「安倍首相の福島原発視察」(RFI, DW Englishの記事):阿修羅♪

「安倍首相の福島原発視察」(RFI, DW Englishの記事):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/13/genpatu33/msg/702.html





(Japon: à Fukushima, Shinzo Abe promet la fin des fuites radioactives: RFI)

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20130919-shinzo-abe-fukushima-promet-fin-fuites-radioactives





日本−記事発表:2013年9月19日木曜日11:30−最終更新:2013年9月19日木曜日11:30





日本:福島で安倍晋三氏が放射性の水漏れを終わらせると約束する





福島の汚染水タンクを目の前にする、日本の原子力規制委員会(NRA)のメンバーたち。

REUTERS/Nuclear Regulation Authority/Handout via Reuters






記者 RFI





日本では首相が福島を訪ねた。9月19日木曜日の午前中、安倍晋三首相は事故による損害を受けた原発を訪問した。日本政府が汚染水の処理を改めて引き受けると決めてから初めてだ。水は原子炉冷却のために使用され、その一部が太平洋に流出していた。安倍政権は動かないままでいないと、首相は目に見えるように示したかったのだ。





報告 RFI東京特約記者フレデリック・シャルル



つなぎの防護服と放射線防護マスクを身につけ、安倍晋三首相は福島原発用地の汚染水貯蔵タンクを訪ねた。タンクは1000基が緊急に建設されている。そして、数基のタンクの間の近くで、高レベルの放射性の水漏れが表示された。



こうした非常に放射性の強い水の一部は太平洋に流出し、このため、中国や韓国の側から抗議を受けた。発電所を運営する東電の無力さを目の当たりにし、安倍晋三氏は福島で、水漏れを食い止めるために今後は安倍政権が第一線に立つと明言した。





300トンの放射性の水



この資格により、2014年3月末までにこの問題を解決するよう、安倍氏は東電に命令した。事故発生当初から、毎日300トンの放射性の水が太平洋に流出している。それでも、この日本首相は、汚染水は「発電所の港内0.3平方キロの水域内でブロックされている」と繰り返した。



異例な出来事だが、ウィーンの国際原子力機関(IAEA)は日本を批判し、放射性の水が海洋に広がらないよう、日本はもっと速やかな介入が可能だったはずだとの考えを示した。



発電所に2度目の訪問を行うことで、安倍晋三氏は、受け身の姿勢を止めたいとの政府の意思を示すとともに、日本が原発を使わないで過ごすことはできないと国民にアピールしたのだ。







タグ:エネルギー環境日本安倍晋三











(Japanese premier orders last Fukushima reactors decommissioned: DW English)

http://www.dw.de/japanese-premier-orders-last-fukushima-reactors-decommissioned/a-17099810





アジア



日本首相は福島の最後の原子炉の廃炉を命令する





安倍晋三・日本首相は、福島第1原発の無傷な5号機と6号機の廃炉を命令した。彼の決定は、損傷した原子炉からの地下水汚染を受けたものだ。









安倍首相は木曜日、東京電力(TEPCO)に対し、現存する福島の原子炉を解体するよう命令した。2011年の津波による大きな被害を受けた原発の水処理作業を、安倍政権が主導すると約束してから2週間余りが経ったばかりだ。



共同通信によれば、安倍氏は進行中の汚染水漏れの問題を視察するために発電所を訪問した際に、5・6号機の廃炉を命令した。



東電は既に損傷した1〜4号機の解体を決めている。この発電所には合計6基の原子炉がある。



損傷した原子炉を冷却するために使われた放射性の水は、漏れて地元の地下水に入り込んでいる。独力で水漏れを止めることは不可能と東電が明言したことを受け、日本政府は水処理作業を引き受ける介入を行うことにした。





汚染された地下水



東電によれば、300トン程度の中程度の汚染地下水が毎日海洋に流れ込んでいる。



東電はそれとは別に、この月曜日に台風18号が日本を襲ったため、低レベルの放射線に汚染された水1,130トンを海洋に投棄したと述べた。



「主に雨水であることが分かった以上、水の貯蔵量には限界があるので、水を囲いから放水した」と、東電の担当者は語った。



日本政府は水漏れを止めるために、4億7300万ドル(3億4900万ユーロ)の拠出を決めている。発電所の下方の地面を凍らせ、周囲の環境から原子炉の汚染水を効果的に閉め出すことを、政府は計画している。この計画では、パイプを地中に配し、その周囲に特別な冷却材を循環させ、パイプ付近の土壌を凍らせることになっている。





2020年オリンピックへの懸念



安倍首相は9月初め、ブエノスアイレス国際オリンピック委員会(IOC)で演説し、福島の問題が2020年の東京オリンピックに影響することはないと述べ、当局者を安心させようとした。



「一部の人は、福島について懸念を抱いているかも知れない」と安倍氏は語った。「事態が統御されていることは、私が保証する。東京にはいかなる悪影響もこれまで及ぼしたことはなく、今後も及ぼすことはない。」







slk/xx (AFP, dpa, Reuters)



発表 2013年9月19日












(投稿者より)



RFIサイトと、ドイチェ・ヴェレの英語サイトに掲載された記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦ください。



発電所に2度目の訪問を行うことで」"En se rendant dans la centrale pour la deuxième fois"とあります。その前の訪問はほぼ9ヵ月前の2012年12月末で、安倍政権発足直後でしたが、どうせただのパフォーマンスだと思っていたので、記事のご紹介はしませんでした。ただ、汚染水の問題が2011年夏の時点で分かっていたのなら、前回の訪問の際に何らかの手を打つべきだったかも知れません。