テロリズム:2020年東京五輪を守るための法律をめぐる論争(RFI):阿修羅♪
http://www.asyura2.com/17/senkyo227/msg/637.html
(Terrorisme: polémique autour d'une loi visant à protéger les JO de Tokyo 2020: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20170615-terrorisme-polemique-loi-proteger-jo-tokyo-2020-jeux-olympiques
日本|テロリズム|2020年五輪
テロリズム:2020年東京五輪を守るための法律をめぐる論争
記者 RFI
発表 2017年6月15日・更新 2017年6月15日13:09
2020年東京五輪のための日本の首都での建設現場、2017年5月23日。
REUTERS/Issei Kato
日本の国会は2020年東京五輪のためにテロリズムと戦うための法案を可決した。この法律が憲法で保障された個人の自由を侵害すると考えた人権擁護諸団体は激しく反対した。
報告 RFI東京特約記者、フレデリック・シャルル
日本弁護士会はこの法律の中身に含まれる罪状のリストに、テロリズムや組織犯罪に全く関係のない無免許でのボートレース参加や自然保護区での植物盗掘が盛り込まれていることに懸念を抱いている。法務省によれば、地図と双眼鏡を手に公園を訪問した人は、極論を言えば、テロ攻撃準備の疑いで逮捕される可能性がある。
日本弁護士会によれば、政府の行為に反対する市民への恣意的な盗聴を容易にするよう法律の目的がねじ曲げられる懼れがある。この新しい法案は日本がファシズムの時代だった1930・40年代の公共の秩序維持のための諸法制を思い出させると、大学人たちやジャーナリストたちは考えている。当時、市民は戦争を拒否したり、政治的な罪を犯したり、社会的権利を主張したりしたために逮捕されていた。
先頃の文書でプライバシーについての国連特別報告者ジョセフ・カナタチ氏は日本政府への不安を隠さなかった。この法律は曖昧で人々のプライバシーの保護や表現の自由を制限するものだと、彼は語る。日本は既に世界で最も管理が厳しく最も安全な国の1つだ。
→再び読む:アフリカが2020年五輪のために「勝利の戦略」を定めた