「中国:台湾独立は『戦争を意味する』 米国:台湾支援を約束」(人民網日本語版・フォーカス台湾・BBC NEWS JAPAN)

「中国:台湾独立は『戦争を意味する』 米国:台湾支援を約束」(人民網日本語版・フォーカス台湾・BBC NEWS JAPAN)









人民網日本語版)

http://j.people.com.cn/n3/2021/0129/c94474-9814377.html





国防部が警告、「台湾独立」は戦争を意味する





人民網日本語版 2021年01月29日13:20











国防部(国防省)の28日午後の定例記者会見で、台湾地区の問題について呉謙報道官が質問に答えた。



【記者】報道によると、台湾地区の民進党当局は最近、「台米関係」を深めると表明した。また台湾地区防衛当局は、大陸の軍用機が台湾地区の「西南防空識別圏」に進入したとして、これを大げさに宣伝し続けている。これについてコメントは。



【呉報道官】台湾地区は中国の領土の不可分の一部だ。台湾地区問題は中国の内政であり、いかなる外国の干渉も許さない。中国人民解放軍台湾海峡地域で実施した軍事活動は、現在の台湾海峡の安全保障情勢を念頭に置き、また国家主権・安全維持のために講じた必要な行動であり、外部勢力による干渉及び「台湾独立」勢力による挑発に対する厳正な対応だ。



民族の復興と国家の統一は大勢の赴くところであり、大義であり、民心の向かうところでもある。中華民族の歴史という大河において、一握りの「台湾独立」分裂勢力が「独立」を図る行為は小さな泡のようなものであり、波を起こすことなどできるはずもない。我々は「台湾独立」勢力に厳しく警告する。火遊びをする者は自らが火に包まれるのであり、「台湾独立」は戦争を意味する。中国人民解放軍はあらゆる必要な措置を講じて、いかなる形の「台湾独立」分裂の企みも断固として粉砕し、国家の主権及び領土の一体性を断固として守る。(編集NA)





人民網日本語版」2021年1月29日











(フォーカス台湾)

https://japan.cna.com.tw/news/apol/202101290002.aspx





中国が台湾を脅迫 米国防総省「安全保障の約束を履行する準備がある」





【政治】 2021/01/29 12:43







中国が台湾を脅迫 米国防総省「安全保障の約束を履行する準備がある」





(ワシントン中央社)中国国防部の呉謙報道官は28日の記者会見で、「台湾独立は戦争を意味する」と表明した。これに対し、米国防総省のカービー報道官は同日、中国の発言は「残念だ」と述べ、「米軍は地域の安全保障における約束を履行する準備が各方面でできている」と中国をけん制した。



米バイデン政権が20日に発足して以降、人民解放軍の軍用機が台湾の防空識別圏に繰り返し進入している。米国への警告の意味合いが強いとみられている。



国防総省のカービー報道官は28日の会見で、「台湾を巡る緊張を衝突にまで引き上げる理由はない」と述べた上で、北京の言論は米台関係の基礎となる「台湾関係法」で定められた義務を履行しようとする米国の意思に合致しないと言及した。



その上で、「われわれには台湾の自衛を支援する義務があり、今後も継続していくだろう」と強調した。





(徐薇婷/編集:名切千絵)











(BBC NEW JAPAN)

https://www.bbc.com/japanese/55851355





中国、台湾独立は「戦争を意味する」 アメリカは台湾支援を約束





2021年1月29日







Getty Images

中国は台湾を自国の一部とみなしている






中国国防省は28日、台湾の独立を目指す動きに対し、「戦争」という非常に強い表現を使ってけん制した。



中国はこのところ、台湾周辺での軍事行動を活発化。中国軍の戦闘機を飛行させるなどしている。



一方で、台湾はアメリカのジョー・バイデン新政権の発足を歓迎し、台米関係の緊密化を目指している。



そうした状況で28日、中国国防省の「戦争」発言が出た。



米政府は同日、声明を出し、台湾の防衛力の充実に支援する姿勢を強調した。





<関連記事>





中国は台湾を自国の一部とみている。しかし台湾は主権国家を自認している。





「台湾独立は戦争に」



中国国防省の呉謙報道官は28日の記者会見で、「台湾独立を目指す勢力に、本気で告げる。火遊びをする者はやけどを負う。台湾独立は戦争を意味する」と述べた。



呉氏はまた、最近の中国軍による台湾周辺での軍事行動を正当化。「現在の台湾海峡における安全保障状況に対処し、国家の主権と安全を守るために必要な行動だ」と主張した。



BBCのロビン・ブラント上海特派員は、中国当局の報道官が「戦争」を口にするのはまれで、中国は平和を愛する国だと強調するのが常だと説明する。



しかし台湾問題だけは別で、今回の国防省報道官の発言は、中国が最終的には戦争も辞さない構えだと受け止めるのが妥当だろうと、ブラント記者は解説した。







Getty Images

バイデン氏(左)は米副大統領だった2013年12月に、中国の習近平国家主席と北京で会談している






これに対し、米国防総省のジョン・カービー報道官は同日、「今回の発言は残念なもので、台湾関係法が定めるアメリカの義務を果たそうとする私たちの意図とまったく合致しない」と記者団に述べた。バイデン政権が中台問題で声明を出したのは、これが初めて。



カービー氏はまた、「台湾をめぐる緊張が衝突へと至らなくてはならない理由は、まったく見当たらない」とした。



20日に発足したバイデン政権は、米中関係が悪化する中、人権、貿易、香港、台湾など幅広い問題で中国に圧力をかけ続けるとみられる。





中国と台湾の対立



中国と台湾は1949年に国共内戦が終わった後、別々に政府を樹立。中国は長年、台湾の国際的な活動を制限しようとしてきた。また、双方とも太平洋地域での影響力を争ってきた。



近年、双方の緊張は高まっており、中国は台湾を取り戻すためには軍事力の使用も排除しない考えを示している。



台湾と正式に国交を結んでいる国は小数に限られている。ただ、民主的な選挙を経て構成された台湾の政府は、多くの国と強い通商関係や非公式な関係を築いている。



アメリカは多くの国と同様、台湾とは正式な国交を結んでいない。一方でアメリカの台湾関係法は、同国が台湾に自衛の手段を提供するよう定めている。また、台湾へのいかなる攻撃も、アメリカは「深刻な懸念」とみなすと強調している。





(英語記事 China warns Taiwan independence 'means war'





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