「世界各地で、そして、国連で、ガザを支持する動きについて」(VOA・Pars Today・Sputnik日本)
(Hundreds of Thousands Rally in Global Cities to Support Palestinians: VOA)
https://www.voanews.com/a/hundreds-of-thousands-rally-in-global-cities-to-support-palestinians/7331109.html
パレスチナ人を支持するために世界の諸都市に数十万人が集結する
2023年10月28日午後1時17分
ロイター
上下両院が置かれるウェストミンスター宮殿を背に、プラカードを掲げたりパレスチナ国旗を振ったりしながらウェストミンスター橋を渡るデモ参加者たち。2023年10月28日ロンドンにて。
ロンドン —
イスラエル軍がガザ地区で空と地上の攻撃を拡大する中、土曜日、数十万人のデモ参加者がパレスチナ人への支持を示すために欧州・中東・アジアの都市に結集した。
最大規模のデモ行進の1つがあったロンドンでは、リシ・スーナク首相の政府に停戦を呼び掛けるよう求める大群衆が首都の中心部を行進する様子が航空映像に映った。
「関係する諸超大国は十分な行動を取っていない。だから、私たちはここにいる。私たちは停戦を求め、パレスチナ人の権利や生存し生活する権利、人権、私たちの全ての権利を求めている」と、抗議活動に参加したカミーユ・レブエルタさんは述べた。
「これはハマスの問題ではない。これはパレスチナ人の命を守ることだ」、と彼女は述べた。
スナーク政権はワシントンの立場に同調して停戦の呼び掛けには至らず、代わりにガザの人々に援助が届くよう人道的一時停戦を主張した。
イギリスは10月7日の武装集団ハマスによる攻撃により1400人―その大半が民間人―が死亡したことを受け、イスラエルが自国を守る権利を支持してきた。
ハマス支配下のパレスチナ保健省が土曜日に発表した日報によると、3週間前にイスラエルによる爆撃が始まって以来、ガザ地区の死者数は7,650人に増加しており、これも大半が民間人だ。
ハマスの攻撃をめぐって、西側諸国の政府や多くの市民からイスラエルへの強い支持と同情が寄せられているが、イスラエルの対応は特にアラブやイスラムの国々で怒りを招いている。
マレーシアでは、クアラルンプールの米国大使館前で大勢のデモ参加者がスローガンを叫んだ。
2023年10月28日、トルコのイスタンブールでパレスチナ人との連帯を示す集会で演説するトルコのタイイップ・エルドアン大統領。
トルコのタイイップ・エルドアン大統領は、イスタンブールの大規模集会で数十万人の支持者に演説し、イスラエルは占領者だと述べ、ハマスはテロ組織でないという自身の立場を繰り返した。米国は1997年にハマスを外国テロ組織に指定した。
エルドアン大統領は今週、この武装集団を「自由の戦士」と呼んだことでイスラエルから厳しい非難を受けた。
イラク人たちはバグダッドの集会に参加し、イスラエル占領下のヨルダン川西岸では土曜日、ヘブロンのパレスチナ人抗議者たちがイスラエル製品の世界的な不買運動を呼び掛けた。
「パレスチナの子供たちの殺害に加担するな」と彼らは叫んだ。
欧州の他の都市でも、コペンハーゲン・ローマ・ストックホルムで人々が街頭に出た。
戦争が始まって以来、フランスの一部の都市では社会的緊張を高める恐れがあるため集会を禁止されていたが、この禁止を余所にパリでは土曜日に小規模な集会が開かれた。南部マルセイユ市でも数百人が行進した。
ニュージーランドの首都ウェリントンでは、パレスチナ国旗や「パレスチナ解放」と書かれたプラカードを持った数千人が国会議事堂まで行進した。
ロンドンではイスラエル大使館周辺での抗議活動に特別な制限が設けられた。
土曜日の行進は平和的に行われたが、警察は2人を逮捕したと発表した。1人は行進ルート上で警察官が暴行を受けたため、もう1人は人種差別的な発言を叫んでいるのをある男性に聞かれたために人種的に加重された公的秩序に対する攻撃の容疑で逮捕された。
警察は、参加者は5万人から7万人であると推定した。
ロンドン警察はここ数日、約10万人が集まった先週の首都ロンドンでの親パレスチナ行進の際、一部の抗議者が叫んだスローガンに対して強硬姿勢を取らなかったことで批判に直面している。
(Pars Today)
https://parstoday.ir/ja/news/middle_east-i120080
アラブ・イスラム諸国で、ガザ市民との「団結の金曜日」デモが実施
10月 28, 2023 18:52 Asia/Tokyo
アラブ・イスラム諸国で、パレスチナ・ガザ地区の人々への支持・団結を表明する市民デモが開催されました。
アラブ・イスラム諸国でのガザ市民との「団結の金曜日」デモ
イルナー通信によりますと、ガザ地区の人々との連帯および、シオニストによる犯罪への非難を表明するデモ開催が国際的に呼びかけられたことを受け、カタール、ヨルダン、イエメン、イラク、エジプト、パレスチナ・ヨルダン川西岸、レバノンで27日金曜、大規模なデモが行われました。
アラブ・イスラム諸国でのガザ市民との「団結の金曜日」デモ
ヨルダンの首都アンマンでは、数千人の市民らがパレスチナ国旗を掲げてガザ市民に対するシオニスト政権イスラエルの侵略を非難するとともに、ガザ市民を支持するスローガンを唱え、アンマンにあるイスラエル大使館の閉鎖および、対イスラエル和平協定の破棄を求めました。
アラブ・イスラム諸国でのガザ市民との「団結の金曜日」デモ
アラブ諸国以外にも、アメリカのニューヨークとワシントン、アルゼンチンの首都ブエノスアイレス、ルーマニアのブカレスト、さらにはベネズエラ、スペイン、英国でも市民らがガザ市民を支持するデモを実施しています。
アラブ・イスラム諸国でのガザ市民との「団結の金曜日」デモ
こうした中、フランス警察署長は同国市民に対し、28日土曜のパレスチナ支持デモの禁止を通達しました。
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タグ シオニスト政権イスラエル イスラエル パレスチナ パレスチナ人 イスラエルの犯罪 イスラム教徒 抗議デモ イスラム ガザ パレスチナ抵抗運動ハマス イスラエルのガザ攻撃
(Pars Today)
https://parstoday.ir/ja/news/world-i120084
国連総会で、ガザを支持する「人道休戦」決議草案が採択
10月 28, 2023 19:28 Asia/Tokyo
国連総会は27日金曜、アラブ諸国が作成し提案した、ガザでの即時の「人道休戦」を求める決議案を採択しました。
イルナー通信によりますと、シオニスト政権イスラエルがガザ地区に対する全面的な攻撃を開始してから3週間後、アラブ諸国が提出した「人道休戦」決議案は、賛成120、反対14、棄権4ので圧倒的多数で採択されました。
一方、カナダがシオニスト政権イスラエルを支持するために、決議採択を妨害しようとしましたが、この試しは功を奏せず、失敗しました。
カナダはアメリカの支持を得て、アラブ諸国による今回の草案の修正案を提出し、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスによる「テロ攻撃」と民間人誘拐への非難を求めましたが、採決は賛成88、反対55、棄権23という結果に終わりました。
ハマスは国連総会によるガザ関連決議採択を歓迎するとともに、総会や他の関係国際機関に対し、ガザの検問所の開放や同地区住民に対する燃料などの人道支援提供に向け、この決議の即時実施に必要な措置をとるよう求めました。
国連安保理理事国は、パレスチナの抵抗勢力とイスラエル軍の間で衝突が開始されてからこれまでに、即時停戦に向けた決議を全く採択できていませんでした。
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タグ シオニスト政権イスラエル イスラエル パレスチナ パレスチナ人 イスラエルの犯罪 ガザ 国連総会 イスラエルのガザ攻撃 人道的な惨事
(Sputnik日本)
https://sputniknews.jp/20231029/17562407.html
「十字架と三日月の戦争を引き起こしたいのか」、トルコ大統領がキリスト教世界に警告
2023年10月29日, 15:30 (更新: 2023年10月30日, 13:11)
© Sputnik / Sergei Bobylev
トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はイスタンブールで開催されたパレスチナ支援の大規模集会に参加した中で、「十字架と三日月」戦争(キリスト教とイスラム教の宗教戦争)で西側をけん制した。
イスタンブールでは28日、パレスチナ支持の集会が開催され、政府の発表によると、150万人が参加した。
🚨 𝗪𝗔𝗧𝗖𝗛: The largest pro-Palestinian protest, attended by 1.5 million people, took place in Istanbul, Turkey.#Gaza #Hamas #Palestine #Israel #CeasefireNOW #starlinkforgaza #غزة_الآن pic.twitter.com/LVN0OYeoxg
— Globe Eye News (@GlobeEyeNews) October 28, 2023
エルドアン大統領は集会で次のように呼び掛けた。
「西側よ、私は諸君に呼びかける。諸君は十字架と三日月の新たな戦争を引き起こしたいのか。諸君がこれに向けて努力するならば、覚えておくといい。この民は死んでいない、自らの両足でしっかりと立っている。我々はリビアやカラバフと同じ決意で満たされている。中東でも我々の決意は変わらない」
トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領
イスラエル・パレスチナの紛争激化
イスラエル外務省、世界最大の人権NGOを「反ユダヤ主義組織」と非難
10月28日, 13:24
エルドアン大統領によると、ガザ地区の虐殺に責任があるのは西側諸国だという。西側諸国は「イスラエルの戦争犯罪を正当化するためにメディアを含むあらゆる力を動員した」と指摘している。またエルドアン大統領はイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相を正真正銘のテロリストと呼んだ。
さらにエルドアン大統領は国連総会でパレスチナ寄りの決議案に反対した国はわずか14ヵ国だったとし、「イスラエルは世界で孤立し、その後は何をしても破滅する運命にある」と指摘し、「国連はこの決議採択で良い一歩を踏み出した」と評価した。
❗️国連総会はイスラエル・パレスチナ紛争地域の即時停戦を呼びかける決議を採択
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) October 27, 2023
🔻#国連 総会は、#ガザ で進行中の危機に関する「民間人の保護と法的・人道的義務の尊重について」の決議を賛成120票で採択した。反対14票、棄権45票。
❌#米国 とイスラエルは反対に票を投じた。#日本 と #ウクライナ… pic.twitter.com/fYuv0WPXi2
集会の場で大統領はハマスをテロリストとみなす野党議員に不満を述べた。エルドアン大統領によると、テロの手法を取るのはハマスではなく、イスラエル側だという。
こうした発言を受け、イスラエルのエリ・コーエン外相はトルコに駐在する大使を召還した。外相はSNSへの投稿で、この措置により「イスラエルとトルコの関係を再評価する」と指摘している。
Given the grave statements coming from Turkey, I have ordered the return of diplomatic representatives there in order to conduct a reevaluation of the relations between Israel and Turkey.
— אלי כהן | Eli Cohen (@elicoh1) October 28, 2023
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(投稿者より)
これらの動きを見ていると、孤立しているのは寧ろイスラエルと欧米先進国の側かも知れないとさえ思えます。この問題ではG7の中で日本は仲間外れの観がありますが、下手に擦り寄らない方が良いかも知れません。
イスラエル側にガザ地区の住民を全てエジプトに移住させる計画があるとの報道がありました。ナチスのユダヤ人政策でも、当初に計画された国外への強制移住が戦況の悪化により民族浄化の方針に切り替わったと記憶しています。発想が似ていると行動も似てくるようですが、イスラエルが更なる民族浄化に手を染めることの無いよう祈るばかりです。
SNSでは、イスラエルの内外で多くのユダヤ人やユダヤ教聖職者がパレスチナとの連帯を表明しています。イスラエル国内では正統派ユダヤ教徒と政権側との間に反目さえ見られるようです。"Judaist"と"Zionist"は全く別の存在であることが明らかになりつつあります。
ユダヤ人は神を信じる人たちとカネを崇拝する人たちに分かれている。シオニズム運動を主導したのは後者であり、また、彼らはロシア帝国内の共産主義勢力を支援して革命を起こさせ、ナチスドイツを支援して第2次世界大戦に至る世界の分断を画策し、戦後にユダヤ人社会を乗っ取る形でイスラエルを建国し中東情勢に不安定を齎した、そういったことなどが公に語られ始めました。20世紀に纏わる闇の多くの部分に彼らが関与しているようです。
これまでは「陰謀論」として片付けられていたことですが、事態が進展するにつれて更に明らかになると思われます。