日本:福島原発の重大性を最上級に引き上げ(RFI):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/284.html









(Japon : la gravité de l'accident de la centrale de Fukushima relevée au maximum: RFI)

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20110412-japon-gravite-accident-centrale-fukushima-relevee-maximum





日本/原子力

記事発表:2011年4月12日火曜日

最終更新:2011年4月12日火曜日






日本:福島原発の重大性を最上級に引き上げ





RFI











日本当局は、2011年4月12日火曜日、福島第一原発で発生した事故の重大性について、1986年のチェルノブイリ発電所事故の時に認定されたのと同じ水準の、レベル7と推定されると発表した。火曜日はその前日に続き、強い余震が感じられた。





RFI東京駐在記者フレデリック・シャルルの報告





福島の事故をチェルノブイリと同じレベルに引き上げた決定は、今日の午後5時に発表された。「こんな時間に何が起きたのだ?」と東京の独立系の専門家はいぶかしんだ。



チェルノブイリでは爆発が起こり、原子炉の格納容器がなくなっていた。福島では、格納容器は存在し、衝撃にも耐えている。確かに、6基の原子炉のうち、3基が損傷している。それでも、唯一言い逃れできなかったことがあるとすれば、それは発火した燃料の冷却プールだ。



東京電力がいま危惧していることは、福島で放出される放射能が、最終的に、チェルノブイリで放出された放射能を超えることだ。しかし、今のところ、チェルノブイリのときの10%しか、福島では放出されていない。





状況は危機的だが、安定している





今回の福島原発事故ををめぐって政府が起こす混乱が、余震以上に、日本国民の心に重くのしかかっている。独立系の専門家たちにとって、原子力安全・保安院の今回の決定は、やっつけ仕事のやり直しだ。



菅直人首相は、自分の感情に負けたのだ。確かに、今日の午前中、別の余震の後、福島原発で火災が発生し、初期の段階で速やかに消火されている。昨日は、マグニチュード7の地震の後で、発電所内で15分間の停電が起きた。それでも、福島はチェルノブイリではない。



専門家たちに言わせれば、菅直人首相はパニックに負けたのだ。余震は福島や東京の近くで続いて起きている。発電所は、浅い地底で地震の運動を引き起こしていると考えられる、断層の上に位置しており、そのため、非常に危険だ。東京は破壊力のある地震に弱い。発電所では、危機的だが、安定した状況が続いている。その専門家たちにすれば、今の時点で、福島をチェルノブイリになぞらえる理由はない。











(投稿者より)



フランスRFIサイトに掲載された記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。



危険な場所なら、最初から建設すべきではありませんでした。しかし、事態はすでに、その結果に対する責任を誰が、どのような形で引き受けるか、という段階です。



各種の報道を見る限り、東電も、政府も、責任を積極的に引き受ける意思はないようです。そのことに、憤りを感じています。