コロナウイルスにより他の感染症対策が崩壊する恐れ(Sputnik日本)

コロナウイルスにより他の感染症対策が崩壊する恐れ(Sputnik日本)









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コロナウイルスにより他の感染症対策が崩壊する恐れ







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新型コロナウイルス





2020年04月17日 21:21






新型コロナウイルス感染拡大は、既に構築された他の感染症に対するグローバルな取組みを崩壊させる可能性がある。アメリカ疾病管理予防センターのこのような懸念をMedical Expressが伝えている。





今日、世界中のほぼ全ての医療の力がCOVID-19対応に集中しており、HIV結核コレラなどの他の感染症による死亡数が急増する恐れがある。WHO(世界保健機関)のマラリア・ポリオ撲滅といった使命も脅威に晒されている。







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例えばスーダン感染症対策プログラムは無期限に延期され、医師は全てCOVID-19の対応に追われている。それに加え、多くの患者が自宅隔離のため、他の病気の検査を受けることができず、医療ケアを受けられない状態にある。



コンゴでも同様に全ての医療体制がコロナウイルス対応に向けられている。その結果、医師は「はしか」の大流行を抑えることができず、6000人以上の命が奪われることとなった。



インドでは結核の新たな流行が始まる恐れがある。結核の診断はCOVID-19の蔓延が終わるまで後回しにされているからだ。ちなみに世界の結核患者の35%がインドに集中している。



現在、世界のコロナウイルス感染者は200万人を超えている。そのうち80%を米国、スペイン、イタリア、フランス、ドイツ、英国、中国、イラン、トルコの9か国が占めている。





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