台湾と日本は安全確保のための対話、より活発に=呉外相(フォーカス台湾):阿修羅♪

台湾と日本は安全確保のための対話、より活発に=呉外相(フォーカス台湾):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/17/china12/msg/794.html











http://japan.cna.com.tw/news/apol/201810070004.aspx





台湾と日本は安全確保のための対話、より活発に=呉外相





【政治】 2018/10/07 19:54







呉ショウ燮氏





台北 7日 中央社)呉ショウ燮外交部長(外相)は、台湾と日本が直面している地域的な軍事的脅威は非常に近いものだとした上で、台日間は安全確保のための対話をより活発に行っていくべきだとの考えを示した。4日に行われた中央社の単独インタビューで述べた。(ショウ=金へんにりっとう)



呉部長は、中国の軍用機や軍艦が沖縄本島宮古島の間の宮古海峡を抜けて南下した際には台湾に脅威が及ぶと指摘。一方、中国の軍用機や軍艦が台湾南方のバシー海峡を北上すれば、日本にとって脅威となると述べ、台日間の情報交換面での協力深化に期待を示した。自民党の有志議員が日本版台湾関係法(仮称)の策定を目指していることには、感謝を示した。



台湾が2011年から福島など5県産食品に対して続けている禁輸措置の解禁については、国内で食品に対する安心が確保できるかどうかが鍵となると説明。輸入解禁の是非は、科学的な根拠に基づいた国際的な基準にのっとって考えられるべきだとの見解を示しつつ、そのためには意思疎通や関連機関の努力が必要になると述べた。





▽外交部、災害時のコールセンター設置を検討





呉部長は、外交部(外務省)は現在、海外での災害時に現地に滞在している台湾人を支援するためのコールセンターの設置を検討していると明かした。救助が必要な台湾人の問い合わせに応じ、要請の内容によって対処すべき機関を判断するのが狙いだという。



先月初旬、台風21号の影響で関西国際空港に多くの人が取り残された際、助けを求めた台湾人旅行客に対する台北駐大阪経済文化弁事処(総領事館に相当)の対応が適切でなかったとする批判が上がった。同14日には、処長だった蘇啓誠氏が自殺。同処への批判を苦にしての自殺とみられている。



呉部長は、海外での緊急時の救助に関する対応について検討が必要だとする声が外交部内で多数上がっていると説明。救助への対応が出先機関の職員の負担となり、外交業務に支障をきたすことは防ぐ必要があるとの考えを示した。



同部内では、現地の台湾人を支援すると同時に、出先機関の職員の権利を保障するための改革案の話し合いを重ねているという。改革案の内容は今月末までに固まるとの見通しを示した。





(顧セン/編集:楊千慧)