてきました。御両親も高齢となり、残された時間が少なくなる中で、お元気なうちに、めぐみさんを、再びその手で抱き締めることができる。全ての拉致被害者が帰ってくる日が訪れることを、日本国民は、切に願っています。



拉致問題を早期に解決するため、私は、もちろん、北朝鮮と直接向き合い、話し合いたい。あらゆる手段を尽くしていく決意です。



そして、この拉致問題の解決に対する、トランプ大統領を始めアメリカ国民の皆様の御理解と御支援に、日本国民を代表して感謝申し上げたいと思います。



累次の安保理決議の完全な履行を求めていく。これまでの方針に、全く変更はありません。



拉致、核、ミサイルの諸懸案を包括的に解決し、北東アジアに真の平和が実現することを、我が国は、強く願っています。



今、正に、そのための大きな一歩を踏み出そうとしている。トランプ大統領、あなたが、その新しい歴史をつくろうとしています。



日本だけではありません。国際社会全体が、米朝首脳会談によって、北東アジアの平和と安定に向けた扉が開くことを、強く期待しています。



北朝鮮には、豊富な資源があり、勤勉な労働力があります。北朝鮮が正しい道を歩むのであれば、明るい未来を描くこともできる。我が国も、日朝平壌ピョンヤン)宣言に基づいて、不幸な過去を清算し、国交を正常化し、経済協力を行う用意があります。できる限りの役割を果たしていく考えです。



ドナルド。世界の平和と繁栄への強いコミットメントを高く評価します。そして、米朝首脳会談の成功に向けて、日本としていかなる支援も惜しまないことを、最後に申し上げます。



私からは、以上であります。












G7におけるアメリカの孤立 (Pars Today):阿修羅♪

  • G7におけるアメリカの孤立 (Pars Today):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/18/kokusai23/msg/171.html









http://parstoday.com/ja/news/world-i44758





G7におけるアメリカの孤立







G7におけるアメリカの孤立





G7・主要7カ国のアメリカの同盟国6カ国が、共同声明の中で、アメリカの一方的な通商上の措置に懸念を示し、これに対して断固たる対応をとることを求めました。



カナダで行われたG7財務大臣中央銀行総裁会議の終了後、ドイツ、イギリス、イタリア、日本、フランス、カナダの6カ国の財務大臣は、声明の中で、アメリカの通商政策に懸念を示し、アメリカのムニューシン財務長官に対して、この懸念をトランプ大統領に伝えるよう求めました。



さまざまな分野におけるトランプ大統領の一方的な行動は、ロシアや中国などのアメリカの競合国の怒りを招いただけでなく、現在、ヨーロッパ諸国や、カナダ、日本などのアメリカ同盟国も、トランプ大統領保護主義的なアプローチを批判する立場をとり、この行動への対抗措置をとっています。この中で、G7では、2つの戦略的物資である鉄鋼とアルミニウムに対する追加関税をめぐって、世界の先進6カ国とアメリカの新たな対立が勃発しています。



G7の6カ国の財務大臣の表明は、「アメリカファースト」をスローガンに掲げ、他国の利益をまったく考えないトランプ大統領の、利己的で一方的な行動に対する忍耐が、限界に達しているということを示しています。また、これらの声明では、トランプ大統領の追加関税の決定に対して、断固たる措置をとるよう呼びかけられています。さらに、6カ国の閣僚は、ムニューシン長官に対して、この問題に関して、来週行われるG7首脳会合でもこの問題に関する対話が続けられるよう求めました。欧州委員会のマルムストローム通商担当委員は次のように語りました。



「世界各国の要人が法を遵守しなければ、世界の経済・金融制度は崩壊の危機に直面することになる」



このG7財務大臣中央銀行総裁会議は、トランプ大統領が追加関税の適用を発表した数日後に行われました。アメリカのロス商務長官は、先月25日、EU、カナダ、メキシコからの鉄鋼・アルミ製品に追加関税を適用するとして、「これは6月1日から実施される」と述べました。EUも、この追加関税措置に対抗するため、これに関する訴えをWTO世界貿易機関に起こしました。カナダもこれに関して、WTONAFTA北米自由貿易協定の関係委員会に訴えました。メキシコも、この行動に対する対抗措置を取ると伝えています。







トランプ大統領





追加関税に関するトランプ大統領の決定への反対は、アメリカ国内にも及んでいます。アメリカ上院のマコーネル院内総務は、トランプ大統領に対して、追加関税をめぐる国際戦争を控えるよう求めており、この行動は貿易戦争の発端になると警告を発しました。マコーネル院内総務は、次のように語っています。



「貿易戦争はまったく良い結果をもたらすことはない。アメリカ政府がこのようなことから手を引くことを希望する」



また、アメリカのポール・ライアン下院議長も、トランプ大統領の追加関税に関する決定に反対しているとしました。



アメリカ議会の要人は繰り返し、追加関税措置についてトランプ大統領に警告を発し、このような行動はアメリカ経済を混乱に陥れることになり、また各国の報復措置の要因になると強調しています。



次第に、トランプ大統領に反対する世界的な結束が生み出されることになると考えられます。その一方で、この問題に関するアメリカ議会の要人の反対も強くなっています。この問題をめぐる圧力や反対によって、アメリカとトランプ大統領の国際的な孤立が日増しに強まり、アメリカは同盟国との大きな貿易戦争に突入することになるでしょう。





2018年06月03日20時05分








フランス、南シナ海問題により多くのEU諸国を引入れる方針=国防相(Suptnik日本):阿修羅♪

フランス、南シナ海問題により多くのEU諸国を引入れる方針=国防相(Suptnik日本):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/192.html









https://jp.sputniknews.com/politics/201806034948145/





フランス、南シナ海問題により多くのEU諸国を引入れる方針=国防相







© AFP 2018 / Eric Feferberg





政治





2018年06月03日 20:01






シンガポールで開催されたアジア安全保障会議「シャングリラ対話」でフランスのフロランス・パルリ国防相は3日、多くの欧州諸国を引き入れることで南シナ海の情勢安定化につながるとの見方を示した。





スプートニク日本





「フランスや他の欧州諸国は南シナ海の領有権問題の参加者ではない」ことを認めつつ、パルリ氏は「多くのパートナーを組入れることで、法律、国際法の遵守そして航行の自由の保障にこぎつけることができる」と強調した。さらにフランスは、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の間で「対話を続け、最終的に行動規範を締結することが重要だと考えている」と続けた。







© REUTERS / Kham

日本・ベトナム、海上防衛協力の強化で合意






ウィリアムソン英国防相は同会議で「最近パリで開かれた2国間協議で、両国が南シナ海の問題解決により活発に関与していくことについて話し合われた」と指摘した。



ウィリアムソン氏は「私たちは航行の自由において連携する意向で、対話の継続が不可欠だと考えている」と述べた。



また、英国が東南アジアの地域的な問題に関与する理由の説明としてウィリアムソン氏は、「南シナ海における経済的な利益は地域諸国や中国、日本だけでなく、全世界に影響する」と指摘。さらに、「この海は世界有数の国際貿易水路である」と付け加えた。





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タグ 経済, 軍事, 戦争・紛争・対立・外交, 東南アジア諸国連合, 南シナ海, 日本, 中国, 英国, フランス